【ゴゴゴ】 電子書籍は子供自身が自分で買えるようにすべき論 【ゴゴゴ】

最近もしてた話の総括っぽいけど、大事なことなのでもう一度。 電子書籍は現状、大人が買うものになっていて、購入にクレカが必要とかDLの手順が煩雑とかいろいろ課題がある。 しかしもっとも重要なのは「子供が買えない」という点。 子供の頃からお金を出して本を買う習慣がない人間が、成人になった瞬間からお金を出して本を買うということはない。 続きを読む
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加藤AZUKI @azukiglg

つまり、同じ内容で電子書籍版と紙版が両方それぞれ存在してるのは結構出回ってると思うけど、1回のお値段で両方を同時に試せるってのが、もっとあったほうがいいと思う。だいたい、紙の本のほうが告知効果は高いわけで、紙の本の営業が効いてるうちに電子書籍もあるよ、を周知すべき。

2012-03-29 16:49:05
加藤AZUKI @azukiglg

このへんの支払方式の話とかカード型電子書籍とか子供に買わせろとか電子/紙同梱版とか、2年くらい前からあちこちの編集さんに会うたび会うたび言ってるんだけど、どこもやんないんだよな(´・ω・`)これはまあ、このアイデアには実現が難しい欠陥があるからだろうとは思うんだが。

2012-03-29 16:50:33
加藤AZUKI @azukiglg

そこらへんは色々と解決方法は考えられるかなあ。多分に技術的な問題な気がするです RT @iMizuki_HMP: @azukiglg それ、実現するならマジで嬉しいんですけどw ただ、DL版だけ手元に残して古本屋に売っちゃう人が出てくるのをどうするかですが。

2012-03-29 16:52:03
加藤AZUKI @azukiglg

この考え方は「紙束に価値がある。内容に価値がない」と言ってるのと同じ RT @creamyhot: NHKで電子書籍の社長が漫画の価格決定で定価から出版に掛かる費用を引いた物を販売価格と想定していると言っていた。本の実在感所有性を考えればもう少し価格を下げるべきだ。

2012-03-29 16:55:38
加藤AZUKI @azukiglg

例えば1万冊刷って1万冊売れることを念頭に置いた商品と、「何部でもDL可能だけど、実際には1万部どころか100くらいしかDLされない商品」とでは、収益性が大違い。電子書籍の多くは「紙束代を覗いた値段」とかそういう定義で売ったら、儲けが出ない以前に「売れません」 RT

2012-03-29 16:57:21
加藤AZUKI @azukiglg

例えば小説の原稿を書く労力、それを読み物として成立する商材コンテンツにする編集の労力。編集というのは原稿取りだけじゃなく、誤字脱字を直すデザインやその他の工程もあります。結局、紙の本と電子書籍は「出力媒体が違うだけ」 RT @creamyhot:NHKで電子書籍の社長が漫画の価格

2012-03-29 16:58:36
加藤AZUKI @azukiglg

んで、「紙媒体への出力に掛かるコスト」は、言われてるほど嵩むものでもない。また、嵩むほど出しても部数が多ければ回収できるけど、それを全部取っ払ってもDL数が稼げない電子書籍だと、全然儲からないのです @creamyhot

2012-03-29 16:59:31
加藤AZUKI @azukiglg

なんというか、電子書籍が紙の本と同じ部数だけ捌けるんであれば、印刷コストが掛からない分だけ電子書籍は利鞘が大きいと言えるかも。ただ、実際には1/10から1/100以下くらいしか売れてない。当然、同じ印税率なら利鞘も1/10です。 RT @creamyhot: @azukiglg

2012-03-29 17:00:46
加藤AZUKI @azukiglg

著者の印税は売れれば売れただけ取り分が増える仕組みだけど、編集費は売れ行きで変わるわけではない。売れても売れなくても同じで、まったく売れない本でも売れた本と同じだけの「編集製作コスト」が掛かります RT @creamyhot: @azukiglg NHKで電子書籍の社長が漫画の価

2012-03-29 17:01:32
何者でもない何か @azukigIg

だけど、今の電子書籍の価格設定だとその編集費が捻出できないものが多いのです。それほどに儲からないわけです。「電子書籍は印刷代が掛からないかr阿蘇の分安く売って当然」とか抜かす輩、コンテンツの価値ではなく紙束に価値を見出す輩には、再考を願いたいです。 RT @creamyhot:

2012-03-29 17:04:48
何者でもない何か @azukigIg

てか、コンテンツの価値、原稿の価値、編集や校正やデザインの作業価値っていうのは、やっぱ過剰に低く評価されてると思う。バブルの頃と比べて、今の書籍コンテンツの得られる対価は、そんな多くない。大ブレイクしてない零細作家の収入がナンボのもんだと(ry

2012-03-29 17:17:25
何者でもない何か @azukigIg

文庫本は別に価格破壊の気概で作られたわけではないです。確かに文庫本の巻末には「知の機会を広げる為に云々」とか書いてありますけれども、これは単純に「商機拡大」のための営業戦略です RT @creamyhot: @azukigIg 文庫本が出たとき、出版人は本の価格破壊と知識の独占破

2012-03-29 17:34:23
何者でもない何か @azukigIg

で、文庫本は別に無分別に値段を下げたわけではないんです。元々上製本(単行本)などハードカバーの高い本では手に取りにくいから、ということで廉価版として作られた者であるわけですけれども、言うなれば上製本で集積確定をした後に、使い回しで出してたのが文庫 @creamyhot:

2012-03-29 17:35:52
何者でもない何か @azukigIg

つまり初期の文庫本は上製本の売り上げによる利益確定があったればこそできたわけです。知識の独占破壊とかそういうのも、あくまで建前に過ぎません。読者の拡大=市場拡大です RT @creamyhot: 文庫本が出たとき、出版人は本の価格破壊と知識の独占破壊への気概があった。今の電子書籍

2012-03-29 17:36:56
何者でもない何か @azukigIg

文庫本が登場する以前と後とでは、まず読書人口の規模も違いますけれども、それ以上に読書スタイルが変わっています。上製本しかなかった時代、読書というのは「書斎でするもの」でした。 RT @creamyhot: @azukigIg 文庫本が出たとき、出版人は本の価格破壊と知識の独占破壊

2012-03-29 17:37:40
何者でもない何か @azukigIg

文庫本は読書習慣を書斎の外に持ち出させたわけですが、これは「読者の年齢の幅を広げた」のと「読書に費やす場所と時間の使い方を広げた」という効果が大きいです。 RT @creamyhot: @azukigIg 文庫本が出たとき、出版人は本の価格破壊と知識の独占破壊への気概があった。今

2012-03-29 17:38:47
何者でもない何か @azukigIg

本が小さく軽くなったことで、細切れに本を読むことができるようになり、今まで読書に使われなかった時間も読書に使えるようになった。これによって読者人口が増えた。ということですね。まずそれを踏まえて下さい。 RT @creamyhot: @azukigIg 文庫本が出たとき、出版人は本

2012-03-29 17:39:33
何者でもない何か @azukigIg

その後、上製本から文庫本への廉価環流(上製本で収益を出せてた)から、文庫本での描き下ろし本という形態にシフトしていきます。今では初出が文庫とかも珍しくなくなりました RT @creamyhot: @azukigIg 文庫本が出たとき、出版人は本の価格破壊と知識の独占破壊への気概が

2012-03-29 17:40:18
何者でもない何か @azukigIg

では初出が文庫の本は収益が出せていないのかというと、上製本よりも読者の母数(市場)が大きくなったので、単価が安くても読者が多い、ということで商売が成り立つようになったわけです。 RT @creamyhot: @azukigIg 文庫本が出たとき、出版人は本の価格破壊と知識の独占破

2012-03-29 17:41:12
何者でもない何か @azukigIg

例えば上製本の新刊小説は今でも1冊1500円くらいしますよね。印税は10%。部数はだいたい3000くらいです。これで150×3000=45万円くらいの儲けです。著者の取り分は。んで、最近の上製本新刊は、そんなに売れないんでそんなに刷らないです RT @creamyhot:

2012-03-29 17:42:22
何者でもない何か @azukigIg

よく知られた大ヒット作はともかく、今、書店の店頭で棚塞ぎしている本の多くは3000部スタートですよ。 RT @creamyhot: @azukigIg それは新刊の場合でしょう。殆どは文庫本と一緒で2次書籍でしょう。外から見ると宝物をどの様に配分を受けるかということしか見えない。

2012-03-29 17:43:11
何者でもない何か @azukigIg

で、文庫本が二次書籍というのは古い考え方ですね。今、小説などで一番売れているのはライトノベルなんですが、あの辺りの本は「文庫で一次書籍」です。で、文庫で一次書籍でちゃんと収益が出るように、部数も設定されています。 RT @creamyhot: @azukigIg それは新刊の場合

2012-03-29 17:44:17
何者でもない何か @azukigIg

文庫の最低部数は出版社、編集部、著者のグレードによって違います(営業上の問題)けど、だいたい15000~2万の間くらいからじゃないかと思います。同じ内容の上製本なら3000からですから、ざっくり見て5~7倍の市場規模の差があります RT @creamyhot:

2012-03-29 17:45:20
何者でもない何か @azukigIg

文庫本がそういう商売ができるようになったのは、上製本に比べて文庫本を買う読者がより多く開拓されてきたから。初期は二次書籍しかできませんでしたけど、十分に市場が大きくなったから、文庫単独でビジネスが成り立つようになったわけです RT @creamyhot: @azukigIg それ

2012-03-29 17:46:08
何者でもない何か @azukigIg

値段お高めなのは、イラストなどの編集コストが高いからですね。普通の小説よりイラストの枚数多いですから RT @akatsukin: @azukigIg 値段もちょっと高いですよね、ライトノベルは

2012-03-29 17:46:34
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