応用哲学会「不幸の哲学」についてのやりとり
応用哲学会第四回年次研究大会で発表された「不幸の哲学」をめぐるやりとりです。
http://d.hatena.ne.jp/at_akada/20120421
時間が前後しますが、疑問のあとに答えを載せるようにしました。
江口某(焦土)
@eguchi2012
「現在の出来事によって、過去の出来事が価値を失う?」か「未来の出来事によって、現在の出来事が価値を失う?」のどちらかにしたい。
2012-04-22 21:38:00
at_akada
@at_akada
@eguchi2012 自明だと思って省略しましたが、当然欲求を持つ人物にとっての価値です。あと資料のあちこちで「価値」と「福利」が不用意にまざってますが、特に違う意味で使ってるわけではありません。 https://t.co/numyJDq3
2012-04-24 02:10:37
江口某(焦土)
@eguchi2012
人物Pのt1のときの欲求d1がt2で実現するとき、Pの福利が向上するのはt1なのかt2なのか。そもそもPもt1の時点のP1、t2の時点のとかP2と考えるべきなのかどうか。
2012-04-22 21:42:07
at_akada
@at_akada
@eguchi2012 t2です。P1とかP2(人の時間断片)を特別に導入する必要は特に無いと思います。 https://t.co/SYCpWxyV
2012-04-24 02:11:28
at_akada
@at_akada
@eguchi2012 「タイプ」という語を導入したのではなく、ここでのポイントは「欲求の実現」はある種の出来事であるということです。ここは一応あとでの議論に効いています。出来事の起こり方と欲求実現の話を結びつける部分です。https://t.co/Y6SMuSsV
2012-04-24 02:12:30
at_akada
@at_akada
@eguchi2012 なお「タイプPの出来事」というのは出来事論ではよく見られる言い方です。出来事は具体物だけど、一般的なタイプのもとで捉えられるということをふまえての語用です。
2012-04-24 02:16:21
at_akada
@at_akada
@eguchi2012 福利を「人生全体」に限定しているわけではありません。ただ「ある時点における福利」だけを考えるととりこぼされるような長期間の福利があると考えます。 https://t.co/BaJQduw1
2012-04-24 02:18:42