埋立の専門家 microcystis氏による廃棄物の埋立処分についての解説
それはなさそうです。理屈では揮発するほど温度が高くならない(高くて100度)。実測でも検出されていません。@Nicarao11:有機物の腐敗から発生するガスもやはり放射能汚染されるものなのでしょうか?
2012-02-02 16:56:58@microcystis いろいろありがとう御座います。勉強になります。最後に実際に今回の震災瓦礫のごみ質データはあるのでしょうか?
2012-02-02 17:13:28いままさに、各地の仮置場などで盛んに行われている選別で、木くずやがれきや金属などに分けられた割合が「組成」です。@Nicarao11: 震災瓦礫のごみ質データ
2012-02-02 17:20:43お隣韓国の生ごみの分別収集について
(※下水と生ごみを一緒にメタン発酵+発電する施設等もあります。)
@microcystis 韓国では生ゴミをほぼ全量回収してリサイクル(堆肥化や試料化)していると聞いたことがあります。日本と事情は違うでしょうが、どうお考えですか?
2012-02-02 17:16:37韓国でも10年ほど?前に焼却を導入しようとしていましたが、ちょうど日本でダイオキシン問題が炎上していた時期であり、反対が強く断念した歴史があります。話をきくと苦労しているようですが、韓国の取り組みには注目しています。@birdtaka: 韓国では生ゴミをほぼ全量回収してリサイクル
2012-02-02 17:25:19各国の処理手法について。
※提示された資料は北海道大学松藤敏彦先生らの「世界の埋立処分の現状と将来トレンドに関する研究」
@birdtaka 以下は先程の欧州、米国、日本の処理の違いで多少ですが参考になると思います。http://t.co/X9zYz3Oa
2012-02-02 17:00:55@birdtaka いえ、私も処分場はあまり詳しくないもので勉強になります。こういった情報をネットですばやく聞ける事は本当に有意義です。しかし木質系は本当に分解が遅いというのは良く聞きます。
2012-02-02 17:04:37@birdtaka 土地が広いということなのではないでしょうか?それとドイツは焼却嫌いという国民性もあるかと思います。しかし、ストーカー等の多くの技術は元々はドイツから輸入したと聞いた事があります。
2012-02-02 17:27:26@Nicarao11 先ほどの資料をみるとドイツでもフランスでも日本より1桁焼却炉が少ないんですね。人口比を考えても日本よりかなり少ないです。
2012-02-02 17:10:57@Nicarao11 アメリカ、カナダは桁違いに広いのは分かりますが、ヨーロッパはどうでしょうね。土地の広さ以上の違いはあるような気がします。廃棄物問題や紛争にどう取り組んできたかとか、補助制度などの違いの影響もありそうですね。
2012-02-02 17:31:54@birdtaka 多分人口に対する広さはあるのでは? それと先程の議論では突っ込まなかったのですが現在8000bq/kg以上がセメント固化で水の進入を防いでいますが、それ以下では通常埋立て?で、結局浸出水処理は超長期間必要になってしまった現状があると感じました。
2012-02-02 17:40:07@Nicarao11 よく言われるのが単純な人口密度ではなくて、日本は山間地が多くて住む場所が少ないから、という点ですね。ただ都市部に土地がないのは欧州でも日本でも変わらないでしょうし、日本も人口密度の低い地域は多いわけで、単純比較は難しいですね。
2012-02-02 17:44:36※日本は行政区が小さいので焼却炉が多いということもあります。あと埋立処分場がものすごく確保しづらい(土地が狭いしめっちゃ反対される)ので埋立量を最小化するため焼却率も高いです。
それにしても一時期ドイツは焼却をしない=環境先進国というイメージが広まりましたが,世界の処理・処分手法も時代と共に変化しつつあるのですね。とても勉強になりましたです。