木曽崇氏が語る、丸山社長時代のシーガイア組織改革
メディア取材が終了。セガサミーHによるシーガイア買収に関して。宮崎市民もかなり大きな期待を持って本案件を見守っているそうな。
2012-04-05 11:23:34買収に関しても、地元住民は大方歓迎ムードとのこと。逆にいえばRHJ時代はあまり地元民とのコミュニケーションが上手くいっていなかったということか。
2012-04-05 11:26:13RHJ時代に社長を務めていらっしゃった丸山さん(現会長)とは、数年前KPMG主催のホテル系シンポジウムで登壇した時にご一緒したが、カジノ自体は否定しないものの当時は「シーガイアのコンセプトには合わない」と。オーナーが変わった今、どのようにそのコンセプトを変えるのか?気になるところ
2012-04-05 11:33:04先月の里見会長による会見では、RHJ時代に思いっきり高級路線に振ったコンセプトを、ファミリー路線に大きく切り替えるとのことだったが。。
2012-04-05 11:35:22宮崎にとってもう一つの好材料は、河野知事は総務省の役人時代に宝くじを担当していたということ。知事は賭博を地域財源にするという発想自体にそれほど違和感はないはず。というか、宮崎口蹄疫被害の時に、対策財源としていち早く口蹄疫対策宝くじの発行に動いたのも、当時副知事だった河野氏だと聞く
2012-04-05 11:39:14セガサミーの里見会長が来庁。フェニックスリゾート株式会社の完全子会社化に伴う訪問。従来の雇用や機能を維持・発展させつつ、一体感あるリゾートとして整備すべく、半年程度で構想を固めるとのこと。オーシャンドームの活用にも強い関心をお持ち。県・市共に、同社との連携・協力を進めます。
2012-04-03 14:24:40「バブルの塔」シーガイア買収は“いばらの道” セガサミーの本気度 http://t.co/AY3PN2KX
2012-04-06 16:55:44バブルの塔ねぇ。三セクとして投じた二千億が吹っ飛んだという意味では厳しいが、それを4億+54億の負債引き受けで獲得したSS社にとっては、それが損か得かは早計に判断できんわな。
2012-04-06 17:03:53ハウステンボスもそうだけど、三セク時代に建てられたリゾートは無駄にスペックが高い(大きすぎ、グレードが高すぎ)ことが多いから、何処を割り切って、どこに力を入れるかを取捨選択するのが最初の作業かね。
2012-04-06 17:08:12RHJ傘下であった丸山社長時代に組織変革で人件費に関してはかなりギリギリまで切り詰めた。そっちはあまり切る所がないはず。次に切るとしたら広大すぎる施設の何処に力点を置いて、何処を割り切るか。その点はひたすら高級路線を目指していた丸山さん時代にはあまり踏み込めなかった部分
2012-04-06 17:16:47丸山さん時代の組織改革は、ホスピタリティ業界では有名。それこそシーガイアが単年度黒字を出した(一瞬だけ)時代には、相当注目を集めていました。当時の組織改革はダイナミックスタッフィングと呼ばれるもの。判りやすく言えば、ホテル施設の運営に宿屋の仲居さんシステムを取り入れたもの
2012-04-06 17:31:53宿屋って、仲居さんがお客様のチェックインをお手伝いすれば、客室案内もし、お食事の配膳と何でもするでしょ。ところが、通常のホテルって料飲、宿泊などと部門が縦割りになっていて、料飲の人間が宿泊業務をする事はないし、逆もしないものなんだ。
2012-04-06 17:33:45ところが、料飲も宿泊も1日の内でそれぞれがメチャメチャ忙しい時間帯もあれば、意外にヒマなアイドルタイムが有ったりする。だったら部門間で人員を融通し合いなさいというのがシーガイアがやったダイナミックスタッフィング。
2012-04-06 17:37:03似たような役職者は外資系ホテルだと、スターウッド系のサービスエキスプレスなんかが有名だけど、サービスエキスプレスは宿泊部門の中の「何でも屋」はやるけど、さすがに料飲までに手を出すことはない。そういう意味では宿屋の仲居さんという表現が一番しっくり来る。
2012-04-06 17:42:17