『フード・インク』見ながらメモ

TAKASHINA,Tsunehiro @J_for_Joker

『フード･インク』（ロバート・ケナー）を見始めたところ。たまにメモることにする。0-157が牛にコーンを食べさせたせいで大腸菌の突然変異を促して出現してしまったってホント？　確認しよう。http://t.co/XUJckARZ @さんから

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『フード･インク』：監督機関であるべきFDAの局長が食品会社のボス、というようなことがずさんな管理を生んだ。検査回数は減らし、一握りの企業のシステムに集約し、結果、以前ならあり得ないほど大規模な汚染を広め……どこかで聞いたような話じゃないか。

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『フード･インク』：完全に健康な6歳の息子がハンバーガーを食べて0-157に感染し、12日後に死んでしまう。食品会社に謝って欲しい、感染が判明した時に操業停止する権限を農務省に取り戻し、二度と繰り返さない体制をつくってほしい。息子の死後7年訴え続ける母親。痛切。

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『フード･インク』：コーンではなく週に５日牧草を食べさせれば大腸菌の8割を死滅する。ところが食品工業システムはそうしない。中央管制室で管理されたメカニカルな巨大工場でアンモニアによる消毒を施し完成品のパテをつくる。ファストフードの7割はこの方式で出荷される。

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『フード･インク』：牛にコーンを食べさせれば“効率的に早く太らせることができる”ということは考えても、「牛に牧草をやらずコーンだけを食べさせるのはいいことなのか」という当たり前の疑問について考えない文化。

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『フード･インク』：安いのは補助金が出ているからでそれは実体価格ではない。1ドルの安いハンバーガーを食べ続けて糖尿病になって100ドルの薬を飲む。ではその食品の価格はいくらだ？

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『フード･インク』：メキシコの移民の話、開放農場を不潔として閉鎖しようとする役所の話（そして実際に食肉中の最近を比べると、閉鎖され管理された食品工場の肉の方がより汚染されている）、とてもじゃないが書ききれない。

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『フード･インク』：ラスト30分を切ってモンサントの登場。ほとんどラスボス扱いだな、こりゃ。ちょっと集中してみよう。

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『フード･インク』：状況はあまりにもヘヴィだけど、エンディングは意外にも希望を感じさせるもの。この映画は食に少しでも関心がある人は見ておいていいと思う。ぼくらは確かに自分が何を食べているかを知らされていない、知らされていなさ過ぎる。