続・ミステリ談義 ジャンル意識・「人間が書けてない」・叙述トリック
- K_misa_maguro
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http://t.co/VivdS50n ジャンル意識。うーむ。自分もミステリ好きとは言ってるけど、代表的な作品や古典的な作品をそれほど読んでいるわけではないし、ジャンルとしてのミステリを好きと自信もって言えるかは微妙なんだよな。好きな作品にミステリ系が多いとなら言えるけど。
2012-02-23 01:02:55小説って読んだ感想に「好き」「嫌い」は入らないの??分析するために読むって小説としては本望じゃないだろうに……。
2012-02-23 01:07:26ミステリだけでなくてSFにもホラーにも言えることだけど。読みたい本を探すときそういう分野を中心に探すのは間違いないとしても、じゃあ「そのジャンルが好き」と自信もって言えるかというのはまた違う話なんだよな。好きとは言いたいけど、ほんとうに詳しい人に比べたらかじってる程度だからなぁ。
2012-02-23 01:09:00小説に限った話じゃないですけど、その作品のどこに価値を見出すかは人それぞれの解釈があっていいと思います、と自分のために予防線を張っておく。
2012-02-23 01:16:44ミステリが苦手で嫌いな人でも、属性としての「探偵」とかについて語ってたっておかしくないじゃないですか。なんでミステリをミステリ流に解釈せよと迫られるんですか。「藪の中」をミステリ解釈するのが成り立つように、「氷菓」がをラノベとするのがありなように、そう語ってはだめなのか。
2012-02-23 01:17:52@Marron_Grace 「好き」「嫌い」はあっていいんじゃないでしょうか。小説って読んで楽しむものだと思うし。人によって楽しみ方がいろいろあるってだけで。
2012-02-23 01:18:18小説読んで「人間が書けてない」というひとはそこに書かれたような人間がひとりも存在しないことを知っているらしいのできっとラプラスの魔なのだ。
2012-02-23 01:18:31@ry_endo 読むだけならそれでもいいと思ってはいるのですが、論じる・感想を披露する段になると、そうもいかないのかしらってところですね。
2012-02-23 01:20:30そういえば『藪の中』の最新の論文についに触れなかったな。先生んとこ行ってもいいけれど、提出した論文があれだったから合わせる顔がない..
2012-02-23 01:22:29@Marron_Grace 何かを論じるとなると詳しい人の癇に障ることはあると思うんですよね(ミステリに限らず)。でも読書の感想は感じたことを好き勝手言ってよいものだと思うし、いろんな読み方や感じ方がある方が自然であると感じます。
2012-02-23 01:31:38個人的に、ミステリは様式美だと思っているので、それに関してあれやこれや言う気には基本的にならない。まあお作法知らんからってのもあるけど。だからどうしても、感想はまず好き嫌いが先に立つ、かな @
2012-02-23 01:33:58ミステリのアプローチを理解しないでミステリとしての難度高いミステリを読むのは、ミステリそのものを冒涜しているようなところがある。いや再読すりゃあいいじゃん、ともおもうけれど、それを許さない気持ちは分からないでもない。夏冬、痾を読んで思ったこと。
2012-02-23 01:56:22ど真ん中のコテコテなミステリが読みたい って言っても僕の場合謎解きが楽しみなんじゃなくてあの雰囲気が好きなだけ 極限状態での駆け引きとか摩訶不思議な謎に立ち向かってく姿が好きなだけ
2012-02-23 01:56:39雰囲気小説としてミステリが好きだから入間人間「花咲太郎は閃かない」が楽しめる あれって謎解きほとんどぶん投げてるからある一定の層には毛嫌いされそう
2012-02-23 01:58:47笠井潔先生が読んで理解できなかった鴉をはじめ、今読む意味ってない気がする。だったらもっと緩いところを攻めていけばいいんじゃないのって思う。でもまーやの世界観は大好きだし、ミステリじゃない解釈であれば語りようはいくらでもあると思うのだ。だからどうしようか。
2012-02-23 01:58:59@Marron_Grace 『夏と冬の奏鳴曲』なんかは、一読で理解できる人がいたらむしろそっちがおかしいんじゃないかと思いますよw 順番は確かに難しいですね。
2012-02-23 02:00:23米澤先生が「犯人と探偵の敵対関係」としてミステリが消費されることに疑問を呈していたことが、一番僕を蝕んでいるのかもしれない。僕はそういう風に物語を消費しがちだから、それってミステリ読みとしては「最悪」の読み方なのだろうな、と。
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