「金持ち」と「人持ち」- より幸せなのはどっち?
今朝も告知した通り、Skype 上での相談サービスを開始する。料金は1時間2000円。@AkaneSato さんは「安い」と言ってくれたが、確かに相談サービスとしては安いほうかもしれない。http://t.co/Ujl4oFIV
2012-02-28 19:15:05私は吹っかけるように高い価格をチャージするのが、本音のところあまり得意ではない。以前、ソフトウェアの受託開発をやっていたころは、それでも強気で交渉したことはあった。資本主義的にはそうすべきなんだろう。
2012-02-28 19:17:00だが「私はおカネ儲けが苦手です」で告白したように私はカネ儲けが苦手だ。苦手なので、カネ儲けは他の方にお任せして、私は、もっと自分の気持ちに楽になれるような形でカネを得たいと思うようになった。 http://t.co/yFZ69XSJ
2012-02-28 19:18:35私は人と話すのが実は好きだ。特に初対面の人たちの人となりについて考えるのが好きだ。人間は本当に人それぞれで面白い。日本人はよく没個性的だと言われるがアレはウソで、日本社会では、同調しているフリをせざるを得ないからにすぎない。一度本音が出ればみな本当にさまざまだ。
2012-02-28 19:21:56それが今回 Skype 相談をはじめようと思った理由だ。料金が比較的安く設定あるのは、私自身が楽しめそうであることと、できればお金のない若いひとたちにも気軽に利用してほしかったから。よろしくお願いします。
2012-02-28 19:24:19ちなみに Skype 相談ですが、いまのところ照会がすでに4件ほど入っています。私は、これをビジネスぽくやるつもりはなくて、一日に多数こなすつもりもないです。楽しみながらじっくりと取り組んでいけたらと希望しています。
2012-02-28 19:26:42私はこれから先も、カネをあまり稼ぎすぎないようにしようと思っている。大量のカネが人を幸せにするようにあまり思えないからだ。世の中には、カネを賢く稼ぐノウハウは満ちあふれているが、カネを賢く使うノウハウはずっと少ない気がする。
2012-02-28 19:29:02人々は非常に精緻な方法でカネを稼ぐのとあまりに対照的に、カネを稼いだ後のことについてはたいへん素朴で牧歌的な感じがする。まるでおとぎ話の「王子さまとお姫様は末永く幸せに暮らしました」という結末を素朴に信じているような。実際には、カネさえあれば全ての問題が解決するわけではない。
2012-02-28 19:32:52人はどうしてカネが欲しいのだろうか?生活の安全のため?社会的承認のため?自己顕示のため?家族を養うため?病気の備え?老後の備え?成功の証として?もしかしたら、こうした欲望のいくつかはカネなしに別の方法で実現することも可能なんじゃないか。
2012-02-28 19:35:07最近では、将来が不安だからとにかくカネを溜め込んでいるという人が増えているようだ 。ではいくらカネを貯めれば安心なのだろうか?日本円で大丈夫か?不動産なら大丈夫?外貨なら大丈夫?ゴールドなら?突き詰めて考えると未来が本当に不透明なときはいくらカネを貯めても不安は消えない気がする。
2012-02-28 19:38:12カネという幻を一度取り払って考えてみると、どんな経済破綻が起きても残っているものが一つだけある。それは人間だ。そして人間と人間のつながりだ。本当に困ったときには実は頼れるのはやはり人間しかないのではないか。本物の絆を育てることが実は最強の未来への備えなのかもしれない。
2012-02-28 19:42:04私がこういうことをいうと、「現実的な人々」は嘲笑するかもしれない。頭の中がお花畑だと。私も数年前までは同じことを言ったかもしれない。だが、先進国の社会保障制度の絶望的な未来を思うと、どちらの頭の中身が本当はお花畑なのか確信が持てなくなってくる。
2012-02-28 19:45:55ソーシャルメディアは顔の見えない均質的でバラバラの砂のような大衆に、顔と人間くささを与えた。その圧倒的な帯域のおかげで、昔ではとても不可能だったレベルで多数の人間が緊密な関係を築きつつある。均質なマスから有機的なソーシャルグラフへ。
2012-02-28 19:51:04たとえば @ihayato さんが絶賛する「地域社会圏主義」(http://t.co/aUdku2EQ) のアマゾンレビューを見ていると、いままさに長年試みられ挫折し続けてきた「地域共同体」に技術的基盤が備わりつつあるのかな、と思える。http://t.co/uBPL5iuN
2012-02-28 19:57:38資本主義社会は、勝ち負けに拘る人たちによって駆動されているそうだ。私自身は、高い基準をクリアすることには情熱を持てるが、特定の個人やグループを「打ち負かす」ことに喜びを感じるタイプではない。集団スポーツに興味が持てなかったのもそれが一つの理由。
2012-02-28 20:01:07カネを溜め込みたい人は、おそらく誰かを打ち負かすことに生き甲斐を感じているのだろう。まあ、それも極端になると一種の異常性格な気がするけれども。私には、昔からそういう部分が少なかったし、これから増えることもない気がする。
2012-02-28 20:03:21モノ(占有)の時代から情報(共有)の時代へ。私たち人間の考え方もやはり経済の中心的な価値対象の性質に応じて変わって行くものなのかもしれない。占有の時代には、それなりの興奮と熱狂を生んだが、同時に孤独と狂気ももたらした。共有(シェア)の時代はもうすこし穏やかなものになる予感がする。
2012-02-28 20:17:08ぶっちゃけカネがたくさんあっても楽しいのかどうか確信が持てないなあ。カネがあるかないかより、友達が多いかか少ないかのほうが重要な気がする。あんまり貧乏だと友達付き合いできないというのはあるのかもしれないけど…。
2012-02-28 20:23:14カネがあればあるほど、よほど精神的に強い人でないかぎり、どんどん孤独になっていきそうだな。近づく人間はみなカネ目当てのような気がしてきて。カネを失うと同時に全ての人間関係を失う恐怖におびえて。そう考えると金持ちが本当に幸せなのか、今ひとつわからない。
2012-02-28 20:25:22金持ちでも幸せな人たちはいるだろうが、彼らは直接カネから幸せを得ているのではないだろう。貧乏人と同様に、真摯で誠実な人間関係を築くことで、そこから幸せを引き出しているにちがいない。カネはある種の不幸は防ぐだろうが、幸福を自動的にもたらすものではあるまい。
2012-02-28 20:27:20こう考えると20世紀の二度に渡る世界大戦なんて、人々のモノに対する熱狂が頂点に達したゆえと考えることもできそうだ。マルクスが言ったように、モノの経済はすべてをモノに変身させる魔力を持っている。人間もモノのように扱われて破壊されたわけだ。
2012-02-28 20:38:47そう考えると、21世紀に世界が順調に情報中心の経済(評価経済)へ移行できれば、もう二度と戦争など起きないかもしれないな。あれは基本的に領土(不動産=モノ)という排他的なものの占有をめぐる争いだから。人々がモノに大きな関心を払わなくなれば、自然に戦争は消滅していく。
2012-02-28 20:42:20.@bikeandmagic ありがとうございます。カネがなければ結婚したり子供を持ってはいけない、という社会常識も私はどうも納得いかないのですよね。これからの時代、カネなしでもいろいろやっていける部分が増えて行く気がします。その点はまたブログに書いていくつもりです。
2012-02-28 20:44:57私には基本的に航空券欲しかない。時間はたっぷりあるので、船で安く行けるというなら船でもいい。運輸サービスに対する欲望だから、これも正確には物欲ではないな…。モノそのものに対しては呆れるほど欲望が薄いね…。
2012-02-28 20:51:35私は、実は結構子供と遊ぶのは好きだったりする。自分の子供を持たなくても、誰かの子供の「パートタイム父親」ならやってみたい気がする。案外こう思っている人々はいると思うのよね。子育てもシェアできれば、子供を持つ人と負担も減って一石二鳥だろうだと思うんだけど。
2012-02-28 20:54:34