「2012.3.11に向けて」(パネルディスカッション)

2012年2月9日に福島県男女共生センターで開催された、パネルディスカッション「2012.3.11に向けて ~災害復興における男女共同参画センターの取り組み」のメモです。 パネルディスカッションの詳細はこちらでご確認下さい。 http://www.f-miraikan.or.jp/pub/topics/svTopiDtl.aspx?servno=1212
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高橋 準 @myriel_june

千葉「被曝スクリーニング施設になったため、避難者の受け入れができなくなった。それによって逆に、支援の取り組みの余裕が出来た。ただし館の本来の事業については、県から予算が認められなくなった。」

2012-02-10 00:37:02
高橋 準 @myriel_june

千葉「支援としては、1)ビッグパレットふくしまの「女性専用スペース」運営。男性の目が気になって着替えが出来ない、授乳が困難、富岡と川内の人が次々と入ってくるという状態。受け入れが最初から考えられていたのではなく、館長の判断で開放されたもの。無秩序状態だった。」

2012-02-10 00:37:36
高橋 準 @myriel_june

※ビッグパレットふくしまの避難所については、Togetter「「東日本大震災災害復興シンポジウム」の記録」の、天野和彦さんの発言をごらんください。 http://t.co/sEfdiaL7

2012-02-10 00:41:14
高橋 準 @myriel_june

千葉「県職員が中心になって立て直し。センターが直接スペースを運営するのではなく、職員を派遣して支援しながら、3団体によって運営。センター職員は相談役。避難者に対して、「相談」の看板はかかげない。利用者と同じ目線で。無理はしない。等々。」

2012-02-10 00:42:11
高橋 準 @myriel_june

千葉「女性専用スペースは、女性たちの居場所、交流スペースとして活用。「つぶやきノート」を用意して、利用者の声を拾っていった。男性スタッフもいた(元センター職員)。活動を通してスタッフも自信とやりがいを得ていった。」

2012-02-10 00:42:42
高橋 準 @myriel_june

千葉「2)避難者への内職紹介。これは以前からの事業の引継。3)福島大との連携(総合科目「ジェンダーを考える」)。若い層への働きかけでもある。被災している女性も講師に。飯舘村の女性、そのほか。受講者は1年生中心350人。連携講座で、市民が70人参加。交流が刺激になった。」

2012-02-10 00:42:58
高橋 準 @myriel_june

千葉「3)そのほか「女性と子どものための”放射線と健康”セミナー」も。終わった後に茶話会をもった。国女振の協力。会話をする中で、不安の解消へつながったと思う。」

2012-02-10 00:43:18
高橋 準 @myriel_june

千葉「4)ボランティアの取り組み。「ボランティアカフェ」(7月から月1回)、被災者のためのリサイクルコーナー。こういった方たちに支えられて、被災者支援がされた。」

2012-02-10 00:43:34
高橋 準 @myriel_june

千葉「そのほか、情報の収集・発信、他団体等との連携。」

2012-02-10 00:43:45
高橋 準 @myriel_june

千葉「2年目に向けた課題。仕事の創出、生きがい作り。「かーちゃんの力・プロジェクト」では、農村女性の生きがいづくり、経済的自立をめざしている。」

2012-02-10 00:44:40
高橋 準 @myriel_june

千葉「「かーちゃんの力・プロジェクト」は、福島大学との連携でスタートした。12月の結もちプロジェクトも好評だった。活動を通して参加者がやる気を起こしてきている。ほかのところにもつなげていけないかと考えている。」

2012-02-10 00:45:22
高橋 準 @myriel_june

千葉「避難者への調査研究。避難生活や避難所運営におけるジェンダー平等についての調査研究。あわせて公募研究を実施したい。大震災を踏まえて、福島県だからできる内容を。館の自主事業として継続したい。(これまであった県の助成は打ち切られるかも)」

2012-02-10 00:46:11
高橋 準 @myriel_june

千葉「そのほか福島県ならではの情報発信。災害と女性、復興支援など。」

2012-02-10 00:46:26
高橋 準 @myriel_june

以下、パネリスト同士のディスカッションなど。(質疑) 加藤「緊急雇用のお金の使い方について聞きたい。」 田端「盛岡は被害はない。沿岸がひどい。しかし支援にはお金がかかる。なにかできないかと考えていた時に、厚労省の緊急事業支援のお金がつくという話が出た。」

2012-02-10 00:52:19
高橋 準 @myriel_june

田端「お金は県の基金になって、そこから各市町村へおりる。県全体が激甚被害を受けたので、盛岡で事業の企画書を書いて申請。自分たちのやりたいことを企画とする。「心のケアホットライン」は内閣府と直で。そのほか、買い物代行が好評なので、事業拡大をめざす。(厚労省)」

2012-02-10 00:53:10
高橋 準 @myriel_june

千葉「女性のニーズの掘り起こしのきめ細やかさについてのヒントがもらえたと思う。こちらは県のセンターなので、一市町村だけを支援していけない。県のセンターとしてできることとはなんだと考えるか。なにをやってほしいか。」

2012-02-10 00:53:33
高橋 準 @myriel_june

田端「県とどう組んでやっていくかは難しい問題。こちらは買い物代行や相談のような、自分たちができることをやってきた。ほかとの連携まで手が回っていない。これからの長い支援を見据えると、1~2年の間、さらに今までの事業をしっかりやった上で、県内との連携を考えてみたい。」

2012-02-10 00:53:54
高橋 準 @myriel_june

加藤「こういうことをやってみないか、と県から言われて、なるほど県はこんなことを考えているのかということがわかる。(福島県共生センターも)福島市や郡山市の担当者と話してみることから始まるのではないか。」

2012-02-10 00:54:48
高橋 準 @myriel_june

加藤「いろんなところから人が来て、「なんでこうしないんですか」と簡単に言われるのがとてもきつい。やれるものならやっている。」

2012-02-10 00:55:18
高橋 準 @myriel_june

加藤「やれること・やれないこと・やらざるをえないことがあって、いまこれこれをやっている。理念だけでは動けない。なんでついたて立ててっていえないの?とか言われても、その避難所でそのあともやっていかないといけない人には、言えない。」

2012-02-10 00:56:08
高橋 準 @myriel_june

田端「仙台での女子学生の支援について。自分たちのところではできていない。そこに着目したきっかけは?」

2012-02-10 00:56:33
高橋 準 @myriel_june

加藤「きっかけというものはない。さまざまな「よい子」たちがメディアに出てくるが、「そんなことはない」と思った。子どもに作文書かせて1万円、みたいなこともあった。小学生が「お母さんを助けたい」とかけなげにいう。そういうのが受けるところがある。」

2012-02-10 00:57:51
高橋 準 @myriel_june

加藤「「震災婚」にしても、たとえば、震災後おしゃれから遠ざかっていた人が、身近な男性とつきあいはじめた。あるとき、美容院に久しぶりに行ったら、はっと我に返った。やっぱり彼とは友だち同士がよいとそのとき思えたという。」

2012-02-10 00:58:56
高橋 準 @myriel_june

加藤「そういうことを見聞きして、はじめたというところか。「非モテ」の男性も福島の女性ならつきあえる、結婚できるというネットの声も見た。「これはひどい」と思って、少しでも気持ちが強くなれるようなことを、というふうに考えた。決してこれは福島だけのことではないと思ったので。」

2012-02-10 00:59:59
高橋 準 @myriel_june

ツイートで抜けてしまいましたが、仙台の10代女性プロジェクト、避難所で二十歳以上の女性には化粧品が配られたけど、二十歳未満の人にはなかった、というようなことも、きかっけのようなこととしてあったみたい。参加したのは服飾系の専門学校生とかもいて、おしゃれの話はそことつながる。

2012-02-10 01:05:20