思索メモ：ブルックナー、あるいは神へ射精するもの
-
- いいね！0
ミヒャエル・エンデ
@Michael_Ende_jp
ブルックナーの場合、頂上をきわめることが大切なのではない。運動こそが決定的なのです。それが私の言う喜びの原理です。なにかをしているほうが結果より重要だとわかったとき、シシュフォスはもう呪われてはいないのです。 『闇の考古学』
2011-12-20 07:36:09
谷口一平 A.k.a.hani-an
@Taroupho
この意見はいま一つ分からないな。少なくともブルックナーの場合は、全音楽が頂上を極めるその一瞬のために奉仕するものとして、ぼくは聴いています。 RT @Michael_Ende_jp ブルックナーの場合、頂上をきわめることが大切なのではない。運動こそが決定的なのです。（…）
2011-12-23 00:04:16
谷口一平 A.k.a.hani-an
@Taroupho
しかし表裏一体の意見だと言われたら、それはそうかも知れない。全音楽が一瞬のために奉仕するということを予感論的に解釈すれば、それは全音楽の上に来るべき一瞬が予感されているということに他ならず、しかもそれは事柄の本質上、静的構造に留まることを許されず、運動するものでなければならない。
2011-12-23 00:22:34
谷口一平 A.k.a.hani-an
@Taroupho
リムスキー＝コルサコフのシェヘラザードを聴いていると、「ぬぬ、シャリアール王めー。リア充爆発しろ！」的な気分になりますね。 http://t.co/9VdBHjM8
2011-12-30 02:17:17
谷口一平 A.k.a.hani-an
@Taroupho
ワーグナーのような本質的にリア充の音楽から、どうしてブルックナーのような本質的に非モテの音楽が生まれたか？ 何かブルックナーを聴いていると、ワーグナーというリア充男の体験談を聞きながら己の妄想を逞しゅうしている、非モテの大男の姿が眸裡に浮かんで来るようです。
2011-12-30 02:35:11
谷口一平 A.k.a.hani-an
@Taroupho
ある意味で、ブルックナーにおける＜神＞というのは、非モテ系男子の妄想世界を無限遠点から照らす、まだ見ぬものとしての＜理想の女性＞、再び来らぬものとしての＜初恋の人＞のようなものなのかも知れない。
2011-12-30 04:03:03
谷口一平 A.k.a.hani-an
@Taroupho
「ブルックナーさえあれば、女など要らん！」という常套句も、このような観点から理解されねばならないだろう。
2011-12-30 04:04:20
谷口一平 A.k.a.hani-an
@Taroupho
このゆえ、ブルックナーの音楽における＜頂点＞とは、他の多くの（リア充極まりない）作曲家においてそうであるように＜（膣内）射精＞なのではない。なぜなら、それは＜未だ訪れぬもの＝ただ予感されるもの＞である筈だからだ。いわば「非モテ系男子における否定神学」とでも呼ぶべきものである。
2011-12-30 04:28:28
谷口一平 A.k.a.hani-an
@Taroupho
菅野先生、それはなんか違います!w RT @kannoshigeru 何だそれ？犯す前に犯すぞというか？
2011-12-30 04:33:23
谷口一平 A.k.a.hani-an
@Taroupho
まあ、極めて日本的なブルックナーの受容の仕方ではありますね（こんな受容の仕方が実在するかは扨措き）。欧米で、「神」をこんなふうに表現（譬喩）することは考えられない。 RT @kannoshigeru でも表現のしかたが日本独特で似ている。
2011-12-30 04:44:50