旭丘大戦第二巻第二章〜今池・栄会戦〜
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b_skywalker
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「スナイパースパイク?」誰かがそうつぶやくと同時に、いのっしの小型無線に通信が入る。「遅くなったな!これで借り一つな。」「ちぇっ、だが何もやらんぞ。」
2012-01-21 23:10:03![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
無線の先から聞こえてきたのは、アフロ少将の声だった。ADF第二軍も栄で地上部隊を撃破したのだ。「ふう、なんとか乗り切ったみたいだな。」いのっしがつぶやく。
2012-01-21 23:10:18![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「まあ、陽動だったけどね。」と、熱血が追って言う。「・・・へ?」「いやいや、もうそろそろ大曽根らへんに本隊到着ぐらいだな。「・・・ちょ、それって・・・つか知っててなんでこっちの援軍来てんだよ?」「いやいや、特別軍がちゃんと出てっからさ。つか出ないと何のための特別軍かわからんし。」
2012-01-21 23:10:44![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
迎撃終了。」既に特別軍が本隊を追い払っていた。「いやいや、やっぱり追い払うのが精一杯でしたね。」岡田大尉がはるにょ中将に話す。「いやー頑張ったよ!私。」「応援してただけじゃないですか・・・」
2012-01-21 23:11:06![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ただ、物同連合側もかなり大きな損害を負ったためか、しばらく、大規模な会戦は起こらなかった。嘘の平和が、絶対防衛圏に広がった。ある時までは・・・
2012-01-21 23:11:35![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
武道館、AAF本拠地。「よし、これで訓練を終了する。明日は8時集合、わかった?」「はい!」「では解散。」ほとんどの隊員が帰ろうとする中、一人、じっとコントロールパネルを見つめる青年がいた。
2012-01-21 23:11:56![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「よねさん、どうした?」「いや、なんでもない。先帰っててよ。あとで追いつくからさ。」「ん?そう。じゃあ先行ってるよ。」そう言って、彼の同僚は武道場をあとにした。
2012-01-21 23:12:08![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
その5分後、武道場の中で大爆発が起こった・・・「ごめん、俺も逆らえない。だけど、絶対助けにきてくれ・・・」そう言い残して、よねさんは燃え盛る武道場をあとにした。
2012-01-21 23:12:20![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
「・・・んっ!くそっ・・・」無人戦闘機の中枢部、コントロールパネルを破壊されてしまってはAAFは機能しなくなってしまう。「・・・いや、まだ希望は残ってる。」
2012-01-21 23:12:32![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
きゃんど中将がつぶやく。「よねさんはそれぞれの戦闘機は壊さなかった。幸い、俺らの戦闘機は有人でも行ける・・・!」「でも・・・それじゃこっちのリスクが・・・」「リスクうんぬんを言ってたら負けるぞ!やるしか無いんだ・・・!」
2012-01-21 23:12:45![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
準備は整った・・・物同連合が現役軍絶対防衛圏包囲を開始する!奮闘する現役軍・・・そして、ついにAAF軍の切り札、ファルケンが投入される!この戦いは・・・どちらへ向くのだろうか?
2012-01-21 23:16:55