"女を味方につけないと分かってもらえない"時代について考えると「萌え解説書」の価値ががが。
- L_O_Nihilum
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「あ~、動物化するポストモダンの言ってる他者の消失ってこれかー?」とか思い始めた僕。マクドナルドでボソリと「あ~、なんでもよくなっちゃった時代ね~。哲学のどん詰まり、ポストモダンやね~」とつぶやいてしまいました。
2012-03-17 03:08:24ポストモダン思想家、っていう人たちは凄くアツくて、かっこよかったけど、時代はその真逆でジトーっとしてるのね。で、そういう時代(ポストモダン時代)っていうのが、殊に、現代、ってなわけね。2001年にあの本でてからずーっと変わってない現状、と。
2012-03-17 03:09:27感情的に車運転してて周り見てなかったら事故も多いわ、そりゃ(笑)。ていうかよそ見運転とかが多いから交通事故も多い。そういう”よそ見”な感情が、例えば原発事故とかみたいなデカいのまでつながるワケや。あと今の犯罪も。男のやる犯罪も女々しいって母すらも言う。
2012-03-17 03:10:50で。僕は考えるわけ。「でさ、○○(友の名)、そういう人にも論理的な考えとか知識ってやつを・・・」「 無 理 に 決 ま っ て ん だ ろ !!(茫然)」・・・そりゃね。こういうことが出来るのは、あくまでも「考えることが出来る人」の話…。
2012-03-17 03:12:15アリストテレスは「人間はポリス的動物である」とか言う。パスカルは「人間は考える葦」と言う。けれど、それは時代が下り、それだけじゃない論の出てくる中、時代もすすんで、そうでもなくなっていった(でもフロイトやデリダたち哲学者のせいにするなよ!!)。
2012-03-17 03:13:34彼らすらも夢見た哲学の夢が、ねじれたカタチで実演される。思えば、彼らの批判って、他者や違う考えを受け入れる多様性とのことだけど、これ自体理性が前提だよね…。批判するとうのものを前提として隠し持つ・・・ハーバーマスがそう批判していた。
2012-03-17 03:14:47デリダ「激しく戯れると、静止して観えます。」ハバ「結局同一性を志向していないかね?」//フーコー「理性は作られたものです。まがいものです!歴史がそう語っています!」ハバ「でもそう考えるキミはスゴく理性的だよ。」
2012-03-17 03:16:12はてとー。で、今の僕と友達のダベりの中で考えればまさにそれなのだ。責任ある行動、や考えながら話したり意見を出し合ったり、っていう倫理は考える人間、まさに哲学が出来る状態の動物でないとアカン前提に駆られているのだ。
2012-03-17 03:17:17てことは、僕らも他者を受け入れるための議論とかヌカしておきながら、重大な「ま っ た き 他 者」を排除して議論してたことになる!
2012-03-17 03:17:52哲学がわかる人は復習ね。哲学では自分が受け持っている領域を「自己」といい、その外側になってる領域を「他者」と言うんだ。つまり「男」が自己なら、「男でない」つまり「女」(とか)が他者になる。善が自己なら、悪が他者さ。
2012-03-17 03:19:09そんな感じで、考えてみてくれ。今まで僕ら二人がマックでおしゃべりしながら打ち明けた悩み。「感情的になるヤツは議論ができなくて困るよ、ダメだ」って…。コレ、まさに『考えながら感情的にならずに議論する』自分たちを自己にして、他者化しているよね?ひょえぇ。
2012-03-17 03:20:23そう、自分たちにはそういう部分が、(まぁ、考える人間なら在りえないはずなんだけど(汗))まったくない、あいつらは彼岸の存在だみたいな感覚で、今まで議論してたってことになっちゃうのだ。ま・さ・に、自分の何処の領域にも被らない、「まったき他者」だ…。
2012-03-17 03:21:31で、他者を巻き込むことが哲学のみんなに対するやり方であって、そいでもっておーつきさんが言うように他者に開かれる文章っていう…そういう態度なんだけど、僕、できてるか(汗)??? ぜんっぜんできてないじゃん、あの様子からだと。怖い。おぉ怖い怖い。
2012-03-17 03:27:50マ ジ ヤ バ ス、なワケさ。だって僕ら(知ったかぶりしてるわけでもまたないのに!)そういう『考えない人』「感情的な人」という「他者」への興味とか湧いてて、「まったき他者」の顔みて、恥ずかしそうにしてるんだもん!どうしましょ!
2012-03-17 03:29:16あれが何で売れたか。それは確かに売れるモノだった理由。まさにこういう事態において、知的な人間が萌え絵師と手を組んで理解できるように、楽しい絵付きの解説書を出すようになった、ってなわけね。楽しければ読むわけで。
2012-03-17 03:31:02つまり『考える人間』と「考えない人間」という即自・対自のアウフヘーベン(汗)。その結果があの「萌える武器事典」から「哲学ガールズ」まで続く系譜なのね。
2012-03-17 03:31:57「もしドラ」が売れたね。あれもそういう意味合いがある。タイトルと絵でまず興味を引く。中身はそんなに絵が描いてあるわけではないが、比較的に文字が大きく、読みやすく、ラノベ風味。その中で主人公がドラッカーを用いつつ実践していくので、「ああこんな感じかな」と近づきやすい。
2012-03-17 03:36:45そのドラッカーの話から、かわいさと面白さから、あとで解説書に入って逝ってもいいじゃない?あとそうやって複数ブームの中買ってくれればお金も回るしw。効率は絶対いい。
2012-03-17 03:41:40そんなこんなでドラッカー本はいったんブームを迎えたわけだ。最近ミニ哲学ブームだし、哲学解説書や導入書も結構ペースを上げてきている。ニーチェ本が増えてきた気がするんだけど気のせいでは、たぶんないwww。そして萌えキャラ化だ。
2012-03-17 03:42:47商業の方法と取られがちだが、ある意味ではそういう「まったき感情的他者(!!)」のための引き込み策の苦渋の決断だった、とも言えるわけだ。
2012-03-17 03:44:04でね、コレもちゃんと哲学や思想を学んでもらうには良く出来てる本とは言い難い。正直言って「えっコレだけ?あの人も出てくるのに?!」て、マジメに勉強してると思う人もいるわけで。つまり、「萌えやキャラ好き∧勉学も詳しい」人排除しちゃう。
2012-03-17 03:45:11でも、解ってもらいやすい形にフォーマライズ・パターナイズされてくから、その過程でやはり売れる形に固まってく(商業成果主義の側面が出てきたぞ!!)。でも、これはある種学問の一切れをエンタテインメントにしただけだよね?この本から何か残る物を受け取ってもらおう的誠意は、欠けてるかもね。
2012-03-17 03:46:34そこで、問題なんだ! じ ゃ あ ど う す る か 。さらなるアウフヘーベンしません?っていう、そういう話さ。
2012-03-17 03:47:06