人文系出版社とその潮流、執筆者と編集者の系譜(主として90年代以降)

(2010.1.7-8) 時間軸的には http://togetter.com/li/2809 の直後にやってた話。冒頭で@reger44さんが「「そんなところでつながっていたのか!」と…赤間さんなんか全く知りませんでした」と言ってるのは、http://togetter.com/li/2810 で触れられた赤間と東のつながりのこと。 河出書房新社、青土社、作品社、インパクト出版会、松籟社、洛北出版、以文社、月曜社など。発端は赤間啓之について。 後日談的まとめ: 続きを読む
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@ttt_ceinture

.@yakumoizuru すすすすすすみません!! 『ニュー・フェミニズム・レヴュー』は学陽書房でしたね! 同時期の青土の映画雑誌『シネアスト』と記憶が混ざった!

2010-01-07 23:04:49
@ttt_ceinture

やっべー、うろ覚えと適当なストーリー的記憶でしゃべると途端にボロがでるって典型だなあ。まあ、そのぐらいの話半分で読んでくださいw

2010-01-07 23:05:58
@ttt_ceinture

勁草書房がフェミニズム関連を結構出せてたって流れもあって、たしか一人の担当編集者に与るものが多かったとはどこかで聞いたことがある。そういえば岡野八代もインパクション近辺ですね、RT @nnnnnnnnnnn: いま「あれ?ケイソウ書房では?」と思ってググってみたら学陽書房?

2010-01-07 23:16:33
@ttt_ceinture

.@nnnnnnnnnnn 学陽書房でした。うろ覚えで書くと突っ込みどころ満載になるといういい見本ですね。なぜ記憶が混ざったんだろうw すんません。

2010-01-07 23:07:36
@yakumoizuru

.@ttt_ceinture あ、そうでしたか :-) いえいえ、一時期青土社から出ていた雑誌や書物を、かなり集め読んだことがあったので、「見落としていたとは!」とワナワナしたのでした。お騒がせしました。ありがとうございます。

2010-01-07 23:08:14
@reger44

@ttt_ceinture 中俣さんとか斎藤さんみたいな比較的若い(?)人たちもこの界隈から出てきた人なんですかね。編集者というと僕はこの人達くらいしか知らないのですが。

2010-01-07 23:00:17
@ttt_ceinture

@reger44 中俣は『Wierd Japan』編集→『本とコンピュータ』編集→ライターって流れ。人文とのつながりよりはジャーナリスト&編集しつつライター、の出自。斉藤環は青土が雑誌『イマーゴ』やってた頃のを単行本化したのがデビューじゃないかな。それまではあまり知られてない。

2010-01-07 23:03:05
@reger44

@ttt_ceinture 斎藤環ではなく斎藤哲也という方です。『現代思想入門』という本でフランクフルト学派についての文とかを編集されてるのを見て、なんとなく左翼系の人なのかなと思ってたのですが。

2010-01-07 23:07:00
@ttt_ceinture

.@reger44 斎藤哲也ってよく知らないなあ。フランクフルト学派関係かー。岩崎稔はインパクションに割と近しい人だとは思うけどね。鵜飼・高橋哲哉と本も出してたし。ちなみに冨山一郎と池田浩士もインパクション界隈です。

2010-01-07 23:13:36
@ttt_ceinture

ええ、そこもあると思う。あまり知らないのではしょったけど。RT @intellipunk: 90年代はインパもそうですが情況と、あと解散したアソシエ21の勉強会が大きいと思ってます。廣松渉の流れで小阪修平や柄谷行人や仲正昌樹あたりまで入ってました、たしか

2010-01-07 23:11:10
@reger44

@ttt_ceinture 僕が挙げた二人の編集者は鈴木謙介さんがやってるラジオに出演してるから知っているというだけなのでした。中俣さんはアタリ、イリイチ、ヴィリリオとか言ってたのでてっきり元々この界隈に居た人だと思っていたのです。ちなみにMIAUの津田さんもそのラジオ出てます。

2010-01-07 23:17:34
@reger44

しかし東さんが言う「骨絡み」のニュアンスがよくわかるような話ばかりだ・・・。

2010-01-07 23:21:25
@reger44

@ttt_ceinture そういえばさっき言ったラジオで東浩紀と宇野常寛はほとんど同じ編集者と仕事してる、というような裏情報みたいなことを言ってました。ここらへんは業界の性ってとこなんでしょうね。

2010-01-07 23:32:52
@ttt_ceinture

@reger44 ある時期、2000年代初頭~中盤ぐらいかな、東は人脈的にも活動的にも、ものすごく孤立していたことがあったでしょう。波状言論をメルマガでやってた頃。それと東の派閥的葛藤というか屈折。あれは彼個人の問題ではない、結構微妙な問題だと思うよ。

2010-01-07 23:23:47
@ttt_ceinture

それは矢野(新潮編集長)、市川(早稲田文学編集長)、あたりを含めた編集者の層でしょうね。RT @reger44 さっき言ったラジオで東浩紀と宇野常寛はほとんど同じ編集者と仕事してる、というような裏情報みたいなことを

2010-01-07 23:36:54
@reger44

@ttt_ceinture 東さんの孤立は何か運命的なものすら感じますけどね。ラノベ方面に行ったのに結果的にそこから離れることになったり・・・。

2010-01-07 23:30:32
@ttt_ceinture

@reger44 まあ彼個人のキャラもあるけど、あちこちでトラブったり挫折しながら経験値を増やしつつ、書き続ける、というあの姿勢はなかなかいいことではありますよ。普通は、途中で属人的にorキャリア的に心や立場が折れるから。

2010-01-07 23:32:17
@intellipunk

@ttt_ceinture @reger44 アカデミックな繋がりから解かれて、政治思想的に同志との居場所もなくなったら、依って立つ場は市場になるのはよくわかるんですがね。

2010-01-07 23:28:23
@ttt_ceinture

なかなかそこは両義的にならざるをえないよね。傍目から見て単なる市場礼賛にしか見えないこともあるわけだから。RT @intellipunk: アカデミックな繋がりから解かれて、政治思想的に同志との居場所もなくなったら、依って立つ場は市場になるのはよくわかるんですがね。

2010-01-07 23:34:57
@ttt_ceinture

なぜ、編集・版元・執筆陣の編制や系譜の話になると、とたんにこんなに食いつきがよくなるんだw ある意味で「この手のことはそんなに詳しくなってもしょうがないこと」ではあるんですけどね。ただし、こういう書誌的な記録は誰かやるべきことではあるとは思う。本当に少数の人材や慣習で動くから。

2010-01-07 23:30:39
@intellipunk

@ttt_ceinture ニューアカの後の人文出版界の風景は、今よりずっと芳醇だった気がしますね確かに 月曜社でも同じような話を棚の移り変わりで書いてますhttp://urag.exblog.jp/8997690/

2010-01-07 23:43:44
@ttt_ceinture

.@intellipunk 月曜社の取締役の小林浩は未来社営業→作品社編集→月曜社設立ですね。作品社と未来社で営業・編集が混同してるかもいれないけど。作品社時代の頃にPN「五月」で動いてて、その頃から知ってた。

2010-01-07 23:46:08
@ttt_ceinture

そこは正直よくわかんないことが多くて。中野幹隆もいれば安原顕(実際の『海』を支えたのは別の人だといわれるが)もいたし、ICC前夜のメディア関連の動きもあるし。RT @intellipunk: ニューアカの後の人文出版界の風景は、今よりずっと芳醇だった気がしますね確かに

2010-01-07 23:48:08
@SuiJackDo

@ttt_ceinture 「海」は塙嘉彦さんですね。wikipediaに項目が。 http://bit.ly/4XpFG9

2010-01-07 23:55:19
@ttt_ceinture

編集者としては異例の豊富な項目記述が! 『海』で訳されただけでそのまま本になってない貴重な作品とかまだまだあるんですねえ。RT @SuiJackDo: 「海」は塙嘉彦さんですね。wikipediaに項目が。 http://bit.ly/4XpFG9

2010-01-08 00:02:27