小林 亜希子・吉田 智行(著)『破格の構造』(畠山雄二編「ネイティブ英文法」第2巻)

シリーズ編者・畠山雄二先生 @bot82460412 による内容紹介ツイートをまとめました。 書籍情報はこちらから https://www.asakura.co.jp/detail.php?book_code=51672
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畠山 雄二 bot @bot82460412

イギリス英語とアメリカ英語の違い:railway-railroad(鉄道)、petrol-gas(ガソリン)、chips-French fries(フライドポテト)、colour-color(色)、realise-realize(気づく)、centre-center(中心)『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-23 07:28:47
畠山 雄二 bot @bot82460412

I am not sure that I’ll go, but I may do(行くかどうか確信はないけど行くかもしれないよ)の話し手はアメリカ人以外である可能性が高い。アメリカ人なら最後のdoをとってI am not sure that I’ll go, but I mayというはず。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-23 10:03:30
畠山 雄二 bot @bot82460412

I’ve just gotten a new car(新しい車を買ったばかりだよ)の話し手はイギリス人である可能性が低い。イギリス英語ではhave gottenの形でgottenを使うことはまずないから。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-23 18:04:25
畠山 雄二 bot @bot82460412

The government is/are in favor of economic sanctions(政府は経済制裁を支持している)でareを使うのはイギリス英語話者。というのも、governmentはイギリス英語では単複両方の扱いができるがアメリカ英語では単数扱いが普通だから。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-24 07:20:34
畠山 雄二 bot @bot82460412

Sue/Sue’s just finished her homework(スーは宿題をやり終えたばかり)で完了形のhaveを使わないのはアメリカ英語話者。アメリカ英語ではSue just finished her homeworkのような過去形で完了形の意味が表されるから。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-24 12:06:11
畠山 雄二 bot @bot82460412

I insisted that he (should) take the documents with him(彼が証拠書類をもっていくよう私は強く言った)で、仮定法のshouldを使うのはイギリス英語話者。アメリカ英語話者は仮定法のshouldを使わない。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-24 18:01:06
畠山 雄二 bot @bot82460412

It’s clear who/whom they had in mind(彼らが誰を念頭に置いているかは明らか)では本来ならwhomを使うべき(who/whomはhadの目的語だから)。でもイギリス英語でもアメリカ英語でもwhoを使う方が多い。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-25 07:18:29
畠山 雄二 bot @bot82460412

イギリス英語とアメリカ英語の方言では、We was going to the store(俺たちその店に行くつもりだった)やA: Yes, I was a nurse. B: Was you?(え、君が?)のように、本来wereを使うべきところであえてwasを使うことがある。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-25 12:29:18
畠山 雄二 bot @bot82460412

方言では、主語がどんなものであれ、I says no, Andrea, you’re not adapted(アンドレア、あんたは養子じゃないって)やOh yeah. Whatever they want they getsに見られるように、三人称単数現在の動詞の形が使われることがある。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-25 17:58:18
畠山 雄二 bot @bot82460412

Longman Spoken and Written English Corpusによると、I sayとI saysは同じくらいの割合で使われる:”Where did you put my coat?” he says. “I never touched it,” I says.のI saysのようなものは日常会話でよく見かける。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-26 07:29:42
畠山 雄二 bot @bot82460412

アメリカ英語とイギリス英語の両方の方言において、人称や数に関係なく動詞の原形や助動詞のdon’tが使われることがよくある:She walk a mile every day.やHe don’t like me anymore.『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-26 11:57:17
畠山 雄二 bot @bot82460412

アメリカ英語とイギリス英語の両方の方言において、強く発音する必要のないbe動詞が省略されることがある:He tallやThe runningやHe talking『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-26 17:48:14
畠山 雄二 bot @bot82460412

アメリカ英語とイギリス英語の両方の方言において、They were by the pub what we stayed in(彼らは俺たちがいたパブの近くにいた)のように、本来関係代名詞のthatやwhichを使うところをあえてwhatを使うことがある。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-27 07:43:03
畠山 雄二 bot @bot82460412

短縮形はインフォーマルなスタイル。よって、don’tやcan’tは日常会話や手紙で使うのはかまわないが、学術論文などでは使わないほうがよい。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-27 11:59:07
畠山 雄二 bot @bot82460412

be going toを使うとインフォーマルな感じがする。その一方、willはスタイル的には中立。インフォーマルでもフォーマルでもない。だからこそ、フォーマルな場ではwillを使った方がいい。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-27 18:01:55
畠山 雄二 bot @bot82460412

be going toとwillにはスタイル以外にも使い方の点で違いがある。be going toはあらかじめ予定されていることに対して使われるのに対し、willはその場で思いついたことに使われる。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-28 07:39:19
畠山 雄二 bot @bot82460412

gonnaやwannaはインフォーマルなメールなどで使うのなら問題ない。くだけすぎた印象を与えたくないのであれば、going toやwant toを使ったほうがいい。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-28 12:47:33
畠山 雄二 bot @bot82460412

インフォーマルな文書でのみ、becauseを’causeと書いたりloveをluvと書くことが許される。フォーマルな文書で書くとアウトである。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-28 18:55:25
畠山 雄二 bot @bot82460412

Let’s go for a walkはLet us go for a walkの短縮ヴァージョンであるが、前者はインフォーマルな場で使われるのに対して、後者は学術論文や教会の集会などのフォーマルな場で使われる。また後者には「〜させてください」の意味もある。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-29 07:27:43
畠山 雄二 bot @bot82460412

インフォーマルな状況で「私にあなたの手伝いをさせてね」の意味でLet’s give you a handということがある。本来ならLet me give…となるべきところだが、Let usの短縮ヴァージョンであるLet’sをあえて使うことがある。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-29 12:57:29
畠山 雄二 bot @bot82460412

Anyone can enter the drawing(誰でもくじ引きに参加できる)とAny one of the tickets may win(どの1枚にも当選する可能性がある)からわかるように、anyoneは「誰でも」の意味でany oneは「どの1つ/1人にも」の意味。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-29 16:56:19
畠山 雄二 bot @bot82460412

Everyone is here(みんなここにいる)とEvery one of the students is here(学生1人1人がみんなここにいる)からわかるように、everyoneよりevery oneの方が「個」に重きを置いている。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-30 07:23:08
畠山 雄二 bot @bot82460412

When you affect a situation, you have an effect on itからわかるように、affectは「なにかに影響を及ぼす」という意味の_動詞_で、effectは「なにかから影響を受けた結果や効果」を意味する_名詞_。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-30 17:49:10
畠山 雄二 bot @bot82460412

literallyは「文字通りに」の意味であるが、He will literally turn the world upside down to combat cruelty or injusticeにあるように、「本当に」や「信じられないかもしれないけど」の意味で使うことがある。誤用が正用になりつつある『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-31 07:42:51
畠山 雄二 bot @bot82460412

somethingを修飾する形容詞はsomethingの後ろにくる。でも、That nasty something has reappeared(あの厄介なものがまた現れた)のように、somethingが文脈から何を指しているか特定できるときはsomethingの前に形容詞がこられる。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-31 12:01:00
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