@kibakoichi氏の“自らに対する奴隷解放”によってしか国は変わらない、のお話
やっぱりみんな、体を忘れて生きていると思う。身体性=感情を無視して損得と論理に従うことが、「社会人」であり「大人」である、という屈折したコンプレックスが、日本人にはあるように思える。
2012-01-07 20:26:58何よりも誰よりも、自分自身を信用しないし、肉体の反応をバカにしている。官僚、医者、科学者の多くは、こうしたコンプレックスの極みに立って生きている人々なのだと思う。
2012-01-07 20:28:08体の中に、自分をしっかり入れて生きる。外からやって来る知識や情報と、内から湧き上がってくる感情や感覚、どちらも同等に大切に扱う。それが放射能の被害を最小限にし、「諦めの美学」という狂気に、巻き込まれずにサバイバルしていく秘訣と思う。
2012-01-07 20:36:02「自分を疑う」ことは「自分を強く信頼している、愛している、疑った結果、仮に間違いが見つかったとしても、自分は何も損なわれないし、むしろそこで成長できる」という、強い安心感を持っていないと、できることではないと思う。心が健康でないと、猜疑心と攻撃心の塊になってしまう。
2012-01-07 20:51:17「ねばならない」と、私達が無条件で思い浮かべるルールのほとんどが、私達自身に利を為さず、私達を管理しようとする組織やシステムに、都合よく働いている。これは「健康も信頼も愛も正義も、すべて自分の外にある」つまり「お前は常に間違っている、自分でいてはならない」という思想だ。
2012-01-07 20:55:29「大人である」=「奴隷である」。この単語変換をして読み替えてみると、スキッと筋の通る戒めやルールや物言いが、なんと日本には多いことか。
2012-01-07 21:09:27「大人(たいじん)になれ」などと、コンプレックスを刺激されるようなことばかり、私達は周囲の「大人」に言われ続けて育ってきた。しかし「君は、君自身になれ」と言われることは、滅多にない。「子供」が成長してなれるものとは「自分自身」だ。それ以外の何になっても、利用されて奴隷となる。
2012-01-07 21:22:50「大人になれ」=「子供のままで成長するな」という裏返った思想が、日本の教育システムの中に隠れている。だから官僚達は、ハイスペックな頭脳を持ちつつ、自分自身を阻害している=成長を放棄している=子供である=責任が取れない=取らなくても平気」ということになると思う。
2012-01-07 21:29:19人間は自分がされたこと、自分自身にしてきたことを、(意識化できていない限り)そのまま他人に為してしまう。自分自身を売り渡すことによって、学歴と実績を積み上げてきた人々が、国家のトップに立った時、売国的な行為を行うのは、とても自然な成り行きだと思う。
2012-01-07 21:40:51政府も官僚も電力会社も変わらない。他人を変えることはできない。なので原発を止めたければ、TPP批准を阻止したければ、政府や大企業を変えたければ、私たちが「奴隷的な生活」を綺麗サッパリやめるしかない。彼らと私たちは繋がっている。私たちが変わらずに、彼らだけ変えることは不可能だろう。
2012-01-07 22:01:20では変わるとはどういうことか?「奴隷」をやめる=「大人」をやめる=体の中に「自分」を入れる=奪われた「身体性」を取り戻す、つまり、「自分の人生の当事者になる」ということだと思う。
2012-01-07 22:21:23