小林 亜希子・吉田 智行(著)『破格の構造』(畠山雄二編「ネイティブ英文法」第2巻)

シリーズ編者・畠山雄二先生 @bot82460412 による内容紹介ツイートをまとめました。 書籍情報はこちらから https://www.asakura.co.jp/detail.php?book_code=51672
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畠山 雄二 bot @bot82460412

動詞を伴わずに代名詞だけが使われるときは、Who ordered a taxi? ?I/Me(誰がタクシー読んだの?俺だよ)からわかるように、主格のIは使われず目的格のmeが使われる。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-11 08:02:09
畠山 雄二 bot @bot82460412

He could think of a few himself, I expect, him being so much in the business alreadyの分詞構文him being…のところを見てわかるように、インフォーマルなスタイルなら、目的格の代名詞を分詞構文の主語として使うことができる『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-11 10:18:21
畠山 雄二 bot @bot82460412

主語がA and Bの形だと、Mary and him are going abroad for a holidayやMe and Mary are going abroad for a holidayにあるように、主語の一部であっても目的格のmeやhimが使われる。これは方言やインフォーマルな場面でよく見られる。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-11 17:33:39
畠山 雄二 bot @bot82460412

I and youやI and Maryよりyou and IやMary and Iの方がいい。自分を最後にもってきた方が礼儀正しく感じられるから。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-12 07:25:13
畠山 雄二 bot @bot82460412

主語のA and BでBにmeを使うのを避けるために、[Paul and myself] went up there didn’t we?(ポールと私そこに行ったよね?)にあるように、格の変化形をもたないmyselfをあえて使うことがある。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-12 10:18:55
畠山 雄二 bot @bot82460412

前置詞の目的語がA and Bの形の場合、AとBには本来目的格のものがくるべきだが、I think she disapproved of Beth and I, just quietlyやThat’s a matter for Peter and Iにあるように、主格の代名詞がくることがある。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-12 17:18:47
畠山 雄二 bot @bot82460412

weとusが冠詞のように使われると、Us women understand these things better than you menやWhat a delightful invitation, for we workers to submit something to your splendid publicationにあるように、代名詞のもつ格が無視される。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-13 07:39:27
畠山 雄二 bot @bot82460412

Whom/Who did you meet?やthose whom/who we consultedではwhoもwhomも使えるが、whoを使った方がインフォーマルなニュアンスを与える。そもそもアメリカ英語ではwhomを使わない傾向がある。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-13 14:28:14
畠山 雄二 bot @bot82460412

whoが前置詞とペアで使われると、To whom/*who are you referring?にみられるように、to whomの形のみが許される。ただし、A: You should give them away. B: To who/whom?にあるように、完全な文の形でないとto whoの形も許される。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-14 07:44:11
畠山 雄二 bot @bot82460412

It turns out that the woman, whom the police have asked not be identified, was a talented pianist and an unpublished writerのwhomは本来ならwhoでないといけない。wasの主語だから。関係節が入り組んだこの手の文ではよくあること『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-14 10:23:20
畠山 雄二 bot @bot82460412

形容詞には、名詞を前から修飾する限定用法とbe動詞やseemの後ろで使われる叙述用法がある。damn(ひどい)やdrunken(酔った)には、that damn noiseと*That noise is damnからわかるように、限定用法しかない。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-14 18:09:32
畠山 雄二 bot @bot82460412

名詞を前から修飾する限定用法しかもたない形容詞には、chief(第一の)、criminal(刑事の)、former(前の)、main(主要な)、medical(医学の)、only(唯一の)、utter(まったくの)といったものもある。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-15 07:25:50
畠山 雄二 bot @bot82460412

be動詞やseemの後ろにしかこられない形容詞(つまり叙述用法しかもたない形容詞)がある。asleepやreadyは、*an asleep child―a child who was asleepと*the ready children―The children are readyからわかるように、叙述用法しかもたない『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-15 10:32:06
畠山 雄二 bot @bot82460412

叙述用法しかもたない形容詞には、faint(ふらつく)、ill(病気で)、unwell(気分がすぐれない)、well(元気で)といった健康状態を表すものがある。また、afraid, alike, alive, awakeのように語頭にa-のつくものもある。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-15 18:12:14
畠山 雄二 bot @bot82460412

形容詞のなかには、concerned parents(心配している親たち)とthe students concerned(関係する学生たち)からわかるように、限定用法と叙述用法で意味の異なるものがある。このような形容詞には、他にpresentやinvolvedがある。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-16 07:40:59
畠山 雄二 bot @bot82460412

限定用法しかないと考えられているutterであるが、His ignorance could only be described as utter(あいつのバカさ加減は完璧というほかない)のように、叙述的に使われることもある。この場合、話し手がおどけているのが強調されている『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-16 10:01:17
畠山 雄二 bot @bot82460412

語頭にa-がつく形容詞は本来叙述的にしか使えないが、a somewhat afraid soldierやthe fast asleep childrenやan aware, amused glanceにあるように、修飾語が加わったり他の形容詞と並列されると限定的に使えてしまう。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-16 18:12:30
畠山 雄二 bot @bot82460412

wellやunwellのような健康状態を表す形容詞は、基本、叙述的にしか使われない。が、A well person need see a doctor only for a periodic checkupにあるように、非常にまれにではあるが限定的に使われることがある。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-17 07:56:29
畠山 雄二 bot @bot82460412

gladとsorryは、基本、叙述的にしか使えない。でも、glad tidings(吉報)やglad rags(晴れ着)やa sorry state of affairs(惨めな状態)のような定型表現だと限定的に使える。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-17 12:26:20
畠山 雄二 bot @bot82460412

concernedとinvolvedは、基本、叙述用法でのみ「関係している」の意味をもつ。でも、the involved party, the concerned parties(関係者)では限定用法で使われているものの「関係している」の意味で使われている。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-17 18:37:18
畠山 雄二 bot @bot82460412

perfectやextremeは極限を表す形容詞なので本来moreやmostで修飾できないはず。でも、more perfect union(より完璧な連合)やthe most extreme poverty(もっとも極端な貧困)といった表現がフォーマルな書き言葉でも見られる。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-18 07:31:16
畠山 雄二 bot @bot82460412

madやbraveは1音節の形容詞なので本来ならmoreなどをつけられないはず。でも、John is more mad than Bob isにあるように、とくに直後にthan以下を伴うときはmoreをつけられる。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-18 10:15:36
畠山 雄二 bot @bot82460412

oldやwiseの1音節の単語でも、The {more old/older} we are, the {more wise/wiser} we becomeにあるように、「the 比較級, the 比較級」の構文だとmoreで修飾することも可能となる。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-18 19:01:44
畠山 雄二 bot @bot82460412

2音節の語は-er/-estとmore/mostで比較級と最上級をつくることができる。が、’Commoner’ used to be commoner, but ‘more common’ is now more commonからわかるように、昨今はmore/mostを使う傾向がある。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-19 07:27:25
畠山 雄二 bot @bot82460412

3音節以上の語は、moreとmostを使って比較級と最上級をつくる。ただし、unhappierとunhappiestからわかるように、2音節の語に否定のun-がついて3音節の語になったものはその限りでない(more happy, most happyも可能)。『ネイティブ英文法 破格の構造』(朝倉書店)( ´・畠・`)山

2019-11-19 12:52:28
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