スライドの組織診

スライドの組織診
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善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

バンダジェフスキー博士の肝臓組織標本。肝細胞の狭小化、というより、これも固定不良等によるartifactであり、生前の状態を正確に反映していない。組織所見を「読めない」レベルと思われる。

2012-03-22 00:22:34
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

肝細胞の狭小化、ではなく正確には、肝細胞索の狭小化、とすべきだった。所見は正確に記さないと笑われるから注意しよう。

2012-03-22 00:33:39
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

バンダジェフスキー博士の病理標本。いずれの標本も固定不良によるartifactが大きい。心筋の横断裂はartifactそのものか。腎臓の「空胞形成」は、糸球体ボーマン嚢が残存したものを指す。その原因を博士は「循環障害」としたが、循環障害では糸球体は球状硬化を示すので間違い。

2012-03-22 00:21:12
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

心筋の収縮帯壊死 contraction band necrosis が観られるのは、PTCA(経皮冠動脈形成術)等での血行再建を行い、いちど虚血に陥った心筋細胞が再潅流傷害をきたしたときです。http://t.co/33ci5ihZ 電撃症でも同様の過収縮がみられます。

2012-03-22 00:52:19
妄想が必要だよラカンさん @s33tt

@GoodBye_Nuclear やっぱり。心筋への過剰なCaイオンの取り込み説など、素人が読んでも何だか定量性に欠けるという印象を持ちましたが~

2012-03-22 00:34:24