『私たちは深い準備をすることなく、人生の午後に踏み出すのです』気づいたときにドキッとした、人生の時間について考えたくなる言葉
「私たちは深い準備をすることなく、人生の午後に踏み出すのです」 ユングの文章。人生の前半から後半へ、つまり人生の登山から下山への切り替えは、気づくと始まっていて、事前に察知できないという話。ある日突然、成長の物語がすでに終わっていて、自分が老いの物語の最中にいることを知る。
2024-03-10 13:12:33臨床心理学が専門で、関心は精神分析・医療人類学。白金高輪カウンセリングルーム主宰。 日々の臨床心理学勉強日誌は以下。instagram.com/kaitotowhata?i…
いつの間にか「午後」になっててびっくりする
「あっ、今ってもう午後なんだ」と気づいた瞬間
電車に乗ってふと顔を上げたとき、窓に映る自分の顔が想像よりも老けていて驚いた。私の心はいつまでも変わっていなかったが、身体はどんどん年老いていた。 という話を知り合いから聞いたことある。私もいつまでも心が学生時代から何も変わってなくて年だけ取ってる。
2024-03-11 12:04:08本当に、あの頃確かに登っていたはずなのに、いつのまにか下っている。下っている、という感覚が気づいたら芽生えている。 x.com/ktowhata/statu…
2024-03-10 16:14:25飛行機が航路上で降下に切り替わるとエンジン出力が落ちるんだけど、それと同じような感覚を数年前からはっきり感じるようになった。まださほど降下率が大きくなってないからわかりにくいんだよね。 x.com/ktowhata/statu…
2024-03-10 22:13:16人生の午後にはよい経験も待っている
@ktowhata まん丸なようなバランスある「本当の自己」に出会う、さらなる成長への旅でもありますよね・・と大学授業で教わりました・・・
2024-03-11 09:10:04@ktowhata @drfrogger 人生を午前と午後に分けるなら 午前にはとにかくいろいろ経験するんです ある時点でそれまでの経験を考え始めるメタな私が生まれ午後が始まる それは成長の始まりでもあります 生きる限り経験は続き自分を見る自分(メタ私)がいるなら成長に終わりはありません 老いと体の終わりがあるだけかと
2024-03-11 00:31:42@ktowhata 下山が必ずしも成長が終わって老いていく過程とは限らないと思います。 人生の早い時期に最初の山を登り切って、その山を下山している人もいますし。 人生100年時代は、一度の登山・下山で終わらない人も多いかと。 老い=衰えとは100%は言い切れないと思います。
2024-03-10 19:54:40登山を嗜んでいる身からすると、登山は下山も楽しい。 だからきっと人生の下山も楽しいものなのだと思う。 山が終わる時、寂しいような、けれどとてつもない達成感を感じる。 山が低くても、高くても、ゆっくりでも、早くてもその瞬間は山と自分だけの関係。 人生が終わる時、そんな気持ちになりたい。 x.com/ktowhata/statu…
2024-03-10 23:51:34人生の後半は35歳から。後半の課題は前半と和解すること。簡単だ。ウジウジ悩んでユングみたいになってはいかんぞ。意気揚々と朗らかに胸を張って坂を下るのだ。 x.com/ktowhata/statu…
2024-03-11 07:17:38