まだらのユーキ コメンタリー

拙作『まだらのユーキ』の感想戦。ネタバレ注意な
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劉度 @arther456

第1話 まだらのユーキkakuyomu.jp/works/16817330… まずはツカミの第1話。トチ狂った最初の1行を見せて引き付け、意外と真っ当な異世界ファンタジーを見せて、油断した所にカマクランをブチ込む。自分なりのWeb小説第1話構成論を今回も使用しております。

2024-02-17 23:08:21
劉度 @arther456

実は書くのに一番悩んだのがこの1話。より正確に言うなら、ヒロインをどうするか。何しろこの時点のユーキくんだと確実に首を狙ってきて会話不能なので、どうやってヒロインとの旅にまで持ち込むかが中々思いつかなかったわけです。最終的には首を斬られても安心のデュラハン女傭兵になりました。

2024-02-17 23:11:54
劉度 @arther456

そしてここから3話までで、旅の目的や基本的な世界設定を語りつつ、魔界の常識を紹介するスツェリ、日本の常識を紹介する彦三郎、とにかくおかしいユーキの3人の構図を作っていきました。これさえできれば、後は敵と戦場を作るだけで勝手に物語ができるので楽なものです。

2024-02-17 23:15:12
劉度 @arther456

第4話 ねむりのユーキkakuyomu.jp/works/16817330… プロローグが終わっての初戦闘。『寝ている間も気を張っている』という設定は、プロットだともう少し後、アンデッドが出てくる辺りに公開する予定でしたが、アンデッド周りがかなり核心に迫る話になったので、予定を変えて早めに提示することに。

2024-02-17 23:20:21
劉度 @arther456

ユーキくんがこうなった理由は、寝てる間に殺されるかも知れないという恐怖から来ているものです。族滅を受けた後からずっとこうなので、もう10年以上熟睡できてません。年齢の割に身体が成長していないのは睡眠不足がひとつの理由です。他にもいろいろあるけれど。

2024-02-17 23:23:27
劉度 @arther456

第5話 丘上のコボルトkakuyomu.jp/works/16817330… 次は昼間の団体戦。ユーキが弓→刀の不可逆な物理戦闘スタイルであるのと、スツェリが魔法と剣と格闘を状況に応じて使い分ける戦闘スタイルであるのを見せていきます。同時に、ユーキよりもランクが低いカマクランも出していきます。

2024-02-17 23:37:20
劉度 @arther456

伴藤四郎泰隆。当初は相模次郎泰隆でしたが、『相模次郎』がよりにもよって北条時行の幼名で混乱を招いてしまったのでこっそり変更しました。彼は別に武士というわけではなく、彦三郎と同じように魔界に攫われた奴隷が逃げ出し、勝手に武士を名乗っているだけです。自称カマクラン。

2024-02-17 23:40:33
劉度 @arther456

ユーキ以外の鎌倉武士も徐々にランクを上げていき、最後に出てくる完全体カマクラン・竹崎季長の盛り上がりにつなげる第一弾が泰隆でした。農民→自称武士→悪党→ユーキ→竹崎季長、とストーリー上でランクアップしていったわけです。ただ、この出だしがちょっとわかりにくかったかもなあ、と思ったり

2024-02-17 23:43:17
劉度 @arther456

弓が鎧を貫通するかどうかについて長々と語っていますが、これについては色々調べた結果この結論にキレながら至ったからこんなに書いてると思ってください。俺は調査の過程も残らず書かないと気が済まないタイプの人間なんだ。

2024-02-17 23:46:02
劉度 @arther456

どうにもテンションが上りきらないので、本日のコメンタリーはここまでにしておきます。

2024-02-17 23:47:01
劉度 @arther456

まだらのユーキ ~鎌倉魔寇見聞録~ - カクヨム kakuyomu.jp/works/16817330… ぼちぼち洒落怖チェーンソーデスマッチの続きが溜まってきたので、まずはコメンタリーを終わらせたいと思います。だいぶ間が空いてしまったな。 #ryudo_ss

2024-02-26 21:41:25
劉度 @arther456

第7話 漂泊のスツェリkakuyomu.jp/works/16817330… カマクランから見ても様子がおかしいユーキと、スツェリの過去の話。彦三郎はこういう時に日本の常識を語るためにいるようなものです。彼がいなければスツェリはカマクランを誤解したままだったと思います。……でも実際鎌倉武士ってこんな感じでは?

2024-02-26 21:43:45
劉度 @arther456

それはともかく、書いてみたらなぜかスツェリの過去話になってしまった奇妙な回。本当はもうちょっと気の利いた事を言おうとしていたんだけど、気がついたらスツェリの方がユーキに慰められる話になっていた。あれー?

2024-02-26 21:44:53
劉度 @arther456

それはともかく、ここでスツェリには亡国のお姫様という属性がつきました。今のところはまったく話に寄与していませんが、そのうちヘッセン王国、そしてそこに攻め込んだケンタウロスたちの話になったら、思い出す時が来るかもしれません。

2024-02-26 21:46:21
劉度 @arther456

第8話 農村のワーラビットkakuyomu.jp/works/16817330… 前回、偽カマクランを倒してカマクランの個人戦力を見せたので、今度は集団戦でのユーキの強さを見せていきます。そのための相手がオークの盗賊50人。ユーキとしても全滅させるには少し厳しい数です。でも武士だから軍略も備えてるんだ。

2024-02-26 21:50:35
劉度 @arther456

ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB… それはともかく、妙に詳しく書いた魔界の農業。ペルシアの灌漑設備、カナートを参考にしております。調べてて面白かったからつい筆が乗ってしまった。魔界の農村は水の魔石と水路を中心に、計画的に作られております。

2024-02-26 21:53:22
劉度 @arther456

第9話 廃村のオークkakuyomu.jp/works/16817330… で、実際の戦闘の様子がこちら。全滅ではなく、敵を追い散らすことに主眼を置けば、50人が相手でもこうなります。一応、平家が水鳥の羽音に驚いて逃げ出した富士川の戦いがモチーフ。

2024-02-26 21:58:33
劉度 @arther456

盗賊の首領ヤーシブは、魔王軍の日本侵攻で徴兵されて何とか帰ってきた生き残り組でした。カマクランとも矛を交えた事があり、真っ向から戦えばユーキでも危ない相手でしたが、奇襲したのでご覧の通り。魔寇編を書く時があったら、少しは出番があるかもしれません。

2024-02-26 22:00:35
劉度 @arther456

第10話 丸洗いのスツェリ kakuyomu.jp/works/16817330… >首は廃村を囲む石垣の上に並べた。オークの生首に囲まれた村という凄まじい光景だ。 地獄絵図か?

2024-02-26 22:04:18
劉度 @arther456

この辺でユーキが何度も頭から血を被っていることに気付き、汚れとか臭いとか酷いんじゃないかと思い至り、急遽風呂回に。ついでに魔界の風呂事情も考える羽目になりました。古代ローマほど贅沢はしないけど、水の魔石のお陰で週1で風呂に入るくらいの余裕はあるようで。

2024-02-26 22:08:07
劉度 @arther456

第11話 そのへんのスライムkakuyomu.jp/works/16817330… さて、オーク50体を倒したことで、カマクランvs人型魔族がどんな惨事になるか伝わったと思いました。ここからは人型以外、いわゆる魔獣と呼ばれる存在とカマクランの戦いを描いていきます。

2024-02-26 22:10:59
劉度 @arther456

魔獣の場合、人とは違う戦い方を強いられます。中にはスライムのように特殊な戦法を取らないとどうにも倒せないものも。戦闘能力よりも知識や閃きが必要とされる相手でしょう。そういう戦いをここから描いていきたい、と思ったのですが……。

2024-02-26 22:12:39
劉度 @arther456

第12話 モンゴリアンのデスワームkakuyomu.jp/works/16817330… いや、デスワームって名前自体は前に出していたんですよ。それを改めて出そうとした時に、なんかデスワームって聞き覚えがあるなって考えて思い出したのがモンゴリアンデスワーム。蒙古。元寇。出すか、蒙古人。

2024-02-26 22:17:23
劉度 @arther456

白羽の矢が立ったのは杜世忠。史実では日本への使者になり、処刑場に直行することになりましたが、この世界では次元混乱に巻き込まれ、魔界に漂着するという生存ルートに入りました。世界史の様子がだいぶおかしくなったけど、生きてたから良かったと思います。

2024-02-26 22:21:05
劉度 @arther456

本日はここまで。次回は、様子のおかしいエルフ編です。

2024-02-26 22:24:27
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