自活研セミナー「おのずと自転車が選ばれる都市デザイン」2024.3.22参加報告

2023年度の第11回、自転車活用研究会の主催セミナー「おのずと自転車が選ばれる都市デザイン」にオンライン参加した実況リポートです。 学芸出版社刊「世界に学ぶ自転車都市のつくりかた」共著者の小畑和香子さんと宮田浩介さんが講師。 (当日聞いたそのままなので誤字脱字あり、たぶん後日に更新します)。
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くうのる @kuunoru

2023年度第11回自転車活用研究会「おのずと自転車が選ばれる都市デザイン」始まりました。入り口が見つからずヒヤヒヤ cyclists.jp/seminar/202403…

2024-03-22 18:34:46
くうのる @kuunoru

話題提供は、「世界に学ぶ自転車都市のつくりかた」共著者の小畑和香子さんと宮田浩介さん。 【案内】自活研セミナー「おのずと自転車が選ばれる都市デザイン」3/22 kuunoru.blog.jp/archives/24203… ↑こちらで書いたように、いろいろありました。どんなになるかドキドキ。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 18:38:52
くうのる @kuunoru

宮田氏>「世界に学ぶ自転車都市のつくりかた」出版。4人で作った。ドイツとフランスの章を小畑さんが担当、僕が編著者。その二人が今日は話題提供。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 18:44:10
くうのる @kuunoru

宮田氏>普段の移動はほぼ自転車と徒歩、車はほぼ使わない。語学系の仕事もあって今回の本に結実。 小畑氏>お声がけいただきフランスとドイツ章を執筆。2010年からドイツ在住、過去10年、モビリティの市民活動をしてきた。去年からカーゴトレーラーの会社に勤務。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 18:48:38
くうのる @kuunoru

小畑氏>写真はミニトレーラーでソファを運んでいるところ。 司会・小林成基氏>まちは? 電動? 小畑氏>フライブルク。自転車は電動アシスト。トレーラーは電動なし。両方電動はだめ。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 18:50:31
くうのる @kuunoru

小畑氏>季刊誌サイクルに寄稿もしている。 宮田氏>まず「自転車が選ばれる」ということを共有したい。いろんな移動手段の中で、普通の人は自転車を強く選ぶ動機はない。どう選んでもらうか。車ばかり選ばれる社会を作ってきてしまった。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 18:52:06
くうのる @kuunoru

宮田氏>車はたくさんの意味で持続可能ではないのにそこにはまりこんでしまった社会。車に依存しなくて良い社会にするチーム戦が必要。 小畑氏>ドイツでは環境交通連携という言葉がある。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 18:53:07
くうのる @kuunoru

宮田氏>「誰に」選んでもらうか。この20年で飛躍的に進歩した北米のナクトの資料から、「あらゆる年齢・能力の人」=トリプルA。 小畑氏>ドイツなど欧州からもナクトに行っている。北米の方が進んでいるところもある。トリプルAは市民活動でも大事にして訴えている。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 18:55:06
くうのる @kuunoru

宮田氏>ロジャー・ゲラーによる4分類(2005年ポートランド)。60%は関心があるが不安。6.5%が熱心で自信もある。0.5%は屈強で恐れ知らず。33%は自転車なんて考えられないという層。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 18:56:43
くうのる @kuunoru

宮田氏>33%は現実的な選択ではない人、乗れない人、嫌いな人など。真っ先に取り組む空いてではない。0/5%の屈強で恐れ知らずの人は、分離型の自転車走行空間を必要としない、その85%は男性で90%は18〜40歳。ここをターゲットにしてもほとんどの人が置き去りに。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 18:58:45
くうのる @kuunoru

宮田氏>6.5%は熱心で自信もある層。 小畑氏>しっかりした自転車走行空間が整備されていればそちらを選ぶ。75%は男性で80%は18〜54歳。 宮田氏>もっともターゲットと考えられているのは60%の関心はあるが不安な人。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 19:00:45
くうのる @kuunoru

小畑氏>自転車に乗るのは好きだがテイストレスなルート設定で、安全性の高い走行区間を好む度合いが高い。その60%は女性。ドイツでもほぼ同じ状況。ドイツ章で紹介しているので読んでみてほしい。 宮田氏>ポートランドの数字だが世界で参照されている。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 19:02:51
くうのる @kuunoru

小畑氏>ADFCは1万人ずつ会員が毎年増えている。2023年で23万人ぐらい。 宮田氏>これからの自転車空間はどうあるべきかという提言をADFCは出している。では、どうしたら自転車は選ばれるか。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 19:04:07
くうのる @kuunoru

宮田氏>車を抑えてどう自転車を伸ばせるか。これは表紙候補だった写真、日常の一コマ。「こうでなければならない」でなく、誰でも利用できるように。チェーンガードがあり、トップチューブがない、まちのり自転車がシェアサイクルになっている。 #自活研セミナー20240322 pic.twitter.com/GlwmdOV405

2024-03-22 19:06:25
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くうのる @kuunoru

小畑氏>どうしてクワガタになったのか。女性が乗りやすいみたい。 宮田氏>いわゆるママチャリ、前かごがある。シェアサイクルは前かごがあるタイプがドイツで利用が伸びている。さらには多様なタイプの自転車があるといい。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 19:07:40
くうのる @kuunoru

宮田氏>次は空間の話。最終章に図解で設計を早川さんが記している。言葉で言うと「誰でも・安全に・早く・楽に・心地よく・移動できる空間」足止めされないので目的地に早く着ける。小畑さんがドイツから他国に行ったとき、コペンハーゲンは目が覚めると言っていたけど? #自活研セミナー20240322

2024-03-22 19:09:25
くうのる @kuunoru

小畑氏>グリーンウェイブ。時速20kmで走り続けるとずっと信号に引っかからず走れる。オランダに行けば、極上の布団のよう。アムステルダムなど過密なところは寝ないけど、住宅地なら居心地がいい。乗っているときの緊張感が低い。 宮田氏>ストレスレベルが低いということね #自活研セミナー20240322

2024-03-22 19:11:19
くうのる @kuunoru

宮田氏>誰でも受け入れてくれる、路上の戦士と反対。信号制御はグリーンウェイブ、通勤などで速い人向け。オランダは緻密な信号制御。また構造設計で信号に頼らないまち。車そのものの利用に手をつけずにいるとやはり頭打ちになる。米デルフトの実験で判明している。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 19:13:09
くうのる @kuunoru

宮田氏>交通循環計画。隣り合う街区には回り道しないと行けない。徒歩や自転車ではすぐ行ける。短距離での車利用を抑制する。もっと距離が延びたら、主に鉄道と自転車のタッグを確立していく。鉄道に自転車を持ち込むのは効率的ではない。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 19:14:28
くうのる @kuunoru

宮田氏>オランダでは駅まで自転車、降りた先からシェアサイクル。過密でないところではサイクルトレインが利用者を増やすにはいい。 まとめると、トリプルA目線で車より選びたくなるようにすること。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 19:15:20
くうのる @kuunoru

宮田氏>実際どのくらい選ばれているのか。LRT開業前の宇都宮市は70.5%が車。今治市も69.4%で公共交通は1.7%。パリは最近だと9%ぐらいに車を抑えている。 小畑氏>自転車は7%でもうすぐ二桁に行きそう。 宮田氏>東京は自転車利用が多い。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 19:17:25
くうのる @kuunoru

宮田氏>しかしウェルビーイング、幸せかというとそうでもいい。世界のまちで尋ねると、車や公共交通の人は「別に」。しかし徒歩や自転車の人は「幸せ」。女性にとっての公共交通環境は男性とは随分違う。当事者じゃないとわからなだろうが、身の安全に関わる。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 19:19:03
くうのる @kuunoru

宮田氏>まちによって、車を抑えてどこに振り向けるかが違ってくる。ドイツやパリ。 小畑氏>ベルリンは自転車15%、徒歩27%、25%公共交通、車33%、もう少し抑えられたら。(メモ間に合わず)。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 19:21:17
くうのる @kuunoru

小林氏>このあたりは自活研として情報は持っている。どうやったらこうなるのかが知りたい。たとえば日本の環境は信号がやたら多い。欧米とは違う。早川さんの労作はいいが、16m道路は造りがたい。どういう政治家を選ぶか。日本では不安が大きい。政治行政の動きをどう作るか #自活研セミナー20240322

2024-03-22 19:23:19
くうのる @kuunoru

宮田氏>要因が多すぎて。教育者としては、教育の問題はすごく感じる。たとえば夫婦別姓の問題、日本では40年動かない。投票率の低さ、意見表明の少なさ、それは根深い、教育の問題。 #自活研セミナー20240322

2024-03-22 19:24:29