探偵小説家・大阪圭吉生誕100周年によせて

小林文庫オーナー @KOBAYASHI_bunko

今日は昭和戦前期に活躍した探偵小説作家・大阪圭吉の誕生日です。大阪圭吉は明治45年(1912年)3月20日愛知県新城町(新城市)に生まれました。今日が生誕百年の誕生日です。おめでとうございます。 #keikichi #大阪圭吉 #新城 【拡散希望】

小林文庫オーナー @KOBAYASHI_bunko

大阪圭吉は、明治45年3月20日、愛知県新城町(現・新城市)の中心部に数代続く旅館「鈴木屋」に、父良平・母ことの長男として生まれました。本名は鈴木福太郎。その殆どの作品を新城町で執筆、昭和20年フィリピンにて33歳の若さで戦病死しました。 #keikichi #大阪圭吉 #新城

小林文庫オーナー @KOBAYASHI_bunko

大阪圭吉は一時期忘れられた作家でしたが、中島河太郎、渡辺剣次、鮎川哲也らに再評価され、国書刊行会、創元推理文庫、論創社から作品集が刊行されたことにより、現在では戦前最高峰の短編探偵小説作家(の一人)と評価されています。 #keikichi #大阪圭吉 #新城

小林文庫オーナー @KOBAYASHI_bunko

大阪圭吉は、ミステリーらしいミステリー、本格推理小説を愛するファンに根強い人気を持っています。しかしながら、大阪圭吉の全貌は未だに知られていません。生誕百年の今年が大阪圭吉の再評価が更に進む年となることを願っています。 #keikichi #大阪圭吉 #新城

小林文庫オーナー @KOBAYASHI_bunko

大阪（圭吉）君の作風は、ポオによって創始され、ドイルによって、更に通俗されながら完成した所の、短編探偵小説の純粋正統を受継ぐものである。従来日本のどの作家が、かくも純粋に、かくまで根強く、正統短編探偵小説への愛情と理解とを示し得たであろうか。（江戸川乱歩） #大阪圭吉

小林文庫オーナー @KOBAYASHI_bunko

大阪圭吉氏は、戦前を代表する本格短編の第一人者だった。通俗がかった探偵小説の多かった時代に、これだけ本格物のテクニックを身につけた作家のいたことは、奇蹟という他はない。（鮎川哲也） #大阪圭吉

小林文庫オーナー @KOBAYASHI_bunko

元来、本格作家の少ない吾国の探偵小説界とって大阪氏を失ったことは、少なからぬ損失である。大阪氏の斯界にのこした足跡は小さいながら確実であった。いつまでも消えることなく、真面目な本格愛好者の記憶にこびりついて離れない。(村山徳太郎) #大阪圭吉

小林文庫オーナー @KOBAYASHI_bunko

戦前の日本にこんなセンスのいい本格があるとは、奇跡です。(法月綸太郎) #大阪圭吉

小林文庫オーナー @KOBAYASHI_bunko

戦前の作家を紹介するアンソロジーを開くと、必ず大阪さんの作品が名を連ねています。それもほとんどが、今読んでもびっくりするようなトリックを使った傑作ぞろいです。(有栖川有栖) #大阪圭吉

小林文庫オーナー @KOBAYASHI_bunko

【拡散希望】今日は探偵小説作家・大阪圭吉の生誕百年の誕生日です。生誕百年を記念し、大阪圭吉ファンの皆様に、一言でもお言葉、ご感想などをツイートしていただければ嬉しいです。宜しくお願い致します。その際はハッシュタグ #大阪圭吉 を付けて下さい。#keikichi

KAORI🐇 @usaG1_

おめでとうございます。 RT @KOBAYASHI_bunko: 今日は昭和戦前期に活躍した探偵小説作家・大阪圭吉の誕生日です。大阪圭吉は明治45年(1912年)3月20日愛知県新城町(新城市)に生まれました。今日が生誕百年の誕生日です。おめでとうございます。#大阪圭吉

村松まやの @SUiCa41

てな訳で今日は「大阪圭吉の世界」を見に新城図書館に行ってきます。tinyurl.com/6wuez2c #keikichi #大阪圭吉 #新城

やすかい/yasukai @uk_maniax

ああ、新城図書館でやってるんですね。 QT @SUiCa41: てな訳で今日は「大阪圭吉の世界」を見に新城図書館に行ってきます。tinyurl.com/6wuez2c #keikichi #大阪圭吉 #新城

村松まやの @SUiCa41

@uk_maniax 私は彼の作品をあまり知らないのですが、ふとしたきっかけで興味を持つようになりまして。今日の遠征で色々頭の中に仕入れてみたいなと思います。

MAQ @junk_land

生誕百年おめでとうございます。恥ずかしいことに､『幻影城』で読むまで、ほとんど名前くらいしか知りませんでした。だからこそ初読の衝撃は強烈で（『デパートの絞刑吏』だったかなあ……）。いまも古びてないのは、作者の本格書きとしてのセンスがずば抜けているからでしょうね。 #大阪圭吉

安眠練炭 @aNmiNreNtaN

今日は大阪圭吉生誕百周年記念日だそうです。大阪圭吉といえば、西尾維新の戯言シリーズのどれかで、『死の快走船』が投げ捨てられるというエピソードが印象的でした。

藤原編集室 @fujiwara_ed

今日は大阪圭吉（1912-45）の誕生日。今年は生誕100年にあたる。また、大阪圭吉の本格短篇を戦後初めて集成した『とむらい機関車』（国書刊行会 1992）刊行から20周年でもある。#大阪圭吉

藤原編集室 @fujiwara_ed

アンソロジーで｢とむらい機関車｣｢三狂人」などの傑作を読んではいたが、21年前、駒場の近代文学館のいつ行っても人気のない閲覧室で、戦前の｢新青年｣や｢改造」の頁をめくり、「動かぬ鯨群」「銀座幽霊」「坑鬼」などの作品にめぐりあったとき、《探偵クラブ》の成功を確信した。#大阪圭吉

藤原編集室 @fujiwara_ed

戦前の埋もれた探偵作家に光をあてる《探偵クラブ》叢書は、まず大阪圭吉の傑作群を集成することを軸に構想された。＃大阪圭吉

藤原編集室 @fujiwara_ed

生前に『死の快走船』（1936）の探偵小説集があるが、これは圭吉が心血を注いだ《新青年》連続短篇以前のもので、｢三狂人」「あやつり裁判」「銀座幽霊」「動かぬ鯨群」「寒の夜晴れ」などの傑作も、《改造》発表の不可能犯罪物の力作「坑鬼」も収録されていない。#大阪圭吉

藤原編集室 @fujiwara_ed

これほど純度の高い本格探偵小説が戦前にあったことは発見だったし、それが本になっていないことにも驚いた。#大阪圭吉

藤原編集室 @fujiwara_ed

『とむらい機関車』は幸い好評を得て、9年後、創元推理文庫で新編集の『とむらい機関車』『銀座幽霊』をお手伝いする機会にも恵まれた。ここでは犯罪小説「雪解」、奇抜な発想の「人間燈台」、「死の快走船」の初出版「白鮫号の殺人事件」、エッセーなどを増補することができた。#大阪圭吉

藤原編集室 @fujiwara_ed

大阪圭吉の探偵小説の代表作は、この二冊でほぼ網羅できたと思うが、現在品切中なのは残念。生誕100周年を機にぜひ復刊してほしい。（創元推理文庫復刊フェアのリクエストも始まっているようだし）#大阪圭吉

藤原編集室 @fujiwara_ed

タグとかいろいろ間違っていたので、訂正して再ツイートしました。すみません。マイベスト圭吉短篇は「三狂人」「動かぬ鯨群」「あやつり裁判」「寒の夜晴れ」「坑鬼」。

藤原編集室 @fujiwara_ed

@KOBAYASHI_bunko 創元版『とむらい機関車』『銀座幽霊』の際にはお世話になりました（あれからもう11年ですか）。新城図書館の大阪圭吉展も見に行きたいのですが・・。