使われなかったもう一つのツール MOGRA

勝川先生が紹介してくれたツール 環境負荷物質陸域移行予測コードMOGRA 活用して欲しいですね
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勝川 俊雄🐬 @katukawa

「リスク評価の失敗学」(独)産業技術総合研究所 小野恭子さん。内容も興味深いが、P6が重要。放出された放射性物質の環境での以降を予測するMOGRAというシステムが、すでにあるのに使われていない模様。 http://t.co/Mt4NE1mb

2012-01-19 12:53:37
勝川 俊雄🐬 @katukawa

MOGRAの説明。これは、今の日本に必要なモデルだと思うので、全力で回して、結果を公開して欲しい。 http://t.co/hzfEeMMk

2012-01-19 12:55:40

またもや使われなかったツールがあったらしいので記録しときます

勝川先生によるとそれは 「MOGRA 環境負荷物質陸域移行予測コード」
解説は以下 
http://www.jaea.go.jp/jaeri/jpn/open/press/2001/010917/gaiyo.html
http://www.jaea.go.jp/jaeri/jpn/open/press/2001/010917/index.html
JAEAの 2005年11月分論文の概要
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330974
環境負荷物質移行予測コード「MOGRA:モグラ」とその適用
天野 光
資源環境対策 41(12), p.89-96(2005) ; (JAEA-J 00067)

 人間の生活圏に加えられる重金属や放射性物質等の環境負荷物質による環境影響を評価し、汚染防止策や防護対策を立案するためには、生活圏内におけるそれら物質の移行挙動を把握する必要があるが、人間の生活圏には種々の土地利用形態や土地分類が混在しており、それぞれの土地における環境負荷物質の挙動も多種多様である。また、環境負荷物質の放出量が時間変化する場合や、農作物の生育期間のように環境条件が変化する場合を評価する際には、環境負荷物質の挙動の時間変化を解析する必要がある。このような、人間の生活圏内での環境負荷物質の挙動を実用的に解析・予測するコードとして、環境負荷物質移行予測のための汎用コードMOGRA(モグラ:Migration Of GRound Additions)を開発した。本解説は、MOGRAの概要,その特徴,MOGRAを用いた解析例等につき紹介した。
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確かに今からでも遅くないので活用して欲しいですね

SPEEDIについて

MOGRAを語るにはSPEEDIを語らないといけないようです

なぜならMOGRAの計算はSPEEDIがあること、が前提なんだそうです

そういうわけでSPEEDIに関してのまとめも参考として付け加えておきます

まとめ いまさらながら、SPEEDIについて なぜか最近また、SPEEDIの予測が公開されていれば云々、というお話が何件か流れてきました。 私は温暖化対策のシミュレーションが専門で、同じ研究室の同僚や学生には大気汚染のシミュレーションをしている人もいます。その立場からの想像と感想です。 続編もあります。「続・いまさらながら、SPEEDIについて」 http://t.co/borKt1Pr 27014 pv 587 48 users 21
まとめ 続・ いまさらながら、SPEEDIについて 先日つくったSPEEDIについてのまとめ、 「いまさらながら、SPEEDIについて」 http://togetter.com/li/243580 について、もう少し具体的なところを、 主として文科省公表の計算結果を見ながら考えます。 10230 pv 155 5 users 5
まとめ SPEEDIシミュレーション結果の見方 早野先生のこの一言に尽きますね => hayano: シミュレーションは放射性雲の動きを追っているだけで,地面に落ちたかどうかは見ていない.ポイントは雨です. 3665 pv 5