地質調査総合センター第18回シンポジウムについて井口隆先生がTWしてくれていたのをまとめてみました

地質調査総合センター第18回シンポジウム、地質学で読み解く巨大地震と将来の予測-どこまでわかったか-に関して井口隆先生がTWしてくれていたのをまとめてみました。
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T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

4番手は松本則夫氏の東海・東南海・南海地震の予測。 ツイート投稿少し疲れてきた。ペース落ちている。

2012-01-12 14:33:46
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

ここからの話は地形・地質的ないようから地物的な話に変わる。深部ゆっくりすべりの流域と固着域の関係。、中期予測のシナリオについての話。深部ゆっくりすべりの頻度や空間分布の把握が中期予測から短期予測につながる。

2012-01-12 14:36:56
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

深部ゆっくり滑りが前兆滑りに以降する。浅い井戸での水位変化が古文書に記述されている。これは定性的には説明可能。

2012-01-12 14:39:12
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

深部ゆっくりすべりに伴って深部低周波微動が観測される。そのため産総研と防災科研でのリアルタイムデータ交換装置を完成させて運用中。その結果高感度で高密度の観測が出来るようになった。紀伊反動で起きた事例の解説、傾斜計、歪み計に変化が生じた。そこから断層もでるを推定。(電源断で中断)

2012-01-12 14:50:15
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

バッテリー切れ騒動で、松本さんの発表の締めくくりが把握出来なかった。内容的には面白く今後の予知につながる可能性もあるかも知れないと感じた。

2012-01-12 14:52:15
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

深部ゆっくり滑りが加速してそれが前兆滑りに移行するという仮説(?)が正しければ、短期予測につながる可能性があるという話だった様だが、きちんと聞けなかった部分もあるので、確認が必要。

2012-01-12 14:55:28
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

これらか休憩時間&ポスターセッション。講演が10分以上押しているので、その分の時間が削られた。今日は不断のシンポジウムより盛況の様で、追加の椅子を用意した。ポスターか以上が狭められた

2012-01-12 15:01:37
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

産総研のシンポジウムのツイート、疲れてきたせいか、誤字・誤変換が多発している。何とか解釈できるでしょうか?紀伊反動は紀伊半島、不断は普段などなど。

2012-01-12 15:09:30
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

産総研シンポジウム、後半の講演開始。内陸巨大地震の地形・地質学的痕跡と将来予測と題して近藤久雄氏の話。東北地方太平洋沖地震による主要活断層帯への影響、などを中心に話すとの事。

2012-01-12 15:19:38
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

連動型巨大地震によって内陸の固有地震は影響を受け変動量は変化するのか?それをトルコのアナトリア地震の断層系で検証を進めた。

2012-01-12 15:24:06
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

アナトリア断層で1944年の地震断層のトレンチ調査により、過去4回の地震断層はほぼ等間隔でほぼ同様の変位量で発生した事が分かった。

2012-01-12 15:27:58
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

1942年の地震断層の3Dトレンチ調査を行なった。断層と並行と直交方向にそれぞれ二条のトレンチ。この場合は1668年の地震の変動量は1942年の2.5mより翁8mという大きなズレが判明した。

2012-01-12 15:31:58
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

なお、1668年の地震は断層破壊は600km以上の大地震。この際断層は11km のステップを乗り越えて破壊が生じた。その成果を受け、さらに深いトレンチ調査を実施し、2,500年間に6回の変動を見いだした。そのうち2回は大変動。変位量可変の断層モデルの方が合っている。

2012-01-12 15:38:10
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

トルコの成果を糸静線の断層に適応して見た。 これまでの活断層調査では断層が連動して動いたかどうかを判定してこなかった。変位量が大きい場合は連動したと考え、小さければ非連動と考えている。

2012-01-12 15:43:25
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

断層の末端付近では変位はゼロになる。そのため断層の末端付近での調査が重要。

2012-01-12 15:45:49
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

後半の二番手は長郁夫氏による内陸巨大地震を予測するための地震発生物理モデル。 目標は物理モデルに基づく発生時期予測の高精度化。そのため複雑な地殻構造・応力場や断層間の相互作用を考慮する。

2012-01-12 15:51:08
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

1.地震発生の素過程の解明、2。具体的な地下構造や応力場の個別の研究 3.ここの研究成果のコンパイルとFEM実施。 内陸地震理解の為に様々な研究成果を列島規模の地殻ー応力場 モデルとして統合する。 モデル構築の各段階でFEM計算を通じてパラメータを同定検証する。

2012-01-12 15:57:25
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

成果としては従来の列島モデルに関する定性的イメージの定量化が出来る。 また、汎用的な地球シミュレータの叩き台が作れる。 温度構造、強度構造、粘性構造などを作りそこに活断層の深部モデルを埋めこみを図る。

2012-01-12 16:00:54
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

地下の温度構造が分かれば強度構造や粘性構造が推定できる。下部地殻は一般的に高粘性。 FEM計算は日本列島を幾つかの矩形領域に分け、各矩形を水平方向に定常圧縮する。それをGPSで見た歪み速度と比較する。

2012-01-12 16:04:23
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

計算した歪みはGPSのデータの半分程度だが傾向は一致している。 110活断層、主要27断層を梅間だモデルを使った予備解析を実施中。

2012-01-12 16:06:42
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

地震発生物理モデルの話は初めて聞く内容で、イマイチ内容を理解しないでツイートしています。

2012-01-12 16:11:19
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

理解できていないなりにまとめると、ここ数年で地震防災にすぐに役立つ成果は難しそうに思えたが、面白い研究だと思う。結果から内陸地震発生医関する何らかの知見が得られる可能性もあるのでは。。。。

2012-01-12 16:14:31
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

続いて、吉見雅行さんの断層運動による地表変形の評価と予測に向けて。 地表断層の変形予測からその対策に繋げるのが目的のようだ。

2012-01-12 16:16:46
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

地表変更予測に置いてはこれまでの活断層調査の既往研究に基づく。しかし予測の観点からは保管すべき課題もある。 それは残存地形と実際の変形の関係、地下深部の断層形状と地表変形の関係の解明。自戒の段創出現位置はどこか?次回の断層変形量はどう推定するか

2012-01-12 16:19:28
T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

断層変形の予測のため、現地調査と数値計算を組み合わせて取り組む。 2本目のバッテリーもそろそろ終了の予告。

2012-01-12 16:21:14