- leaf_parsley
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まずは紙と鉛筆を用意して、β線源とγ線源だけの場合について、各臓器の質量と組織荷重係数と吸収線量がわかっているときの、全身の吸収線量を表す式と実効線量を表す式を書きだして、それらをじっくり比べてみると良いと思います。 @leaf_parsley
2012-03-03 14:31:20@MAKIRIN1230 MAKIRINさん、まずは臓器の質量と組織荷重係数の関係図ですhttp://t.co/RirUZUo3 (全身の吸収線量はまだ記入していません。すいません)
2012-03-04 11:32:38意味がきちんと伝わらなかったみたいですみません。無駄ではないですが、こういった具体的な計算ではなく、文字式としての関係を確認してくださいと言ったのです。 各臓器の吸収線量が任意の値の場合について、考えてみましょうという話でした。 @leaf_parsley
2012-03-04 11:48:19@MAKIRIN1230 吹き出しに入れて書いてあるコメントが、関係にあたるのですが、、文字式としてというとどういう形式で書けばいいですか? (いまエクセルの計算に入れてしまっている数式を明示化すればいいのかな??)
2012-03-04 11:51:30一般論として、β線源とγ線源の場合について、i 番目の臓器の質量をMi、組織荷重係数をWi、吸収線量をDi としたとき、全身の吸収線量と実効線量を比べてみましょうという話でした。ここで、Di は任意の値で、内部被曝、外部被曝、すべての場合を含みます。 @leaf_parsley
2012-03-04 11:58:52紙に書いて式を比べてください。そのとき、吸収線量Di が任意の値なので、全身の吸収線量の式と実効線量の式のそれぞれのDi の係数に着目して比較してください。 @leaf_parsley
2012-03-04 12:02:2510歳児が1BqのCs137を摂取した場合について具体的に調べたことで、具体的な場合の関係は理解できているようですね。こういった関係が、年齢、内部被曝、外部被曝に依らず、すべての場合について成り立つことを理解する必要があったわけです。 @leaf_parsley
2012-03-04 12:31:49E: 実効線量Sv
T:組織 (i番目の組織はT(i))
WT:組織Tの組織荷重係数 (Σ(i=1~最後まで)WTi=1 重みづけのなので合計は1)無次元
WR:核種Rの放射線係数 (γ線とβ線核種の場合は1) 同じく無次元
D(T、R):組織Tの線種Rによる吸収線量 (i番目の組織の核種R(r)の等価線量はD(T(i)、R(r))
HT: 組織Tの等価線量 HT(i)=Σ(r=1~最後まで)Wr・DT(i)R(r)
組織T(i)の等価線量は、関連する核種の組織T(i)への各吸収線量×放射線係数の合計
(単位Sv β線γ線の場合は放射線係数は1なので吸収線量(J/kg)と同値 )
E= Σ(i=1から最後まで)Wt・HT(i)
= Σ(T(i)(iは1~組織の最後まで)WT・Σ(rは1~核種の最後まで)WR・D(T,R))
実効線量は、各組織別の等価線量にそれぞれ組織荷重係数をかけたものの合計。
吸収線量 J/kg
全身の吸収線量は、各組織の吸収線量に組織の重さをかけた値の合計を体重で割る。β線γ線の場合、放射線係数は1なのでとりあえず考えなくていい。したがって、便宜的だけれど、各等価線量に組織の重さを掛けたものの合計を体重で割ったものと同値になる。
各組織の重さ :GT(i) kg
総体重K=Σ(iは1~組織の最後まで)GT(i) kg
全身の吸収線量 F = {Σ(iは1~組織の最後まで)HT(i)×GT(i)}÷K (単位はJ/kg)
Σの中に入れ込んでみると
F=Σ(iは1~組織の最後まで)HT(i)×GT(i)/K (単位はJ/kg)
これと
E= Σ(i=1から最後まで)Wt(i)・HT(i)
を比較してみると、差はWtとGT(i)/K の部分だけなのがわかる。
この比を組織感受性などを考慮した重みとしておこうという話。
全体の吸収線量が正しくありません。さらに全体の質量で割る必要があります。で、そちらも式で表し、係数を比べてください。 @leaf_parsley
2012-03-04 15:30:45@MAKIRIN1230 訂正をかけました。等価線量HTを使ってしまいましたが、吸収線量D(T)を使うほうが正確ですか?
2012-03-04 15:41:46HT(i)の係数は、吸収線量のについてはGT(i)/K(体型にほとんど依らない)となっていて、実効線量についてはWT(i)になっていることがわかると思います。つまり、 WT(i)/(GT(i)/K)をその臓器の感受性と呼んでいただけです。(続く @leaf_parsley
2012-03-04 15:47:53そして、この関係が任意のHT(i)について成り立つわけです(どんな内部被曝、外部被曝についても)。この関係については、これ以上深く考えてはいけません。これ以上のことは何も言えません。 @leaf_parsley
2012-03-04 15:55:41そして、組織荷重係数の値を設定するために、次の相対損害の値を参考ににしただけです。http://t.co/ASOWpkpN @leaf_parsley
2012-03-04 15:58:08「この差を組織感受性としておこうという話」→「この比を組織の感受性などを考慮した重みとしておこうという話」という感じです。あと、Wt→WT(i)など。 @leaf_parsley
2012-03-04 16:03:53@MAKIRIN1230 重くなってしまって、修正ができなくなっていますが、後程直します、ありがとうございます。MAKIRINさん、元の図のほうをみていただけますか?等価線量の場所につけたコメントなんですが、
2012-03-04 16:07:22具体的な場合だけ考えていると、その特別な場合だけ成り立つ関係なのか一般的に言える関係ないのか分からないことが理解できたのではないでしょうか。 @leaf_parsley
2012-03-04 16:08:44@leaf_parsley @MAKIRIN1230 元の図のほうに「等価線量はエネルギーの集中度合という意味になるので、本来この値が高いほどリスキー。もしすべての組織が同じ感受性であったら、損傷度合はこの数値に比例する。」と書いたのですが、これは言えますか?
2012-03-04 16:12:32最後の部分ですが、「この差」→「この比」です。 元の図のコメントはさっき見た感じでは良かったと思います。 @leaf_parsley
2012-03-04 16:13:00等価線量は臓器に着目した量で一般には臓器によって値が異なるので、「もしすべての組織が同じ感受性であったら、損傷度合はこの数値に比例する。」→「その臓器に生じる影響はこの数値に比例する。」という感じです。 @leaf_parsley
2012-03-04 16:19:43