ＥＴＶ特集「誰に託す　医のバトン ～岩手・高田病院再建への一年～」書き起こし

とし @toshihiro36

愛子さん：同期との差は、もうどうでもよくなってきた。たとえ差があったとしても、別の部分で埋められる自信もあるし。

とし @toshihiro36

<ナレーション>　病気だけでなく暮らしまで診る高田病院の地域医療。それを築き上げた石木さんは、あと１年で退職です。やがて石木さんが去り、医師の応援も打ち切られる日がやってきます。その時、いったい誰に医療のバトンを託すことができるのか。

とし @toshihiro36

<ナレーション>　今の仕組みが変わらない限り、医師の善意が頼りです。

とし @toshihiro36

石木：（「将来の高田病院はどうなってほしい？」に）　潰れないでそこそこに輝いていてくれればいいなって思いますけどね。輝くというのは、なにも病院の食べ物がいいとかでなくて、職員たちがやりがいを持って動いてくれれば一番いいと思いますけれど。

とし @toshihiro36

<ナレーション>　愛子さん、今日も訪問診療に出かけます。　大津波が奪い去った地域医療を取り戻そうとしてきた医師たち。その一人ひとりの思いが、かろうじて陸前高田の医療を支えています。