『スタジオぬえ』と『機動戦士ガンダム』のデザインの裏歴史について
- kitaoyasoji
- 83453
- 91
- 64
- 53
@highmafuyuno 今んなって思うと、あの連載の装甲面積と可動範囲の関係とか、スライド装甲で解決できるんじゃないかとか、その当時と現在の考え方の差異なんかも楽しいですよね。そしてGaap乗り発見ーですねい。ウチの現状放置になっちゃってるので春になったら修理してあげたいです
2012-03-13 00:22:26@sleek00 ガンダムのデザインで面白いのは高千穂遥氏が持ち込んだ宇宙の戦士の強い影響下であるにもかからわらず、直前まで一緒に仕事をしていたスタジオぬえのデザイナーを意図的に排除してるところのような気がします。(のちに安彦氏が想像される理由をのべておられますが、、。)
2012-03-13 08:54:18@Lodriguez1966 確かに~! 話の方では松崎健一さんが関わってるのに、デザインの面では徹底的に「参考にした」と云うのにとどまっている印象ありますよね。
2012-03-13 09:05:33@sleek00 安彦氏はガンダムのメカデザインが大河原氏(と安彦氏自身)で行われたことについて、大河原氏は冨野氏の要求したものをそのまま描いてくるから(意訳)と説明されてますね。特に一連の冨野ラフのあるメカはぬえが参加していた場合、あのような形では結実しなかったように思います。
2012-03-13 09:14:11@Lodriguez1966 あの『トミノメモ』のイメージの強烈さはスタジオぬえの作風と整合性が取り難そうな印象ですね。その『排除』がパロディ的別文脈での『マクロス』につながったのかもしれんですねい。
2012-03-13 09:21:33@sleek00 スタジオぬえのデザイナー諸氏が当時では稀有な「(メカニックの背景を考慮した上で)そのもの機能をきちんと反映したメカデザイン」ができるグループでしたので、あのラフを見て「なぜ?」「それならばせめて」なしにデザインはできなかった(あるいはさせなかった)と思います。
2012-03-13 11:06:55@sleek00 @Lodriguez1966 高千穂さんは相談をうけていたようですが、ぬえで正式にガンダムに参加したのは松崎さんだけ。でも当時ぬえの作業場では松崎さん加藤さん、宮武さんが同じ部屋を使っていたため、自然と宮武さんの意見が反映されたという部分があったようです。
2012-03-13 11:38:40@sleek00 @Lodriguez1966 そういう体制だったため、宮武さんもいつしか自分がガンダムに参加しているような気分になったようです。放送直前に宇宙塵の例会にやってきて、ガンダムがいかに先進的かを力説してました。その雰囲気がガンダム・センチュリーに繋がったと思います。
2012-03-13 11:42:42@AoiKunio @sleek00 OUTの高千穂氏自身による記事だとサンライズの山浦氏から「SFとはなにか教えてほしい」というオファーに「宇宙の戦士」をSFの代表作として貸し出したら、これのアニメ化のような話に変わってしまったので立腹し一切協力をやめたとありますね。
2012-03-13 11:44:29@AoiKunio @sleek00 それとは裏腹に宮武氏はテクポリで水着のミライだし、河森、美樹本氏は立体セイラで盛り上がってたり。で、ガンダムセンチュリーを作りはる。高千穂氏はSFか否かで大論争と。そういう構造だったのですね。<部屋
2012-03-13 11:47:40@sleek00 @Lodriguez1966 河森正治氏、美樹本晴彦氏がガンサイトという同人誌を作りましたが、その打ち合わせもぬえの作業場でした。それもガンダム・センチュリーに繋がりますね。あれは壮大な同人誌と言ってもいいでしょう。スタトレをファン活動が盛り上げたのに似てる?
2012-03-13 11:50:07@AoiKunio @sleek00 デザイナーの選択もそうですが、富野氏自身は一般にファンが抱く「リアル」という文脈とは違うものを目指して作っていて、 「リアル」という部分を支援したのはほぼ全部(プロと雑誌編集者を含む)ファンによるものですよね。
2012-03-13 11:54:22@sleek00 @Lodriguez1966 ガンダム製作当時の宮武さんの動きはウルトラQやウルトラマンにおける大伴昌司氏の動きにちょっと似てるかも知れません。製作スタッフサイドはほとんど感知していなかった。
2012-03-13 11:52:40@AoiKunio @sleek00 それはすばらしい比喩だと思います。ある意味で作っている本人が置き去りにされてしまうまでのファンの愛。(なのでZにすごく違和感が生じてしまう。)
2012-03-13 11:56:29@AoiKunio @Lodriguez1966 すごい的確な例な感じがします。受け手としても夢中になっていたのはそうした部分でもあるワケですしー。
2012-03-13 12:06:42@Lodriguez1966 @sleek00 マクロスの発端はテクポリの不発にあります。あれは不幸な作品でした。あのあとからデザインだけではなく自らアニメを制作しなくてはならないのでは?ということになり、企画を幾つか立て始めたのを横で見てました。
2012-03-13 11:57:00@AoiKunio @sleek00 (メカデザイン側で)お話として色々な広がる要素を提供しているのに、製作側が十二分に活用してくれないってことですね。
2012-03-13 12:00:52@AoiKunio @Lodriguez1966 次々に貴重な証言が。どうもありがとうございます。なるほど確かにそうつながる、という感じですね。
2012-03-13 12:04:55@Lodriguez1966 @sleek00 あれはもともと実写特撮企画だったのが紆余曲折の果てにああなったもので、アニメとしての制作体制は満足行くものではなかったようです。制作の大元もアニメをやりたいけどどうすれば良いのかノウハウが少なかったとか。
2012-03-13 12:06:37@AoiKunio @sleek00 当時だと、早稲田の工学部でマズルカ、テムジンつくってもらって、、、テクノロイドは着ぐるみで、、なんかサイバーコップのようなものが想像されますね。
2012-03-13 12:09:48@Lodriguez1966 @sleek00 当初のデザインは作画の必要がないためディテールが複雑でした。このラインは後のさよならジュピターに生かされてると思います。
2012-03-13 12:24:44かつてうちのサイトでガンダムの設定をして「(ファンが愛ゆえに)築50年の木造2階建てにリフォームを繰り返して5階建ての鉄筋ビルに(見えるように)したモノ」と書いたんだけど、昨日の「宮武氏=大伴昌司説」を思うにそういう変わり果てた自宅を一番嫌っているのは富野氏自身ではないかと。
2012-03-14 13:48:24