改めて「傾聴」を考える~技法として/態度として~

心理臨床における傾聴とは何か,とまではいかずとも,技法として,あるいは態度として,臨床における役割とは何か,に関するさまざまな反応
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子鬼 @tak_konn

「話を聴く」っていうのはなかなか「出来ない」のを前提として、「なぜ聴けないか」を自らの逆転移や微妙なアクトインを手がかりにして内省した方が吉。言うまでもないか・・。基本だし、当たり前だから話を聴かなきゃいけないと態度問題にしてしまうと、生産性がないように思うんです。

2011-12-15 21:12:06
子鬼 @tak_konn

「話を聴いてもらう」ことで相手に何かが届けられているはず、という期待が高まる。その期待には相当その人らしさが含まれてる、というかなんらか本質が含まれているはず。「話を聴くこと」も「話を聴かれること」も大事。理由は微妙にズレる。

2011-12-15 21:21:29
子鬼 @tak_konn

「傾聴」については、ロジャリアンに登場願いたいところだが。勉強になるだろうし。

2011-12-15 21:23:17
子鬼 @tak_konn

カウンセリングのロールプレイの授業をやる時は「はい、こんにちはー。カウンセリングのロールプレイやります。受容・共感・自己一致が大事らしいので、そうしてください」と授業開始します。で、「難しいでしょ、どうしましょうか?うーん」という流れ。授業やってる方としては面白い。

2011-12-15 21:55:56
子鬼 @tak_konn

単純に上手/下手ってのはありますね。私も真っ当に話聴いてもらえるのは助かる。RT @ushisea :"@tak_konn: 「傾聴」については、ロジャリアンに登場願いたいところだが。勉強になるだろうし。" 上手い人にあたると、 こちら、クライアント側に光差しますからね

2011-12-15 22:00:02
hawawawah @hawawawah

訂正。「傾聴している」状態に含まれるCl側とTh側の要素とは何か、が問題なんですよね。not傾聴、はなんとなく言えるけど、傾聴とは双方にとって何かが曖昧なんですよね。

2011-12-15 21:58:39
hawawawah @hawawawah

自分はオリエンテーションは精神分析ですけど、座って話を聞いている状態にいて、ワークしているつもりでいながら、実はこちらの心の動きが止まっている(もしくはモニターできない)状態が、一応なんていうか一番厄介なように思います。でもま、後でその事態がわかれば、それが材料になるわけです。

2011-12-15 22:04:16
hawawawah @hawawawah

傾聴ってどの傾聴?状態

2011-12-15 22:09:57
hawawawah @hawawawah

訂正。さっきの、一応座って話を聞いている状態は、クライアントセンタードでの傾聴とは違うだろう、と思います。で、そんな状態で仕事してるのを傾聴してると勘違いしちゃだめだし、という戒めはなるほどご尤もだと思います。

2011-12-15 22:15:52
hawawawah @hawawawah

なんか言葉がすべてアナグラム化してきた

2011-12-15 22:17:07
hawawawah @hawawawah

傾聴しているだけ、っていう状態には何が欠けているのか。あと、傾聴している、って状態には何が含まれるのか。「傾聴している」と「傾聴してない」は互いにひっくり返しても重ならないのかとも思います。

2011-12-15 22:29:08
hawawawah @hawawawah

内的に能動的であれば、傾聴と言って良いのだろうか。

2011-12-15 22:30:31
hawawawah @hawawawah

ひっくり返しても重ならない。

2011-12-15 22:31:35
hawawawah @hawawawah

話してもらうために必要な、Th側の内的外的セッティングの一つが傾聴的態度か。

2011-12-15 22:42:59
hawawawah @hawawawah

あは~なんか当たり前のことになった~

2011-12-15 22:43:55
切り取り線 @kiri_tori

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2011-12-15 22:00:13
@rain_00

傾聴の話。僕達は職場3つ兼務だけど、それぞれ性質が異なり、職場1→職場2→職場3と枠構造として使えるツールが減り、職場3においては傾聴しか出来ないので、僕達の感覚としては、丸腰で前線に居るかのよう。僕は福祉屋な訳なので即ちソーシャルワーク技法が封印されるということを意味する。

2011-12-15 22:11:52
@rain_00

ソーシャルワーク技法が封印されているとは、つまりは介入出来ない構造枠(電話相談など)である。アセスメントを一応はするんだけど、情報の不足や真偽を確かめられないのでアセスメントの確定に至らない→介入出来ない、となる。匿名なことも理由としてある。そうなると聴くのみ、となる。

2011-12-15 22:15:27
@rain_00

ケースワークする際には、情報を集めていく中で、介入への道筋を考えているのだけど、それをしない=Cl.の物語にフォーカスすることに徹する、という形が傾聴になるのかな、と。なので、傾聴スキルは、Cl.が十分語れるような展開(相槌や質問の組み立て)を作っていくスキルなのかなあ、と。

2011-12-15 22:20:01
@rain_00

だから、傾聴と言っても全然受動的ではないし、むしろかなり能動的なプロセスじゃないのか?と思う。

2011-12-15 22:21:33
@rain_00

そういう、Cl.の物語を十分引き出す技法としての傾聴が全てのベースにあり、その上に、各種心理療法やケースワークが乗るのではないか。階層的なイメージ。Cl.の健康度によっては傾聴の階層だけで解決する訳で。

2011-12-15 22:23:33
psykoma @psykoma

「相手の言動にいつでも対応できるように、じっと身構えて待ち続ける姿勢」が、自分にとっての傾聴。 (パッと、思いつきで書いたから、後日違うこと書くかもしれないけれどw)

2011-12-15 22:34:26
@rain_00

それは居合の基本姿勢ような印象ですね。 RT @psykoma: 「相手の言動にいつでも対応できるように、じっと身構えて待ち続ける姿勢」が、自分にとっての傾聴。 (パッと、思いつきで書いたから、後日違うこと書くかもしれないけれどw)

2011-12-15 22:47:30
@rain_00

@hazuki_cheke Cl.の語りをどう捉えるのかは流派によって異なると思いますね。ナラティヴはどんどん語るし、SFAはトピックを絞ってやるし、そもそもの契約の目的が何かによる。ケースワークにおいても語りそのものは第一義的ではないと思います。

2011-12-15 22:54:39
@rain_00

電話相談は受け皿になってます。「だけ」の理由は、もう精神科医療に失望している、逆に見放されている、問題解決のためのエネルギーが不足している、等。根底では解決して欲しいと思ってるはず RT @rotemeister @moe_zou 「傾聴して欲しいだけの人」の受け皿ってどこ

2011-12-15 23:51:56