2012.2.2 ヨアヒム・ラートカウ氏インタビュー
- Sucha_Para
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ラートカウ氏:外からの観察者として言えること、日本の伝統というのは大事。日本は常に最高の技術を持っている。世界の電気・電子革命をリードしてきたのは日本。日本はエネルギーが少ない国。石油のある国からは遠いし、国内に石炭はほとんど無い。
2012-02-02 20:14:02そういう中で、過去日本は自分達の成功の道は、エネルギーをたくさん使うことではなく、知識を使い産業、省エネ型の産業で日本は成功してきたと思う。将来もより知識集約し、省エネ型で再生可能エネルギーを発展・復旧させる、そこにかけていく事が大事なのでは。
2012-06-07 12:50:54その中でソーラーや電子工学の技術は世界最高のものを持っている。これをうまく活用する事によって、より分散型のエネルギーを活用できる。これまでは、巨大な集中型の発電所でやってきたが、これからは分散型なのですぐにできると思う。
2012-02-02 23:49:29日本はエネルギーが不足してるのではなく発想が不足しているのではないかと思う。電力会社や政府にしても、代替案は無い、原子力が危ないのは分かるけれども、原子力に替わるものはない、と言うかもしれない。しかし、技術の問題だけじゃなく、代替案の実現を可能にするような
2012-02-02 20:15:51新しい政治のスタイルというものを造っていく必要がある。エリートや大企業がトップダウンで、持ってきたら出来るというのではなく、代替エネルギー・再生可能エネルギーのようなこれからのエネルギーは、様々な技術を組み合わせていく事が必要。地方がそれぞれ自分達に会ったエネルギーを選んでいく。
2012-02-02 20:16:27そこではトップダウンの方法は通用しない。話し合ってボトムアップで問題を解決していく。外部から『これが正解です』というものが無い。それぞれの立場・地元でボトムアップで解決策を出していくという政治スタイルをとっていく。その中で代替案を作り出していくという事が必要。
2012-02-02 20:16:49最後に、日本は保守的な国だと思われてるが、歴史から見れば決してそんなことはない。日本でも大きな変化を成し遂げた事は、何度も何度もある。たまたま原子力の問題で日本の人は保守的になってると思われてるが、大きな変化を成し遂げる事が出来ると思う。
2012-02-02 20:17:44とてもよいインタビューでした。ありがとうございました。