「なぜ、昔の素掘り用水路は水が地面に吸収されなかったのか?」→今でも考古学者が悩む難問らしい

それが謎であることを、初めて知りました…。
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いこ~ @e_ikuon

梨畑の横を流れる素堀り用水路(川越市) pic.twitter.com/Q6n8M3ShgZ

2024-05-19 14:09:32
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いこ~ @e_ikuon

ブラタモリ的?な散策が好き。最近は水路をめぐったり、湧水をめぐったり、各地をうろうろしています。大学では一応地理学を専攻してました(大昔)。今は一般企業勤務。水辺/湧水/暗渠/地形/町歩き/温泉/生き物/自然観察など浅く広く。

iko.hatenablog.jp/archive

岡安 光彦 Okayasu Mitsuhiko @mysterious_bow

こうした素掘りの灌漑施設の水が、どうして地面に吸収されてしまわないのか、というのが今回の発掘調査で出てきた謎なんです。調査中の溝とその周囲にかなりの雨が降っても、その水はどんどん地面に吸収されてしまって、流れるどころか溝に溜まらない。地下水になってしまう。利用されていた頃、どうやって水流を維持していたのだろう?吸収される以上の大量の水が供給されている?!

2024-05-19 18:46:55
いこ~ @e_ikuon

多摩川右岸の稲城や中野島あたりを思い起こすような景観。入間川右岸のかつての乱流地帯で、地形的にも似ている。 pic.twitter.com/OTuZqXQ8mB

2024-05-19 17:55:42
岡安 光彦 Okayasu Mitsuhiko @mysterious_bow

考古学者(古代武装システム:騎兵・戦争複合体・世界の弓、平和構築、子供の考古学):「環状鏡板付轡の型式学的編年」『日本古代文化研究』・「馬具副葬古墳と東国舎人騎兵」『考古学雑誌』・「原始和弓の起源」『日本考古学』・「壬申の乱における兵器と兵士」『土曜考古』・「アジアから来た戦争」と北極圏の弓『年報人類学研究』以上発表順

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いこ~ @e_ikuon

多摩川右岸の稲城や中野島あたりを思い起こすような景観。入間川右岸のかつての乱流地帯で、地形的にも似ている。 pic.twitter.com/OTuZqXQ8mB

2024-05-19 17:55:42
いこ~ @e_ikuon

左が稲城市の大丸用水。新しい家が増えてきているところも似ている。 pic.twitter.com/jfijhFnlIr

2024-05-19 18:56:13
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リアル農夫houmei@【JCU】マイクラ城郭再現【BE勢】 @nouhuhoumei

@mysterious_bow 一つは排水路の可能性とか?後はマンガン等の沈着もあるのかなと思います。

2024-05-19 19:14:03
ゴゴゴ @555exaid

水田解かだと粘土層があるけど、昔の用水路も粘土層を持っていたのではないかと予想。 x.com/mysterious_bow…

2024-05-19 19:20:23
矢口裕之 @yaguhiro

@mysterious_bow 古墳時代前期の高崎や前橋台地の地下水の帯水層は、集落遺跡の井戸の深さで推定できますが自由地下水の高さは現在よりも高かった可能性があります。現在の水系の祖型は5世紀末のFAの噴火で変更されたので、それ以前は場所によって違います。去年の紀要に書いたので近い内にpdf公開される予定です。

2024-05-19 19:28:34
岡安 光彦 Okayasu Mitsuhiko @mysterious_bow

@yaguhiro 少々説明が面倒ですが、地下水位の問題とはあまり関係ないと思います。水捌けの良い地面に灌漑施設網を配備してしかもそこを水が(一定程度以上)吸収されずに上手く流れる仕組み!

2024-05-19 19:48:20
岡安 光彦 Okayasu Mitsuhiko @mysterious_bow

地下水位が、こんなに地面近くまで上がっていると思いますか? x.com/mysterious_bow…

2024-05-19 19:49:35
岡安 光彦 Okayasu Mitsuhiko @mysterious_bow

@nouhuhoumei 排水路だけでは灌漑できませんのでね(笑)。

2024-05-19 19:50:56
リアル農夫houmei@【JCU】マイクラ城郭再現【BE勢】 @nouhuhoumei

@mysterious_bow 段々で給水して排水が水路というのは難しいでしょうか?

2024-05-19 19:54:53
cogitoergosum @eatingworker

@mysterious_bow 表面に粘土を塗れば、地面に吸収されないのではないでしょうか。 水田が保水できる(一部吸収されるのは当然ですが)と同じ理屈ではないのでしょうか。

2024-05-19 20:03:44
クリスマス・ピポ @christmaspipoSG

@mysterious_bow てっきり三和土で水止めしているんだと思ってました。

2024-05-19 20:14:43
せり @tjjkphnmV788908

@mysterious_bow 粘土では? もっとずっと古い時代の遺跡でも、粘土を利用した様子が分かるものがあった気がします@ただの遺跡好き素人。

2024-05-19 20:35:10
うめぼしとまと @umestar_tomato

@mysterious_bow 横から失礼致します。水田だと耕作土の下に鋤床層と呼ばれる粘土を突き固めた層があり、それによって水分を漏らさないようにしていると思うのですが、その層が用水の下にも形成されていると思います。 そういった、造作がどのくらい古くなるのかはわかりませんが。。。

2024-05-19 20:39:45
岡安 光彦 Okayasu Mitsuhiko @mysterious_bow

@tjjkphnmV788908 その可能性大ですが、ではその粘土はどうやって… 施工するとしたら物凄い面積(堆積)ですよ。さらに人為的に粘土を盛った形跡ありません。

2024-05-19 20:43:16
知性に目覚めたザリガニ゙ @AMbyWCO3mR30910

@mysterious_bow 不思議ですよね。江戸時代の水路はどうなっていたのだろうか。

2024-05-19 20:52:57
asd @asd92983525

用水路に貯まっている水は下向きの重力に従い、また断面積が大きい事から下向きの層流として底面に素早く流れ吸収されるが、 用水路を流れている水の底面付近の水の流れは乱流であるため、底面では一様な下向きの流れにならず吸収されづらいとか x.com/mysterious_bow…

2024-05-19 20:56:39
山咲 龍兒 @tenkararyu

@mysterious_bow 江戸時代の玉川上水での水喰らい土の話は参考になりますでしょうか? 発掘地点での話に絞ると 発掘調査された場所は何処かで使用されなくなってるので、貴重な粘土層は持ち去った可能性も有ったりしないでしょうか?今でも田圃に貯まった粘土層は売買されますし jkeng.co.jp/column/column0…

2024-05-19 21:32:56
cogitoergosum @eatingworker

@mysterious_bow @tjjkphnmV788908 水田の表面は粘土です。 一枚の水田の表面の粘土を剥ぎ取って水路に塗りつければいいのではないでしょうか。

2024-05-19 21:38:50
とろことろ @kotokotoro13333

@mysterious_bow @kemrin2011 川床みたいに藻が生えた小石とかがあったり、無かったり…?

2024-05-19 21:38:55