2012/3/19・15:00開始 第7回 国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(通称:国会事故調)
横山委員「森林汚染では最初に葉っぱに放射性物質ついて地上に落ちて木が吸い上げるゆっくりしたプロセス展開」レオニドゥ・タバチニー氏「そのプロセスはずっと観察 最初の5年間 汚染したのは表面的には針葉樹 5年経つと落下したものと伝わっていき地上の汚染強くなった」
2012-03-19 17:01:51レオニドゥ・タバチニー氏「きのこベリー類 近くに住んでいる人々はこれらを食料として摂取している。ウクライナでは特別の研究 放射性核種の移行が木材へどう行なっているか 枝にどう伝わるか 木材加工でも決まった基準がある 技術的製品以外に 家を建てる時、家具作るとき基準決まっている」
2012-03-19 17:03:24横山委員「以前より汚染が強くなることは」ヴォロディミール・ホローシャ氏「全体的には事故数年は木の皮、葉っぱ、それから葉っぱが落ちて木の皮にも残っているが木の根を通って木に入ることあるので チェルノブイリに近ければ近いほど汚染は強い 居住地は木材汚染は問題ない」
2012-03-19 17:04:42ヴォロディミール・ホローシャ氏「食物の中できのこベリー魚の基準は私どもの基準は国際的基準より厳しいが1mSv/年以上摂取しないように肉や牛乳厳しくしている。人々の中にはきのこ、ベリーを自分でとっているため国際的基準より高くなっていることがある」
2012-03-19 17:06:00大島委員「何人かの委員が4月上旬ウクライナ訪問予定。国際協力の見地から質問。チェルノブイリと福島の事故では類似点もあるが違いもあると。何れにしても事故の処理すすめる上でチェルノブイリの経験は先行事例として非常に大事な所ある。両国政府間で協定作る話もあると聞いている」
2012-03-19 17:07:24大島委員「ウクライナ政府から日本にどういう協力ができるか」ヴォロディミール・ホローシャ氏「国際協力について3つの面に触れたい。ご存知のように国連大使の人たち、IAEA等チェルノブイリ事故のあと全面的にロシア、ベラルーシ、ウクライナを支援してくださった。事故調査、人道支援も」
2012-03-19 17:08:54ヴォロディミール・ホローシャ氏「皆様もウクライナに支援して下さいました、当時のことを思い出しまして感謝。福島の事故のあと人道支援、専門家も支援。事後の対策に携わった経験持っている人たちが日本に支援、人道的なことから放射線測定等。現在準備しているのは政府間協定」
2012-03-19 17:09:56ヴォロディミール・ホローシャ氏「事後処理の支援。第一の協定は発電所そのものの経験、またその地域の復興、リハビリテーション、農業の復興等の経験、私どものやり方、専門家の支援できる。食品モニタリングの経験、居住区の放射線測定パスポートという方法等色いろあると思う」
2012-03-19 17:11:23ヴォロディミール・ホローシャ氏「人々はかなり事後関係で仕事しているので4月に大臣が協定に署名して具体的方法を決めていくと思う。ウクライナと日本のそれぞれの機関が協力を決めていく」
2012-03-19 17:12:02大島委員「国民への情報開示。チェルノブイリでは旧ソ連時代、当初情報隠したということあり大変な国民の不信を生んだとよく言われる、独立後ウクライナ政府努力され国民に対する情報の公正な自由な情報の開示力入れていると。今日ウクライナにおける住民の示される情報に対する信頼性取り戻されたか」
2012-03-19 17:13:10大島「稼働中の原子炉が大きなエネルギーになっている状況だということだが情報への信頼は取り戻されているか」ヴォロディミール・ホローシャ氏「良い質問をありがとうございます。何回もチェルノブイリいらしてくださってのよくわかった上の質問と思います。どう情報発信するかは大きな課題」
2012-03-19 17:14:19ヴォロディミール・ホローシャ氏「信頼をどう回復するか、信頼裏切った後回復するのは大変難しい、大変大きな事故起こし沈黙することは許されないこと。どのような公式見解も国民は信じないという事があった。現在法律では透明性重要視している。」
2012-03-19 17:15:25ヴォロディミール・ホローシャ氏「放射能汚染に関する情報、食品安全性情報は絶対透明でなければならない。汚染マップ作っている。同時に特別な数字出てきたりBq、Sv、Ciわからないがために怖いという事ある、発信する情報が何を意味するかわかりやすい必要ある。理解得るためには説明必要」
2012-03-19 17:16:09ヴォロディミール・ホローシャ氏「それによって少しでも理解示し信頼得られると。予算の面も無視できない。心理的に住民の不安を取り去るセンターを作り、わかりやすい形で情報発信する為にパンフレット、テレビで情報流すこと恒常的にしてきた。チェルノブイリ以外に4つの原子力発電所が稼働してる」
2012-03-19 17:17:12ヴォロディミール・ホローシャ氏「それらの原発への信頼は重要。今後新しい原子力発電所作るかどうかは住民の意見は半分に分かれる。それぞれの地域に新しい発電所の敷地として立地できるかは話が別で手続き的にも何段階もの合意必要 ウクライナの方針としてはかわりのエネルギーは考えられない」
2012-03-19 17:18:28田中三彦委員「New Safe Confinment上を更に覆う 溶けた燃料を取り出すことはもうしないのか」アナトリー・ゴーラ氏「その通りです 2015年10月今のスケジュールなら建設当事者との契約フランス企業中心だがNSC完成して引き渡される。実行段階での幾つか問題起きていて」
2012-03-19 17:20:29アナトリー・ゴーラ氏「石棺状態モニタリングが必要。燃料を取り出しても管理できる、埋設できる設備必要だが今のところウクライナにない。かなり資金的手当必要、現状石棺の中にあるもの95%燃料が残ってる。今どこにあるか、どこに落ちているか、どういう状況かモニタリングできるかぎりしている」
2012-03-19 17:21:30アナトリー・ゴーラ氏「燃料状態を追っていくモニタリングに限られる」田中「どういうモニタリング」ヴォロディミール・ホローシャ氏「溶けた燃料がどのような状態か、放射能のモニタリング、働いている人への影響、地下水、土壌の下の水への影響。管理システム、物理的安全のモニタリング」
2012-03-19 17:23:06田中「今ウクライナには原子力発電所が何基あって依存度は」ヴォロディミール・ホローシャ氏「ウクライナでは4つの原子力発電所がある。この4つの原子力発電所は総発電量の約50%を発電所している。チェルノブイリ黒鉛減速炉とは違い2ループの物 チェルノブイリより安全、格納容器もある」
2012-03-19 17:24:58田中「原子力への反対運動は活発になったか」ヴォロディミール・ホローシャ氏「何基というのを忘れましたが15基 福島原発事故後の人々の反応 社会的イニシアティブは支援しようと事後処理に協力しようと。数万の人々が日本を支援しようと、経験元に支援しようとこれが最初の反応」
2012-03-19 17:26:18ヴォロディミール・ホローシャ氏「一般の人々の反応は原子力に対しては変動なかった これまでは43%が反対 現在は稼働どうしようということが議論に上っていない、原子力なしにはやっていけないから、安全性を上げなければならない。」
2012-03-19 17:27:13田中耕一委員「体内に入った放射性物質を押し流す方法はマニュアルというか一覧表私が知るのはせいぜいペクチンもしあれば後で結構ですので教えて頂ければ」ヴォロディミール・ホローシャ氏「いくつかのレコメンデーション作っている、ケミカルなもの、どういう措置するべきか作っている」
2012-03-19 17:29:19ヴォロディミール・ホローシャ氏「IAEAとも合意したレコメンデーションある 80年代終わりから90年代に作られた最近のものまでバイラテラルな形で共有できると」レオニドゥ・タバチニー氏「レコメンデーションは具体的でなければならない福島の皆さんの現場がわかればわかるほど具体的になる」
2012-03-19 17:29:34レオニドゥ・タバチニー氏「300の居住区があれば居住区ごとにレコメンデーション作ったりしている。日本の場合もそれぞれの現状にあったものに近づけるために日本のデータを頂ければと思います」
2012-03-19 17:30:38