2012年2月3日 第2回震災予防講演会『横浜の地震・津波をふりかえる -来るべき地震に未曾有の称号を与えないために- 』実況まとめ

2012年2月3日にパシフィコ横浜で行われた 第2回震災予防講演会『横浜の地震・津波をふりかえる -来るべき地震に未曾有の称号を与えないために- 』の実況まとめになります。 詳細は http://www.jaee.gr.jp/event/seminar2012/120203program.pdf です。 ---プログラム 13:05-13:35 “ふりかえり”の重要性:東日本大震災と関東大震災 続きを読む
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#0203_hama 早大柴山氏「東京湾の話、神奈川県庁の検討委員会では津波の大きさについて表を作成。また関東地方整備局の元禄モデルからの計算も加えた13個で実施。最大は慶長型の地震で東京湾で4m、明応型で3mなど。記録では元禄で東京湾で4m超えの記録がある。」

2012-02-03 14:10:39
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#0203_hama 早大柴山氏「それ以外は今回元禄関東地震とは異なるモデル、その中で津波として最も不利なものを入れている。結果明応と元禄が含まれるようになった。また鎌倉の古文書や堆積物の調査、次は藤沢、更に東京湾底の泥の調査も予定」

2012-02-03 14:08:22
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#0203_hama 早大柴山氏「歴史的な来るもの、明応の東海地震など、ただこちらは周囲の記録からモデルとしてシミュレーションを実施。慶長地震も複数の記録から範囲きモデルを構築、また東京湾でん所地震津波や三浦房総の断層ラインの連動地震、東京湾口での地震も想定」

2012-02-03 14:06:28
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#0203_hama 早大柴山氏「神奈川では千年に1度レベルの津波を割り出して誰も巻込まれないような避難計画が出来るかどうか検討する。例えば元禄関東地震、県内で記録があるも、委員会は元禄は千年レベルで確率0%と言う人も、で結果参考地震として。結果市町ごとで違いが出てしまった」

2012-02-03 14:05:07
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#0203_hama 早大柴山氏「例えば津波想定、一つには津波防護レベル、これは最大百年に1度の津波を対象、沿岸部の資産を守り避難を助けるのが本来の目的。ただ千年に1度レベルのは津波減災レベル、住民は全て逃げられることを基本的に目指すもの」

2012-02-03 14:02:40
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#0203_hama 早大柴山氏「国のレベルでの手順、これは設計津波の数位をどのように策定するか。まずは過去の津波の痕跡あるいは数値シュミレーーションで再現する。で複数の想定津波高を設定津波とするが、ここで高潮防護等の地域の事情を踏まえて反映されていく」

2012-02-03 14:02:37
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#0203_hama 早大柴山氏「例えば神奈川では湘南海岸ではどうか、東京湾ではどうか、これは全く別の観点、これを考慮するというのが地域の視点」

2012-02-03 13:58:28
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#0203_hama 早大柴山氏「防災計画の練り直し、全国レベルでの見直しを数値予測と堆積物調査で行う。また想定値に縛られないレベルの計画の策定。また深刻な反省として、これまでの学術行政の分業を見直しでの想定外の排除、更には地域の視点での防災構想を行うのが必要」

2012-02-03 13:57:24
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#0203_hama 早大柴山氏「全国で津波対策は行われているが、これについては国の指示ではないので県レベルで始めることになる。これまで想定の無かった鳥取など、ただこちらは海岸の地盤高が十分なので浸水域は狭いと、他には徳島などが独自に検討中」

2012-02-03 13:53:04
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#0203_hama 早大柴山氏「これを受けて津波防災はどのように変わるか。まず被災のメカニズムは解明が進んでいる、次は再以外でも壊れない社会基盤施設、それから三重の防護ラインの効果の検証の上で性能の設定も。また全国的な津波対策の提示など、更には高地移転など。」

2012-02-03 13:51:41
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#0203_hama 早大柴山氏「また仙台市若林区の例を見ると、沿岸域1km2kmの浸水という事例で15mに達する地域もある。荒浜では浸水高9mで1km幅到達。今後避難場所の確保の観点では壊れない学校建築を避難場所に指定するのもひとつの方法だと」

2012-02-03 13:49:40
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#0203_hama 早大柴山氏「2つの例、南三陸のアパート、津波避難ビルも屋上まで浸水し高さの不足の可能性も出た。」

2012-02-03 13:47:52
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#0203_hama 早大柴山氏「3月11日での津波防災の変わり様。今回と昭和三陸の浸水高をプロットすると岩手沿岸では明治三陸レベルの津波、ただそれ以外の地域は今回のが圧倒的で非常に広範囲だと。仙台や福島では貞観以来の津波、自治体の対応の差にもつながっている」

2012-02-03 13:46:40
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#0203_hama 早大柴山氏「最近では06年10月の東京湾の異常潮位、太平洋側の低気圧の通過後突然水位が上昇し大さん橋や帷子川などの堤防での漏水など。これは銚子での潮位偏差が東京湾に流れた結果。陸棚波で伝播した。何度も起きている事例でこのような現象にさらされている」

2012-02-03 13:43:38
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#0203_hama 早大柴山氏「バングラデシュの高潮、1970年では40万人の犠牲者とも言われるが、07年では5千人に抑えられた。これはシェルターなどの設置の効果。ただ準備をしても低減出来なかったというのが我々にある課題」

2012-02-03 13:41:26
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#0203_hama 早大柴山氏「その上で今回の東日本大震災、実際には非常に多くの被害。ただこの場合は津波が予想され、三重の防護ラインが設定されていたはず。でも次々に破られて大きな被害になってしまった」

2012-02-03 13:40:12
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#0203_hama 早大柴山氏「まず東京湾の問題の前提としての他の例。04年以降の津波高潮の災害。最悪の被害は04年のインド洋津波、次いで08年のミャンマーのナルジスの高潮、被害拡大の原因は災害の存在を知らなかったのが原因。気候の急変もある」

2012-02-03 13:39:09
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#0203_hama 早大柴山氏「災害を分析して地域の立場から防災減災の戦略を考えている。東京湾では津波高潮高波が沿岸災害にある。手法としては調査、と数値シミュレーションの具体的イメージの再現と住民との共有。社会的な文脈を読み解くことでそれぞれのシナリオを作成し備える」

2012-02-03 13:37:01
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#0203_hama 続いては、早稲田大学の柴山知也氏です。「東京湾における津波の経験と予測 今後の津波対策に向けて」です。

2012-02-03 13:35:34
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#0203_hama 小堀研武村氏「中心である人というのは皆さん。いくら我々が頑張ってもきくだけでは何も意味が無い。何が出来るかぜひ考えていただきたい、それでより役立つようになると」

2012-02-03 13:34:46
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#0203_hama 小堀研武村氏「なので地震学に限らず、工学関係文献関係などもっと人間の近い人達と共に防災を行なっていくのがまともなあり方ではないか。」

2012-02-03 13:34:06
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#0203_hama 小堀研武村氏「地震の災害の構図、地震はあくまでも引き金、で地震の災害を起こすのは人間。地震で壊れる建物を作る、津波が来ると聞いても逃げないから被害が出てくる。もっと人間を中心に考えないと防災はできない」

2012-02-03 13:33:19
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#0203_hama 小堀研武村氏「まとめると、今の我が国の地震防災の雰囲気はやたら地震学ばかりが強調されている。で去年反省などと言ってるが、やめるべきだと。普段からそうでもないのに殊更にみっともないと」

2012-02-03 13:32:36
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#0203_hama 小堀研武村氏「やはり阪神大震災の後の対応も同様。これも振り返りだが、誰も見てない。これではだめ。」

2012-02-03 13:31:39
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#0203_hama 小堀研武村氏「原因としては地震学者の震源への個室があると。過去のデータベースを構築するのが今後重要になってくる。今回の震災を受けて、津波対策物の調査を行おうとしているが、実は津波堆積物の専門家はほんの僅か。なぜ今までしてなかったことを突然3年でするのか」

2012-02-03 13:31:14
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