普通のママさんの質問から始まる物理×分子生物×分子生物学=暮らしの知恵
@kazuho14 @J_Tphoto @shosta5 1MeV(10^6eV)のγ線エネルギーが毎秒数千(10^4)体内に落とされるとして、10^10eV/s。1eV=1.6×10^(-19)ジュールなので10^(-9)J/s=1ナノワット。
2012-03-29 12:51:15@kazuho14 @J_Tphoto @shosta5 気象庁の出すUVインデックスという紫外線強度が25mW/m2。目の大きさ1cm2だけとしても2.5μW=2500nW。パワーだけの比較をするとこんな所です。http://t.co/7rvF17XB
2012-03-29 13:04:39@mkuze 培養細胞相手なら、DNA損傷度を指標として、紫外線照射量と電離放射線被曝量との相関をとると早いかもしれませんね。生体相手だと組織透過性が大きく異なるので比較は難しいでしょう。@J_Tphoto @shosta5
2012-03-29 13:05:16@mkuze ところで紫外線被曝って単位がJとかWなのですね(^ ^) なんか新鮮です。@J_Tphoto @shosta5
2012-03-29 13:06:41@kazuho14 全くついていけないのですが、活性酸素や紫外線と比べても、やっぱりμSv や、数千Bq では、凄く影響が小さそうですね。@mkuze @J_Tphoto
2012-03-29 13:19:23@kazuho14 @mkuze @J_Tphoto @shosta5 横から失礼します。1Svで300とか3000って、観測値だと考えられますが、そうなると修復できなかったものが300とか3000あるって話で、実際はもっとダメージは想定されますよね。
2012-03-29 13:44:27@kazuho14 @mkuze @J_Tphoto @shosta5 そこらへん、http://t.co/mdE5qTUpのブログは良く書かれてると思います。3000とかの数字を単純にSvで割り算するための仮定として、LNTを使っていることには留意する必要があります
2012-03-29 13:46:00@kazuho14 @mkuze @J_Tphoto @shosta5 自己修復の水平ラインと放射線によるDNA障害の増加直線の交点に近づくと、観測値が極限までに小さくなるので、観測できない問題が生じます故、便宜上Svで割り算してもいいと思うのですけども、仮定を含む点は留意です
2012-03-29 13:51:47@shosta5 比較する時には基準を決めないといけません。(我々の体内で日々発生する量の) 活性酸素の影響ととμSv/hオーダーでの電離放射線被曝の影響を比べれば、そうなりますね。紫外線は何を基準に比較するのかで、話が変わってきます。@mkuze @J_Tphoto
2012-03-29 13:53:01@Yuhki_Nakatake 低線量の場合は、効果が少なすぎて正確に解析するのが非常に難しいので、現状では高線量側のデータから外挿するしかないでしょうね。 @mkuze @J_Tphoto @shosta5
2012-03-29 13:56:18@Yuhki_Nakatake って、もう書かれてましたね。うう、タイプが遅くてすいません。後は同一吸収線量でも時間当たりの被曝量で影響が変わってくる(線量率効果)ので、そこをどのようにして表現するのか悩ましいところですね。 @mkuze @J_Tphoto @shosta5
2012-03-29 14:00:37@kazuho14 @mkuze @J_Tphoto @shosta5 線量率効果はもろ修復の概念が入りますからややこしい。損傷の様式がラジカルで共通していても、修復する機構は独立だったりするので、1本鎖切断と2本鎖切断と塩基損傷は独立で考えるべきですねぇ・・・
2012-03-29 14:12:52@Yuhki_Nakatake 分子生物学を背景に修復の話をするのは楽しくて、合理的。私もたまに資料を紹介します。しかし、我々は公衆へ説明する際には防護基準を背景とした説明もしなくてはいけません。このジレンマは大きいです。@J_Tphoto @mkuze @shosta5
2012-03-29 14:20:51@Yuhki_Nakatake 1本鎖切断と2本鎖切断の修復機構>そうですね。先ほどの話題で2本鎖だけに焦点を当てたのは、その違いを背景にしました。そのとき紹介した資料には、一本鎖切断の情報も入ってます。@mkuze @J_Tphoto @shosta5
2012-03-29 14:24:00@kazuho14 @mkuze @J_Tphoto @shosta5 あのパワポは僕も説明に使った記憶がw 元論文も見たことがあるのですが、どこにあったか失念。確か日本語に翻訳されてたはず。まぁそれはおいといて、「修復の余力」の部分が観測されないと厳密な計算はできんですね、これ
2012-03-29 14:46:11@Yuhki_Nakatake(>「修復の余力」の部分が観測されないと厳密な計算はできん)公衆に説明するには「これ以上ではない」という意味でLNTで説明するのが早い。そして... @J_Tphoto @mkuze @shosta5
2012-03-29 15:06:20@Yuhki_Nakatake …「ただし修復機構もあるし、線量率効果で影響は下がると考えられる」というフォローをいれるのも"場合"によっては大事ですね。その”場合”の判断が悩みどころなのですが。 @J_Tphoto @mkuze @shosta5
2012-03-29 15:07:54@kazuho14 @J_Tphoto @mkuze @shosta5 んと、僕が懸念しているのはもうちょっと重箱な点で、LNTで考えるのは防護的でまぁいいよね、というのは同意なのです。具体的には今回のような計算を使った説明の場合、300箇所/Sv というのはBGに比べて【続】
2012-03-29 15:23:16@kazuho14 @J_Tphoto @mkuze @shosta5 【承前】充分に高いので(10箇所/Sv)、実際の2本鎖DNAの切断が、修復分と合わせて10+300の310箇所/Svであっても、説明された数字とほとんど変わらないので問題ないと思うのです。わかりやすいし。
2012-03-29 15:25:32@kazuho14 @J_Tphoto @mkuze @shosta5 【承前】でも、実験が例えば「線源にさらして1週間後にされた実験」であれば、7日*10箇所/日=70 + 300箇所/Sv で観測されていることになるじゃないですか。そうすると370箇所/Svで計算するのが妥当
2012-03-29 15:27:37@kazuho14 @J_Tphoto @mkuze @shosta5 【承前】でも、まぁこれでも、日常で受ける可能性のある被ばく量のスケールを考えると、結論に全然影響しないので、重箱なんです、結局。ただ、これを一本鎖DNAとか塩基損傷のほうで同じ計算をやると、【続】
2012-03-29 15:29:24