NHKスペシャル 原発危機 メルトダウン ~福島第一原発 あのとき何が~
原発事故は、津波だけが原因であるかのごとくに語られ、ストレステストを経て、政府は再稼動しようとしているようだ。しかし、慎重にしなければならない。1号機については地震の揺れで、重要な配管に損傷があったことも、ほぼ確定的になりつつある。耐震設計審査指針の見直しと、バックフィットが必要
2012-01-21 14:39:24事実誤認とは、全ての原因を、津波による全電源喪失に帰していたが、地震による配管の損傷を否定できる材料はない。保安院資料には、「津波であり、地震ではないと推定される」と微妙な書きぶりになっており、「推定される」とは如何なる意味か、と見抜ける目がなければ、津波と思い込まされる。残念
2012-04-17 22:50:12原発再稼動に関する閣僚会合が策定した安全基準は、福島第一の事故原因を津波にしている。しかし、保安院は「地震による配管の損傷で、7.2トン/hの冷却水喪失を仮定した場合と、実際の原子炉圧力や温度の推移は一致する」というシミュレーション結果を報告書にまとめている。
2012-04-19 20:54:55原発再稼動関係閣僚会合議事録問題。陪席していたエネ庁の幹部派、原発PTで「自分達が退席した後の閣僚だけの議論は、録音機をテ-ブルに残し、テ-プ起こしをして議事要旨を作成中です」と明言した。公開が必要。
2012-04-18 21:29:20じゃあ、何故地震による配管の損傷が政府の会議で話題にならないのか?簡単なことだ。保安院が、会議の中で説明しないからである。分厚い資料の説明で、そこだけ素通りするのだ。まあ、国会事故調は見逃さないと思うけど。
2012-04-19 21:00:52私も、あらゆる機会を捉えて、配管損傷の可能性を発言しているが、大手マスコミは書かない。なぜなら、マスコミは必ず保安院に確認を取るからだ。その時の保安院の解答は「解析結果は、その通りです。でも損傷面積が0.3平方センチで微小な損傷で、影響はなかったと推定できます」
2012-04-19 21:10:580.3と聞くと、誰もが微小だと思う。しかし、原子炉圧力は70気圧。70気圧で冷却水が噴出すると、7.2t/hという喪失量になる。しかも長時間にわたる全電源喪失の間噴出し続けるのだ。だから、津波だけに事故原因を求めるのは間違っている。従って安全基準も、十分なものではない。
2012-04-19 21:20:25