脱原発派は枝野幸男を応援すべきである/AERA3月12日号#genpatsu
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勝俣東電会長、東電の賠対応について「枝野さんは『すべて無条件で受け入れろ』でしょ。受け入れられるのと受け入れられないのがあるんだからさ」
2012-03-10 21:59:10発送電分離に含み持たせた枝野の電力システム改革タスクフォースの「論点整理」に対し「過激な反応を示したのが連合の有力組織である電力総連だった。」「やがて民主党の連合系議員を中心に「枝野降ろし」の機運が高まっていく。それを歩調を合わせるかのように、勝俣・東電も水面下で動き始めた。」
2012-03-10 22:05:31「勝俣が頼りにしたのは財務省の実力者である勝事務次官だった」「年明け以降、国の出資は50%未満とする線が描かれ、財務省の真砂主計局長が資源エネ庁の高原長官に対して要請した」「財務省を味方につけて国有化に防衛線を敷く一方、東電が乾坤一擲の勝負に出たのが料金値上げだった」
2012-03-10 22:11:39「まな板の鯉のはずの勝俣が包丁を握っている」「これに怒り心頭なのが「電力嫌い」の枝野だ」枝野は「東電の議決権の3分の2超を握る考えを示した」「経団連の米倉が国有化を批判している点をとらえて、「米倉会長が経団連でお金を集めてください」と逆襲している」
2012-03-10 22:15:05枝野は会見で東電の値上げ方針を手厳しく批判し、値上げ申請の前提は「東電が生まれ変わる姿勢を示し、社内に徹底させることにある」と言いきった。「枝野は戦犯企業の東電を敵に回して戦う好位置を確保した」
2012-03-10 22:17:54「勝俣の強気の要因のひとつは、民主党政権がなかなかポスト勝俣の人選をできていないことだろう」「人選は枝野と仙谷政調会長代行にねられているが、難航しそうだ。要は政権の足元を見透かしているのである」
2012-03-10 22:20:49「経産省のエネルギー政策における路線対立は複雑だ」「2000年頃までは自由化論者が全盛だった」経産省の技官の中で「最大勢力を誇ったのは電力技官だった。彼らは電力業界に天下るのが典型的なコースだ」「原子力安全・保安院は実はこうした電力時間の天国だった」
2012-03-10 22:27:08「経産省は原子力立国計画をまとめ、原発の海外輸出の旗を振るようになってゆく。電力自由化に狼煙をあげる者は減り、自由化論者は早期退職を勧奨されたり傍流に追いやられたりした」「そんな逆風の時代が、枝野が大臣になって風向きが変わった」
2012-03-10 22:29:41「3月中には東電の経営改革案を盛り込んだ総合特別事業計画がまとまる。政府は東電の議決権の過半を握り、枝野と仙谷が選んだ新経営陣が東電に進駐する。電事連の最大企業の東電を制圧することで初めて、エネルギー政策の転換をうながすもくろみだ」
2012-03-10 22:34:06皆さんが抗議活動を繰り広げている経産省の中や霞ヶ関では、こういう暗闘が続いているわけです。枝野は本格的に応援した方がいいかも知れない。
2012-03-10 22:41:26