本日は浜松市津波シンポジウムが開催されています。まず、浜松市津波対策委員長の首藤東北大名誉教授からの中間発表があり、15時代は津波対策委員や浜松市危機管理監が登壇してパネルディスカッションが進行しています。 http://t.co/Kj5cYBFf
2012-03-18 15:29:33コーディネーターは東北大学名誉教授首藤先生です。「何があっても人間の命を守り抜く(申し訳ないが資産は諦めて下さい)」という 力強い御言葉から始まりました。
2012-03-18 14:48:46首藤先生 →楽観も悲観も駄目。100年200年続ける覚悟で(防災,災害対策を)やる。"今だけ"では必ず死者が出る。足で逃げる 車は駄目 は実際は違う。若い人の52%が車で逃げた。想像力を働かせる。
2012-03-18 14:53:01首藤先生→明応の津波で今切ができた。その時に浜名湖に海水が流れ込んだ。津波の長さは50kmあったと思われる。水は走ってくる。兎に角 逃げる事を一生懸命やる。
2012-03-18 15:20:39首藤先生→もし地震が来たら 津波は15分でかなりの所までくる。30分で4km位くると思われる。高さが2m位あると日本家屋は倒壊する。高い所に逃げて。安政東海地震の時 沈んだ所は危険。
2012-03-18 15:24:065分以内に避難できる高台や建物がないがどうしたらよいか→本当に5分で津浪がきたら助からないと理解するしかない。いい方法などない。それぞれが判断するしかない。
2012-03-18 15:51:09首藤先生→強い地震の後には地震がくる。しかし日本では"津波地震"というのがあり 弱い地震で大きな津波がくる時がある。津波はひきから始まると思い込んでいる人が多いがそうではない。
2012-03-18 15:31:51首藤先生→避難ビルやタワーの建設。柱などに過去の津波の高さを記す。目安になる。外付けの梯子なども有効。水密生の高い部屋で助かった人もいる。何故か屋上に作ったボイラー室。冷凍倉庫など。避難ビルにより2500人以上が助かった例がある。ビルやタワーは耐震性が重要。弱くては意味無し。
2012-03-18 15:49:24首藤先生→津波は建物にあたってしぶきができる。船やら何やら飲み込んでくる。ビルやタワーに避難する時は 海側ではなく陸側に避難する事。想定に囚われるな。ベストをつくせ。自ら逃げろ。
2012-03-18 15:52:11首藤先生→釣りや磯釣りをやる方。救命胴衣をつける事。地震を感じたら身を低くする事。津波に流されたら そのまま沖に出てプカプカ浮いて救助を待つ事。流れに逆らっては駄目。
2012-03-18 16:04:41首藤先生→行政が作る物ではなく 住民でハザードマップを作り 必要なら非常階段など建設を行政にねじ込んで。住んでいる人が1番理解している。
2012-03-18 15:57:51ここからパネルディスカッションに移りました。会話がまとめきれないので 最後の首藤先生の締めを。「皆様 8年後も同じ 熱い思いでいてくれますか?忘れずにいてくれますか?8年後に またお会いしましょう」
2012-03-18 16:13:24下記よりパネルディスカッション
武村先生→凄い事は 災害が起こった後、すぐに何があったかわかる様になった。(お腹が痛くなった時に何故痛くなったのかすぐにわかるのと一緒)
2012-03-23 10:24:03武村先生→震災の多くは人間が生み出している。耐震,対策をちゃんとしない為。今日の話しを聞いて 家族で 近所でどうしたらイイか考えましょう。屋内の耐震を強化しましょう。
2012-03-23 10:27:05牛山先生→ハザードマップ通りの震災はまず起きません(正確な事はわからないから)どんな地震が起きるかで どんな津波がくるか違う。では何故マップを作るのか。役に立てる為の基準が必要だから。ザックリとした予測でも対策する事が重要。
2012-03-23 10:32:18武村先生→駿河湾から台湾まで 地盤は繋がっている。しかし 長崎で曲がりが強い為 M9,5以上にはならないのではないか。(すみません。Mの数値 確か9,5だった様な…誰かわかる方いらっしゃいましたら 訂正お願いします)
2012-03-23 10:40:15