スピノザとホイヘンス、スピノザと親鸞

著者本人による紹介です。   『今を生きる親鸞』(安冨歩・本多雅人) http://amzn.to/y2tmiz 『今を生きる親鸞』出版のご案内|マイケル・ジャクソンの思想(と私が解釈するもの)著者:安冨歩 続きを読む
14
安冨歩(やすとみ あゆみ) @anmintei

読んでいい本です! @waferwader マイケル・ジャクソンと阿弥陀仏を比べて「同じ構造を持っている」という、そんな安冨さんが書いた本に『今を生きる親鸞』というのがある。これは読んでいい本なのだろうか(笑 http://t.co/gVO0R7kb

2012-01-08 18:10:05
フム @fum505

ニュースの本棚「スピノザが来た」朝日1.29 哲学史の異物。難解かつ分類不可能。そんな17世紀の思想家スピノザの潮がひたひたと満ち来ている…ホイヘンスとの交流を想定するのは安富歩『経済学の船出』

2012-01-30 09:25:12
フム @fum505

振り子実験で知られたホイヘンスと(スピノザ)の交流を想定するのは安富歩『経済学の船出』だ。現代の決定的カオスを取り入れ、「共」を超える「非線形のエチカ」を構想する。1.29 朝日新聞

2012-01-30 09:35:20
フム @fum505

なぜ静謐の画家にひかれるか→http://t.co/t4n8YDhQ 戦争に明け暮れていたオランダの市民は、せめて絵のなかでは平穏を願い、フェルメールもそんな日々の到来を希求する祈りのような行為として絵を描いたのかもしれません。そこに…

2012-01-30 13:54:21
フム @fum505

@pekopeko0705 @M_shirabe 私も「直観」で、いまフェルメールに惹かれます!

2012-01-30 13:56:53
フム @fum505

昨日新聞で紹介されていた本も欲しいけど…タカイ http://t.co/Z9Dmg5E0

2012-01-30 14:04:49
安冨歩(やすとみ あゆみ) @anmintei

それは、いくらなんでも、おおげさだよ〜 @Tampoh 「東大話法」読み終えました~っ。先生の本は、いつも鏡となって、「自分をごまかさないで生きろよ」って私を映し出す。そして、私の身体は涙を流すのです。今を生きる親鸞って、安冨先生のことだったのかぁ。

2012-01-30 14:09:12
フム @fum505

読んだのですが…チンプンカンプンデシタf(^_^)何か大切なことなのかなあ… RT @anmintei: スピノザとホイヘンス http://t.co/EdA6ZofE

2012-01-30 14:19:04
安冨歩(やすとみ あゆみ) @anmintei

@fum505 うっ!やられた。。。バタっ。。。。こういわれるのが、いちばん、つらいよ〜。

2012-01-30 14:23:19
安冨歩(やすとみ あゆみ) @anmintei

@fum505 (1)ホイヘンスさん、というひとは、17世紀のオランダのめっちゃすごい物理学者です。ニュートンと並ぶくらい、偉い人。彼は、ものすごく正確な柱時計を開発しました。ある日、病気になって、部屋の壁に二つの柱時計を掛けていました。そしたら、いくら正確といっても、(つづく)

2012-01-30 14:25:30
フム @fum505

@anmintei あ〜そんなつもりじゃ (;^_^A アセアセ・・・私に知識がないものですから。でも今に生きるなら非線形…の理論知りたいです。

2012-01-30 14:26:19
安冨歩(やすとみ あゆみ) @anmintei

@fum505 (2)一日に、5秒くらい、ずれるのでした。ところが、寝ながら見ていると、朝から晩までほっといても、二つの柱時計は、まったく、ずれませんでした。ホイヘンスさんは、ものすごく驚いて、病気なのに飛び起きて、いろいろ、調べました。最初は、空気で振動が、伝わっている(続く)

2012-01-30 14:27:36
安冨歩(やすとみ あゆみ) @anmintei

@fum505 (3)のかと思いましたが、間を仕切っても、関係ないことがわかりました。色々実験して、とうとう、同じ壁に掛かっていて、微妙に振動が伝わり合っていることが、原因だと、突き止めました。そこで、次に、二つの椅子を背中合わせにして、その上に、棒を2本渡して、(つづく)

2012-01-30 14:28:51
安冨歩(やすとみ あゆみ) @anmintei

@fum505 (4)それぞれの棒に柱時計を掛けました。それでも、二つの柱時計は、同じリズムを刻みました。次に、ホイヘンスさんは、柱時計の振り子に力を加えて、ズラしてみました。そしたら、ガビーン!!今度は、椅子が、ギコギコ言い出したのです!! あっ気に取られてみていると(つづく)

2012-01-30 14:30:45
深尾葉子 @shenwei

『経済学の船出』におけるスピノザとホイヘンスの歴史的接点の指摘はものすごく大きな発見だと思う。その後の三百年の科学の歩みを決定づけるようなデカルトとスピノザという岐路を理解するうえで重要@anmintei スピノザとホイヘンス http://t.co/O2g5zLnW

2012-01-30 14:30:47
安冨歩(やすとみ あゆみ) @anmintei

@fum505 (5)三十分ほどしたら、また同じリズムになり、椅子は大人しくなりました。調べてみると、二つの時計を、別々にしたときのリズムと、一緒にしたときのリズムとは、ちがっていることがわかりました。つまり、どちらの時計のリズムでも無いリズムが、出現したのです!!(つづく)

2012-01-30 14:32:33
フム @fum505

なんだか楽しくなってきました

2012-01-30 14:32:44
安冨歩(やすとみ あゆみ) @anmintei

@fum505 (6)これを「同期」といいます。この場合、二つの柱時計と、椅子と、棒でできている装置を、バラバラにしてしまうと、もう、何も起きません。全体を、適当な関係に、取り結ぶと、「同期」という現象が起きます。「全体を細部に分割する」というやり方(デカルトの方法)では(続く)

2012-01-30 14:34:19
安冨歩(やすとみ あゆみ) @anmintei

@fum505 (7)ダメなのです。ホイヘンスさんは、ハーグという町の、貴族の息子です。お父さんホイヘンスさんのお屋敷には、スピノザさんという哲学者が、よく遊びにきていました。なので、ホイヘンスさんも、スピノザさんと、仲良しで、本を貸してあげたりしました。当時、本は、(つづく)

2012-01-30 14:35:33
フム @fum505

いいお話ですね(〃▽〃)そんなリズムが生まれるといいな〜 RT @anmintei: つまり、どちらの時計のリズムでも無いリズムが、出現したのです!

2012-01-30 14:36:20
安冨歩(やすとみ あゆみ) @anmintei

@fum505 (8)むちゃくちゃ、高かったので、そう簡単に、人に貸す物ではありませんでした。そのくらい、親しかったのです。それで、スピノザさんは、その実験を知っていました。(実際に見たのか、話だけかはわかりません。)それで、スピノザさんは、デカルトという哲学者を尊敬(つづく)

2012-01-30 14:37:21
安冨歩(やすとみ あゆみ) @anmintei

@fum505 (9)していましたが、何かが間違っていると思っていました。スピノザさんは、このホイヘンスさんの実験を知って、「全体をバラバラにしちゃいけないんだ!」と悟ったのだ、とぼくは、思うのです。それで、スピノザさんは、それまで書き進めていた『エチカ』という本を(つづく)

2012-01-30 14:38:59
安冨歩(やすとみ あゆみ) @anmintei

@fum505 (10)書くのを一旦やめて、別の本を書きながら、修正していったのだ、と思うんです。それで、五年かけて、『エチカ』を練り直しました。こんな風に、考えたら、『エチカ』という本の、コナトゥス、ラチオー、コムニカチオー、とかいった、意味のよくわからない(つづく)

2012-01-30 14:40:56
安冨歩(やすとみ あゆみ) @anmintei

@fum505 (11)難しいキーワードの意味が、とてもよく、わかるのです。それで、スピノザさんは、全宇宙は、ひとつながりで、その全体が「神」だと考えました。その神の身体としてのつながりのネットワークの一部として、「私」というものがあって、「私」が「私」自身であることが(つづく)

2012-01-30 14:42:49