小林 亜希子・吉田 智行(著)『破格の構造』(畠山雄二編「ネイティブ英文法」第2巻)

シリーズ編者・畠山雄二先生 @bot82460412 による内容紹介ツイートをまとめました。 書籍情報はこちらから https://www.asakura.co.jp/detail.php?book_code=51672
2
前へ 1 2 ・・ 9 次へ
畠山 雄二 bot @bot82460412

afterwardsの後ろには名詞がこなくてもいいがafterの後ろには名詞がこないといけない。でも、Kim came at 6 and Pat arrived shortly afterのように、afterの前にshortlyやlongがあるとafterの後ろに名詞がこなくてもOK。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-10-31 18:14:26
畠山 雄二 bot @bot82460412

主語にas well asやalong with、そしてtogether withやaccompanied byなどがあると、[An old man as well as several women] were at homeにあるように、主語と動詞の一致をミスすることがネイティブにも普通にある。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-01 10:14:35
畠山 雄二 bot @bot82460412

主語がnone of Xの場合、[None of the books] has/have been placed on the shelvesにあるように、主語は動詞と単数と複数の両方で一致する。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-02 07:22:17
畠山 雄二 bot @bot82460412

[None of the books] has/have been placed on the shelvesでhasのときは「特定の複数の本のどの本も1冊たりとも棚に置かれていない」の解釈になり、haveのときは「特定の複数の本がぜんぶ棚に置かれていない」の解釈になる。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-02 10:07:05
畠山 雄二 bot @bot82460412

[None of the mixture] is/*are left(混合物は何も残らなかった)で動詞がareになれないのは、mixtureが数えられない名詞(不可算名詞)でそもそも複数の解釈ができないから。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-02 17:30:31
畠山 雄二 bot @bot82460412

either X or Yで、XとYが単複で一致しないときは、[Either Mary or the twins] ?is/?are sure to goと[Either the twins or Mary] ?is/?are sure to goからわかるように、動詞が単数で呼応しても複数で呼応しても文の容認度は落ちる。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-03 10:48:09
畠山 雄二 bot @bot82460412

neither X nor Yで、XとYが両方とも単数名詞であっても、[Neither Mary nor John] is/are here yetに示されるように、動詞は単数でも複数でも呼応できる。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-03 18:01:35
畠山 雄二 bot @bot82460412

neither X nor Yで、XとYが単複で一致しないとき、[Neither Mary nor the twins] ?is/are here yetと[Neither the twins nor Mary] ?is/are here yetにあるように、動詞は複数で呼応する。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-04 07:25:33
畠山 雄二 bot @bot82460412

neither X nor Yで、XとYがともに複数名詞のときは、[Neither the twins nor their parents] *is/are here yetにあるように、動詞は複数で呼応する。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-04 12:39:46
畠山 雄二 bot @bot82460412

[These ten days] we spent in Florida *was/were fantasticでは動詞が複数呼応している。These ten daysのTheseからわかるように、ten daysの「10日」が「個々」のものと捉えられているから。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-04 18:56:54
畠山 雄二 bot @bot82460412

[That ten days] we spent in Florida was/*were fantasticでは動詞が単数呼応している。That ten daysのThatからわかるように、ten daysが「1つ」の「まとまり」として捉えられているから。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-05 07:23:08
畠山 雄二 bot @bot82460412

[Eighteen years] is a long time in the life of a motor car(18年は自動車の耐用年数としては長いほうである)では動詞が単数呼応している。「1つ」の「まとまり」と解釈されるa long timeといった単数名詞があるから。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-05 10:24:09
畠山 雄二 bot @bot82460412

[Our chef and chauffeur] has/*have decided to emigrate(私たちの料理人でもあるお抱え運転手は移住することになった)で動詞が単数呼応しているのは、chefとchauffeurが同一人物であるから。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-05 17:51:49
畠山 雄二 bot @bot82460412

[Eggs and bacon] is/are good for youでは、動詞が単複両方で呼応可能である。主語のEggs and baconを「ハムエッグ」という「1つのまとまり」として捉えることができれば、「卵」と「ベーコン」の2つに分けて捉えることもできるから。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-06 07:21:14
畠山 雄二 bot @bot82460412

The committee, who are hoping to announce important changes, ...で動詞が複数呼応しているのは、The committeeが委員会を構成する「個々の」構成員を問題にしているから。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-06 10:12:36
畠山 雄二 bot @bot82460412

The committee, which is elected at the annual meeting, ...で動詞が単数呼応しているのは、The committeeが「1つ」の「まとまり」としての「その委員会」を意味しているから。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-06 19:32:26
畠山 雄二 bot @bot82460412

The committee haven’t yet made up their/*its mindでは動詞が複数呼応している(動詞がhasではなくhaveになっていることに注意)。だからこそ、主語のThe committeeを受ける代名詞が複数のtheirになっている。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-07 07:23:30
畠山 雄二 bot @bot82460412

everyone, someone, anyone, no oneを指す代名詞として、Everyone thinks they have the answerに見られるように、最近では性的に中立なtheyが使われる。この傾向は16世紀頃からあり、今日ではフォーマルな文書でも見られる。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-07 10:11:46
畠山 雄二 bot @bot82460412

there構文でisが短縮されてthere'sになると、Gary, there’s apples if you want oneやThere's only four bottles leftにあるように、真主語が単数でも複数でもかまわなくなる。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-07 17:52:30
畠山 雄二 bot @bot82460412

Here’sとHow’sとWhere’sでは、Here’s your shoesやHow’s things?やWhere’s your CDs?にあるように、インフォーマルな日常会話に限られるが、主語が複数でも問題なくなる。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-08 07:27:27
畠山 雄二 bot @bot82460412

12世紀頃までの古英語の格変化(nam(名前)を例に):単数主格 nam-a、複数主格 nam-an、単数目的格 nam-an、複数目的格 nam-an、単数所有格 nam-an、複数所有格 nam-ena、単数与格 nam-an、複数与格 nam-um 『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-09 07:39:04
畠山 雄二 bot @bot82460412

2人の会話Who’s there? It is I/It’s meにおいて、 be動詞の後はIでもmeでもどちらでもよい。ただ、Iの方がフォーマルである。また、主格のIを使うのはラテン語文法からの影響で「お高くとまった学者気取り」の感じがする。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-09 10:02:10
畠山 雄二 bot @bot82460412

It is I [who am at fault]からわかるように、主格のIを修飾する関係節の動詞は1人称単数で呼応する。一方、It is me [who is at fault]からわかるように、目的格のmeを修飾する関係節の動詞は3人称単数で呼応する。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-09 17:24:54
畠山 雄二 bot @bot82460412

be動詞の後ろに主格のIを置くのがフォーマルで目的格のmeを置くのがインフォーマルだとよくいわれる(同じことがIt is he/himやThat is she/herのような他の代名詞にもいえる)。ただ、実際のところ、meの方がIよりもよく使われる。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-10 07:25:32
畠山 雄二 bot @bot82460412

会話ではIt is I/heよりIt is me/himのほうがよく使われる。また小説やニュースでもIt is I/heよりIt is me/himのほうがよく使われる。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-10 10:05:37
前へ 1 2 ・・ 9 次へ