改めて「傾聴」を考える~技法として/態度として~

心理臨床における傾聴とは何か,とまではいかずとも,技法として,あるいは態度として,臨床における役割とは何か,に関するさまざまな反応
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めりごろう @meri5rott

同感です。傾聴、共感という言葉だけで、具体的にどうするのか説明できない方も多い印象。また私は力動派ですが、講義を受けた堀越先生のCBTの印象では、CBTの方が訓練も計画的にしっかりされていると感じました。RT @rotemeister: 「傾聴」「聴くこと」が簡単だなんて言うつも

2011-12-15 19:11:55
子鬼 @tak_konn

基本中の基本であるはずなのだけど、定期的に傾聴の価値が軽く見られることもあるなぁ、という印象を今日のTLから受けましてね。RT @rotemeister :どんな学派であっても「傾聴」というか「聴くこと」って基本中の基本であり、それだけを取り上げてどうこう言うことに意味があるのか

2011-12-15 18:41:48
子鬼 @tak_konn

初歩の学生でさえ「話を聴くのは大事ですけど、それだけではね」と言いたがる現状はあるので傾聴の価値は強調しておきたいです。その他の多様な介入は、本人の自己理解を深めるためにあると捉えるなら、それは最終的には本人がしっかり自分を考え言葉にするのを「傾聴する」ためにある、とも言えるかと

2011-12-15 18:51:43
子鬼 @tak_konn

「傾聴は基本ですし」との前置きに続けて「それに加えて・それだけでは」と主張が始まることが多い。「話を聴く」のは簡単なことではないし、ただ安らぎだけを与えるためでもないし、援助者らしい態度の顕れでもないし、人道的にそうすべきというわけでもなくて、心理的な治療の本質と関わるので大事。

2011-12-15 19:07:56
切り取り線 @kiri_tori

✄------------ PM 7:00 ------------✄

2011-12-15 19:00:13
*サイパブ @psypub

PCAの統合失調症/発達障害への展開である「プリセラピー」とか意欲的で面白いと思いますけどね。Pre-therapy,名前がずいぶん良いですね。

2011-12-15 18:41:08
*サイパブ @psypub

僕もいまいちロジャーズ派のことはよくわかってないのですが,岡村先生の『カウンセリングの条件』あたりを読むと,単に知らないことが多いなあと思う。つい,力動かCBTか,みたいな話に傾きがちな自分がいます。

2011-12-15 18:46:22
*サイパブ @psypub

力動が,CBTが,誤解されてるのと同程度には,誤解されてると思う。

2011-12-15 18:47:07
*サイパブ @psypub

傾聴では対応できない,というのは,たとえば自由連想法では対応できない,とか,認知再構成法では対応できない,とか,技法としての話をしてるんなら,そんなのに万能なアプローチはないだろうなと思う。では,基本的な態度としてはどうか,というところは,そんなにバッサリきれそうな気はしない。

2011-12-15 18:56:49
*サイパブ @psypub

前にゲシタルトさんが,うつ病の傾聴型のカウンセリングにはエビデンスがあると仰ってたけど,もちろん障害の種類や病態に応じて,適応範囲はあるだろうし,それに特化したアプローチもあるんだろうと思う。ただそれがPCAのセラピストがくまなく身につけているか,はわからない。

2011-12-15 19:00:44
*サイパブ @psypub

むしろ,これは前にデコスタさんが仰ってた気がしたけど,各学派ごとの,各学派の最新知見なり最新のアプローチに対する関心って果たしてあるのか,というのは問題になるのかもなと思う。そう考えると,自学派ですらそうなのに,ましてや,他学派の最新の展開なんて,誰も知らない可能性が高い。

2011-12-15 19:04:12
*サイパブ @psypub

むしろ,アセスメントがちゃんとできて,かつ,きっちりと傾聴ができたら,精神科領域ですごく使えるんじゃないかと思うんですけど,理解不足でしょうか?

2011-12-15 19:17:20
あくびこきぞう @akubi_kokizo

@psypub 「聞くこと」はアセスメントの手前にあることと思ってます。「いかに」聞くかの技術移転が難しいなあと思うこの頃。そういえば「傾聴」は定義がよくわからないのでわたしは言葉としては使いません。

2011-12-15 20:24:44
ままたろう @pneumium

@akubi_kokizo @psypub 私も「傾聴」ってハテナだなぁ。言葉ですでに自分の実体もそこにある体験も伴わないかんじ。いわかん。

2011-12-15 20:35:07
*サイパブ @psypub

@akubi_kokizo より普遍的な,面接の技術として,「いかに」聞くか,というのは,議論されて良いことだし,議論されてきたところだと思います。ただそういうときに,思い浮かぶのが,土居先生とか神田橋先生とか,というところで僕も偏ってるんだなと思います。

2011-12-15 20:41:34
*サイパブ @psypub

@akubi_kokizo 「聞くこと」はアセスメントの手前にある,については仰るとおりかなと思い,技法的というよりは,やっぱり基本的な態度として,「聞く」ことを捉えてらっしゃるのかな,と思った次第です。

2011-12-15 20:42:58
あくびこきぞう @akubi_kokizo

@psypub 「基本」かつ「結構テクニカルなこと」と思っています。「この治療者とやっていこう」と思うのに「聞かれた」体験はかなり大切かと。技法や学派関わらず初回面接に共通する「聞く」技術はありそう。(そっから先はいろいろになりそう)

2011-12-15 20:54:15
*サイパブ @psypub

@akubi_kokizo 初回面接のための「聞く」技術,という書籍タイトルが思い浮かびました!

2011-12-15 21:06:01
あくびこきぞう @akubi_kokizo

@Alln_mai_Hands @psypub おそらくまいさんやわたしの受けた教育もあるかもしれません。医学教育では「傾聴」という言葉はあまり使われない(たぶん)。

2011-12-15 21:06:31
あくびこきぞう @akubi_kokizo

@psypub 売れそう!しかし文字では「何を」にウェイトがかかりそう。自分の役にたったのはロールプレイビデオ撮り+患者役からのフィードバックでした。

2011-12-15 21:09:01
*サイパブ @psypub

@akubi_kokizo @Alln_mai_Hands なるほど。逆に考えると,ロジャーズ的な傾聴が資する可能性もあるかもしれない,などと思いました。

2011-12-15 21:10:14
あくびこきぞう @akubi_kokizo

@psypub @Alln_mai_Hands ロジャーズ的なそれ「受容、共感、自己一致」(だっけ)ってあり得ないくらい困難なハードルだと思ってます。特に最後のが。

2011-12-15 21:12:49
ままたろう @pneumium

@akubi_kokizo @psypub やはりあくびさんすきや。同じこと今おふろで考えてた。そう、ロジャースの技法(と、呼ぶのも今ひとつ自己不一致)まぁ理論ですか。「 わかるよね、でも理想論だよね」って感。そこに囚われるだけになりそ。ベースのエッセンスに一部組み込まれてるかな

2011-12-15 21:41:08
*サイパブ @psypub

傾聴話,なかなか一筋縄でいかず,面白いですね。

2011-12-15 21:20:50
切り取り線 @kiri_tori

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2011-12-15 21:00:13
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