東洋大学学術研究センターシンポジウム「東電福島原発事故に伴う放射性物質への対応策」実況ツイート
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#toyo_0107 東洋大関「まず放射性物質の拡散の様子、原発からの放出の様子、まず太喜からの放出が多いが海にも出ているのが事実。地下部については今後精査する必要が出ている」
2012-01-07 16:25:20#toyo_0107 東洋大関「降水などのでのフォールアウト、地表に落ちることで事故当初の直接汚染の要因であったが、現在では間接汚染で土壌からの影響が出てきている。また土壌蓄積のものの空間線量率の問題もある」
2012-01-07 16:26:05#toyo_0107 東洋大関「土壌中のセシウム、チェルノブイリ事故後のリトアニアでの状況を見ると場所によってかなり差が出ている。砂と森林で大きく異なり、砂地では比較て均一に分布している一方で森林ではまだ大量に残っているところも存在している」
2012-01-07 16:27:31#toyo_0107 東洋大関「福島原発の事故の影響、2ヶ月後の水田のセシウム、現状では上にあるものがどのように挙動するかは土壌の状態で大きく変わってくると思われる。福島と一口に言っても土壌分布も大きく異なる。褐色森林土や低地土壌がメインで黒ボク土壌は少ない傾向」
2012-01-07 16:28:41#toyo_0107 東洋大関「また土を詳細見ると粒子の直径と土性の関連も出てくる。基本的にセシウムは粘土に吸着する。粘土の層間にも入り込む傾向。」
2012-01-07 16:29:41#toyo_0107 東洋大関「セシウムの吸着力の指標としては基本的には粘土の量によって大きく左右されるが粘土の性質でも異なる。その他陽イオンなどでも判断できる。土壌での違いを見ると、例えば火山灰土壌では比較的吸着力は小さくなる、チェルノブイリとは土が大きく異なる」
2012-01-07 16:31:35#toyo_0107 東洋大関「土壌吸着の影響、移行係数によってセシウムがどれだけ農作物などに移行するか、農水省が移行係数をまとめているが、米などは安全側で0.1とも。一度の安全宣言後の検出もあった。0.1移行係数で5000ベクレル水田では作付け制限とも」
2012-01-07 16:34:42#toyo_0107 東洋大関「福島での緊急調査、土壌の濃度を見ると5000ベクレル以下という規定ながらも実際にはそれを超過するものは存在していた。」
2012-01-07 16:34:48#toyo_0107 東洋大関「加えて環境省の除染の話。土壌については有効なのは表土除去と天地返しだと。ただ費用の問題と除去土壌の管理の問題が存在している」
2012-01-07 16:35:02#toyo_0107 東洋大関「基本的に汚染は表層に留まっているので表土除去になると。土の性質によって下部に移行する可能性もあるので調査が必要になる。また処分の土壌量も膨大になるのでその処理が問題になってくる」
2012-01-07 16:35:55#toyo_0107 東洋大関「また硬化剤の話、校庭のような所では用いられているケースもあるが、水田などではマグネシウム系の材料で硬化して除去を容易にすることも考えられている」
2012-01-07 16:36:41#toyo_0107 東洋大関「また天地返し、上にあるものを下にする。土地のネックと空間線量率の問題も解決はされる。まや応用として少量の場合は表面を削って埋めるなど、チェルノブイリでも実施された方法で処分場の問題から考えられている」
2012-01-07 16:37:58#toyo_0107 東洋大関「またカリウムの施肥、米の暫定基準を考える上で濃度が高いとセシウムの量が減少と。性質が似ているが故の問題。」
2012-01-07 16:38:58#toyo_0107 東洋大関「更には転作、移行係数の少ないものへの移行も考えられると。他にはファイトレメディエーションもあるが効果は薄かったと。更には化学的洗浄での引き剥がし、実はセシウム汚染は絶対的な濃度は低いので重金属汚染と比べて困難が生じると思われる」
2012-01-07 16:41:06#toyo_0107 東洋大関「まとめると、セシウムは土壌の粘土の吸着しているので通常は下部への以降はしにくいが、土壌によって異なるので調査が必要になる。カリウムなどの問題もあるので今後検討が必要で重要」
2012-01-07 16:41:11#toyo_0107 東洋大関「また様々な処分方法は存在するが土壌を移す場合には処分場などの問題も存在することになると考えられます。以上です」
2012-01-07 16:41:55質疑。乳幼児の問題について 。農水省石田「乳幼児の問題、食べるものが異なってくるので一概には言えないが摂取しているものが当然乳等もあるので半分水準としている。食品安全委員会でも設定した基準値以下の流通としていくと」 #toyo_0107
2012-01-07 16:44:49Q「第三次補正予算でのバイオマス(?)計画、一方で福島では山林の汚染とも。放射性物質の埋立8000ベクレルへの懐疑もある中どのように進められるのか。新基準策定についても」 #toyo_0107
2012-01-07 16:46:43農水省石田「専門でないのだが、今回の放射性物質の関係では食べられないものの処分と耕作不可地への対処としてのバイオマスへの活用、コストの問題もあるので実証継続になってくると」 #toyo_0107
2012-01-07 16:47:55農水省石田「水産物についても調査。回遊魚は国が、その他は県。海水では比較的深い所の魚では比較的高いが流通しているものではない。ストロンチウムの話、海洋に含まれるものは文科省が実施でHP掲載、」 #toyo_0107
2012-01-07 16:50:17農水省石田「ストロンチウムについてはそれほど高いものではなかったと。セシウムの1割程度はストロンチウムによる被曝が存在する前提で基準値を設定している。実はストロンチウムでの被曝分はセシウムの基準値では差し引いている。現在は下回っていると」 #toyo_0107
2012-01-07 16:51:14農水省石田「ストロンチウム90というのはβ線のみを出すもの。セシウムはガンマ線も出し、我々はガンマ線のみを計測している。セシウムに特異的なガンマ線で分析しているがβ線では同様には出来ず水産物も前処理が必要で1ヶ月は必要」 #toyo_0107
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