放射能よりストレスのほうが危険?自主避難者への否定的対応がストレスとなっていることを認めない/考えない現実
- hijijikiki
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このまとめと関連するまとめ→「科学的証明が先か、安全重視か:低線量の放射線被曝・水俣や肝炎・薬害・津波・インフルエンザなどに予防原則・予防的な対策が適用されてきた/されてこなかったのか」http://togetter.com/li/221741
放射能の影響は疫学的有意差が認められるまで無いことになる一方で、ストレスがやたらと世の中で認められつつある。不思議だ…。政府に言わせりゃ放射能よりストレスのほうが危険ぐらいの勢いだけど、それに対して「統計データは?」とか聞く人、いないんだね。
2011-12-14 14:43:48@azu_umi 放射能の影響は疫学的有意差が認められるまで無いことになる>それって推進派が言っているだけでは?因果関係は不明でも、状況証拠だけでも大事をとって安全第一で、避難など安全策を取ることは、合意があれば政策的に十分可能なのでは?(続く
2011-12-15 22:02:09@azu_umi 続)津波やインフルなど安全策を取る=予防原則に沿った場合/沿わない場合等のまとめ「科学的証明が先か、安全重視か:低線量の放射線被曝・水俣や肝炎・薬害・津波・インフルエンザなどに予防原則・予防的な対策が適用されてきた/され」http://t.co/D8dwEPft
2011-12-15 22:02:52@azu_umi ストレスがやたらと世の中で認められ>てますね。確かに都市的生活、競争激化・ネオリベ化など、身の回りにストレスが多い人が増えてきて、話題になりやすく俗情に訴えやすい。更にストレス→心因性→心のケア→カウンセリングへ、という誘導があり、(続く
2011-12-15 22:03:36@azu_umi 続1)政治・社会問題を心のケア・心がけの問題にすれば、為政者・統治者にとっては都合がよいという事情があるでしょう。「放射能よりストレスのほうが危険」は、推進派が、放射能の影響を不安に思うことがストレスになるから、不安をかき立てる慎重派の言説が有害、と言う人も。
2011-12-15 22:04:13@azu_umi 続2)しかし逆も言えるはずでは。放射能に不安を抱く人の態度を否定的に扱ったり、不安を軽視・否定したり、相手にせず無視したり、変人扱いすることも同様にストレスになるはず。このことは多くの自主避難者が指摘しているが、政府・官僚などは無視しているのでは。
2011-12-15 22:04:40@azu_umi 続3)ここで問題になるのは、放射能に対する不安が全くの杞憂であるのか、一定の裏付けのあるものなのかという点。チェルノブイリの知見を見れば、疫学的証明はされてないが、放射能の健康への悪影響を示すデータは多数あって、予防策を取る十分な理由があるだろう。
2011-12-15 22:05:12@azu_umi 続4)また鷲谷いづみ氏の「事故や避難に由来する精神的トラウマだけが問題とする推進派の主張は、野生動物にヒトの健康被害に酷似する影響が明瞭に認められることから妥当性を欠く」http://t.co/zm0zubfa
2011-12-15 22:05:47@azu_umi 続5)という研究からも、低線量の内部被曝の健康への影響よりも、それを不安に思うストレスのほうが影響が大きいなどと、単純に決めつけることはできないだろう。
2011-12-15 22:06:20@azu_umi とりあえずまとめました→「放射能よりストレスのほうが危険?自主避難者への否定的対応がストレスとなっていることを認めない/考えない現実」 http://t.co/pvlxo1F5
2011-12-15 23:19:20いやあ、放射能の危険性に関しては証明されてないから口にするのもよくないってなら、ストレスの危険性はさぞがっちり証明されているんだろうと。そんなに因果関係はっきりしてるなら、皆さん職場のストレスに起因する健康被害なんかガンガン労災申請すべきですよねえ…。 @hijijikiki
2011-12-16 15:43:13@azu_umi 因果関係はっきりしてるなら、皆さん職場のストレスに起因する健康被害..労災申請>因果関係わかりませーん、で却下でしょう。因果関係が証明されたとしても、他の人がOKなのだから、あなたの適応不全が問題なので、それを治しましょう、という個人の問題にされる方向が。(続く
2011-12-16 20:32:08@azu_umi 続1)職場問題でも、放射能問題でも、政治・社会・環境などの機構の問題を個人の内面の問題に矮小化する傾向が。ストレス→心因性→カウンセリングまたは薬物療法という流れは、因果関係不明確の場合は特に、大々的に取り入れられていて、流行ってます。
2011-12-16 20:32:59@azu_umi 続2)「社会はない。あるのは個人と家庭だけ」とサッチャーが言ったように、社会福祉・公的扶助を無くして、すべて自己責任、文句があれば、裁判などで個人の問題・責任として解決しろ、ってゆう流れがあって、金や余裕のない弱い立場では、何かを証明など超困難では。
2011-12-16 20:33:45@azu_umi 続3)経済的困窮などで自主避難できない立場の人を、因果関係が立証できないなら自己責任で、と言って、公的援助もせずに放置する傾向は、サッチャー、レーガン、中曽根以降のネオリベ化政策で、よりいっそうひどくなっているような。
2011-12-16 20:34:17以下に、鷲谷いづみ氏の記事:事故や避難に由来する精神的トラウマだけが問題とする推進派の主張は、野生動物にヒトの健康被害に酷似する影響が明瞭に認められることから妥当性を欠く。
1鷲谷いづみ氏(東大教授)「原子力災害が野生生物と生態系にもたらす影響と人々――チェルノブイリからの示唆」『科学』81(11)。崎山論文と同様、ヤブロコフらの報告(「帰結」と略す)に基づく。日本の放射線学者が根拠とするチェルノブイリ・フォーラムの報告(「遺産」と略す)と対照。
2011-11-03 09:09:532鷲谷氏「原子力災害が野生生物と生態系に…」『科学』81(11)。結論部分「…事故や避難に由来する精神的トラウマが人々を苦しめていることも想像に難くない。しかし、それらだけを健康被害や寿命短縮の主因とし、放射能の影響は小さいとする推進派陣営の主張が妥当性を欠くことは、」
2011-11-03 09:11:033鷲谷氏「原子力災害が野生生物と生態系に…」『科学』81(11)。「野生動物にヒトの健康被害に酷似する影響が明瞭に認められることから明かであろう。野生動物では精神的トラウマは問題にならない。喫煙も飲酒もせず、貧困問題からも免れている。それにもかかわらず、抗酸化物質が減少し、」
2011-11-03 09:11:304鷲谷氏「原子力災害が野生生物と生態系に…」『科学』11月。「免疫力、寿命、繁殖力のすべてが低下している。突然変異率の高まりも認められる。ヒトを含む生物全般への放射能そのものの影響は広範かつ深刻なものであると結論しなければならないだろう」。「帰結」に照らし「遺産」の危うさは露わ。
2011-11-03 09:12:29鷲谷いづみ氏「国際機関の論文においては予防的な姿勢が見られず、小児の甲状腺がんは明確であるが、その他、厳密な医学的証明のない健康被害は、放射線の影響としないという方針が貫かれている。(続く」http://t.co/zm0zubfa
2011-11-22 16:28:05続き)鷲谷いづみ氏「この見解と、現地で被害者の近くで研究を行っている研究者の見解との間には、非常に大きな齟齬がある。このことは、被害者の救済上にも大きな問題を提起しているのではないか。日本においては今後様々な問題が出てくるであろう(続く」 http://t.co/zm0zubfa
2011-11-22 16:30:25続き)鷲谷いづみ氏「日本においては今後様々な問題が出てくるであろう。その場合、予防的アプローチを重視しないと、多くの不幸な人が出てきてしまうのではないか」http://t.co/zm0zubfa
2011-11-22 16:31:35