監視のみでよいのか、CAP「子どもへの暴力防止プログラム」について

●先行するまとめ:「監視は何故?/どこまで必要か、特別支援学校で教師が児童を虐待」http://togetter.com/li/292460 でのやり取りから、暴力などを防ぐ根本的な解決策・取り組みということで、その一例として、CAP「子どもへの暴力防止プログラム」についてのツイートのまとめ。 ★先行するまとめのツイートの抜粋を、まとめの末尾に移動しました。 ★まとめ末尾に「CAPセンター・JAPAN(子どもへの暴力防止プログラム)」のHPから引用。 ★まとめの先頭に「CAPユニット」のHPから「CAPプログラム」「CAPワークショップ」についての引用ツイートを追加(2015年7月19日)。CAPについてのツイートを更に追加(8月25日)。 続きを読む
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@spitzibara

@spitzibara @hijijikiki @satoopen @nankuru28 信田さよ子さんが言っていたんだと思うんですけど、「権力とは状況の定義権のこと」みたいなことを、見ながら考えたんでした。

2012-04-27 14:33:21
ひじじきき @hijijikiki

それは大きいと思います。強い立場とは状況をより制御できる立場で、会社などでは職務命令のような強制力で、女に対する男の場合は体格・力だけでなく、(続く)@spitzibara「権力とは状況の定義権のこと」@satoopen @nankuru28

2012-04-27 14:52:11
ひじじきき @hijijikiki

@hijijikiki続き)社会的な刷り込み=ジェンダー=男女という制度が、社会的な振る舞い、女(男)はこの場面では○○してよい/してはならない、を決めているのでは。‥と、権力を論ずるのはムズイです。@spitzibara @satoopen @nankuru28

2012-04-27 14:57:24
ひじじきき @hijijikiki

「関係と社会との絡み合い」>鶏が先か卵が先か的な。この絡み合い=循環をテーマにしているのがエスノメソドロジーで、「概念分析の社会学」http://t.co/sAe8IyFjなどが。RT@satoopenトラブルや困難の帰属先をどう考えるか、とくに関係と社会が絡み合っていて難しい

2012-04-27 19:34:26
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

@spitzibara @hijijikiki @satoopen えっと。私の過去の恐怖があって、気を付けてはいてもたとえば「話をするなら座って?」男性に見下ろされると恐怖を感じるのに、彼が気付いてくれた、ということに私はとても感謝していて愛を感じたわけです。

2012-04-27 21:10:18
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

@nankuru28 @spitzibara @hijijikiki @satoopen それがあったから、彼が通勤で男性が感じる置換冤罪への恐怖とか、そういう話も聞ける心持にもなれたような気がするのです。一緒に暮らす男に被害妄想の女、って切って捨てられるのは私には無理だっただけ

2012-04-27 21:12:32
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

@nankuru28 @spitzibara @hijijikiki @satoopen 性欲の表出を制御できない男性と、恐怖の表出を制御できない女性の、セクハラ対決みたいのはあると思うのです。どっちがマシかみたいな不毛な論争から「降りて」個人関係を気付けたのは彼に会えたからと。

2012-04-27 21:19:13
@spitzibara

@nankuru28 @hijijikiki @satoopen おお。それは愛がなければ気づけることではないですよねー。

2012-04-27 22:38:32
@spitzibara

@nankuru28 @hijijikiki @satoopen 良い出会いをされましたね。安全で、自分が経験してきた種類の不健全さのない、大人としての自分自身の家族があるということは、それ以前に受けた傷からの回復には、大きな足場の1つですよね。決して必要条件とは思わないけど。

2012-04-27 22:48:11
ひじじきき @hijijikiki

人と人との関係は千差万別で一般的な正解などはなくて、その時その場での試行錯誤しかないように思います。関係を築く・続けることが良い場合も、(続く)@spitzibara良い出会いをされましたね‥決して必要条件とは思わないけど@nankuru28 @satoopen

2012-04-28 21:13:22
ひじじきき @hijijikiki

@hijijikiki続1)関係を解消・別れる・離れることが良い場合も、両方共あるかと。前にトゥギャリにした共居http://t.co/y8vpTXtUでも「ネズミを何匹か檻に入れて、水に漬けると、ストレスで@spitzibara @nankuru28 @satoopen

2012-04-28 21:14:47
ひじじきき @hijijikiki

@hijijikiki続2)ネズミ同士が噛み合いをする」ような条件・状態では「人が何気なくたっぷりゆっくり一緒にいる」ことは難しいかと。で、関係を解消するスキルとしても@spitzibara @nankuru28 @satoopen

2012-04-28 21:15:25
ひじじきき @hijijikiki

@hijijikiki続3)CAPのhttp://t.co/qZMWR2hy基本である、NO・GO・TELL=嫌だと言う⇒逃げる⇒信頼できる人に話す、が重要では。@spitzibara @nankuru28 @satoopen

2012-04-28 21:16:25
ひじじきき @hijijikiki

@hijijikiki続4)しかし最後の最重要な「信頼できる人に話す」ためには、良い関係の人の存在が前提であり、結局これがキモかと。@spitzibara @nankuru28 @satoopen

2012-04-28 21:16:54
@spitzibara

@hijijikiki @nankuru28 @satoopen おっしゃる通り、よい関係があり、そこに安んじて傷と向かい合える、ということがキモだと私も思います。

2012-04-28 22:33:47

CAPセンター・JAPAN(子どもへの暴力防止プログラム)

のHPから引用:

CAPの3つの柱

http://www.cap-j.net/power_new.html

◎エンパワメント
CAPプログラムは、大きく2つに分けて「子どものためのプログラム」と 「親や教職員、地域のおとなへのプログラム」があります。
これらのプログラムに共通する理念は「エンパワメント」(内なる力を引き出す)です。
子どもへの暴力は、おとなと子どもの圧倒的な力の差のもとに、「子どもは無力である」という偏見と 抑圧を容認する社会状況の中で継続、放置されてきました。
同様に、これまでの暴力防止対策は「子どもは無力である」からおとなに守られなければならないと考え、 「~してはいけません」式の子どもの行動規制が中心でした。
しかし、いくら子どもが心配でも、おとなが一日中そばにいて守ることはできません。 また、この方法では実際に暴力にあい、被害を受けそうになったときにどうしたらいいかわからないばかりか 強く自分を責めてしまうことになるなど、むしろ子どもの無力感・不安感を助長します。
CAPプログラムは、子どもはおとなが守るべき弱い存在だ、とみるのではなく、不安で困難な状況にも、 子ども自身の問題を解決する力を信じ、その力を引き出すエンパワメントの考えが基になっています。
子どもは「無力で何もできない」のではなく、行動の選択肢とそれを使って自分を守ろうという力があれば、 暴力から自分を守ることができます。
子どもの内なる力に働きかけ、その力を引き出すのがエンパワメントです。

◎人権意識
子どものプログラムでは、最初に大切な3つの権利「Safe(安心)、Strong(自信)、Free(自由)」について学びます。この3つの権利は生きるために絶対に必要なものと説明します。
子どもたちは誰でも安心して自信を持って自由に生きる権利があります。
そして、暴力とはこの3つの権利を侵す行為です。子どもたちに「自分たちは大切な権利を持っている」という人権意識を積極的に教えていくことによって、子どもたちは自分自身が価値のある大切な存在であることを知り、自信と勇気を取り戻します。そして、プログラムを通して危険な状況を識別し、その危険な状況から逃げるための知識や技術を身につけ、大切な自分の身を守る力を得ることができるようになります。
極めて具体的で実践的なスキル(技能)を提供していきます。
人権を守る基本的対処の仕方が「No(イヤという)」「Go(その場を離れる)」「Tell(誰かに話す)」です。
これを具体的にロールプレイ(寸劇)を使って学んでいきます。
大切な自分を暴力から守るために人権意識が必要です。

◎コミュニティ
CAPは、子どもたちの安全のためにはコミュニティ(地域)のおとなたちが子どもたちをサポートすることが 不可欠だと考え、そのための積極的な働きかけをします。
学校に地域のおとながやって来て子どものプログラムを提供することによって、子どもたちは子どもの安全のために真剣に取り組んでいるおとなたちがいること、子どもの話に耳を傾けるおとながいることを理解します。 また、おとなへのプログラムを親や教職員、地域のおとなたちへ提供することで、エンパワメント、人権意識などの考えや、暴力に対する知識、情報、技術などをおとな同士が共有し、互いに助け合う地域を作って、地域全体で子どもたちをサポートしていけるようにします。 CAPはコミュニティ の安全のための活動です。

このようにCAPプログラムは、暴力を許さない社会をつくるために、子どももおとなも自分と他者の人権の重さと大切さを知り、自信と勇気を引き出します。

 


●先行するまとめ:「監視は何故?/どこまで必要か、特別支援学校で教師が児童を虐待」http://togetter.com/li/292460

まとめ 監視は何故?/どこまで必要か、特別支援学校で教師が児童を虐待 NHKニュースで「埼玉県の特別支援学校で、教師が児童に対して虐待を繰り返したことが明らかに」という事件が、「介護職員がICレコーダーで録音し‥また、母親が携帯で録画」から発覚した、というツイートから始まる監視カメラの設置などの監視はなぜ必要か、どこまですればよいのか、他に解決策はないのか、を巡るツイートのまとめ。 ★本まとめに続くまとめ: 「監視のみでよいのか、CAP「子どもへの暴力防止プログラム」について」http://togetter.com/li/292872 ★関連するまとめ: 「統一テスト、特別支援教育など公教育の日米の実情についてのやり取り」http://togetter.com/li/254026 ●追加しました。 ●更に追加しました。 読みやすさのため、一部順序を入れ替えています。 ●また.. 11284 pv 28 1

以下は上記まとめの抜粋ツイート


satoopen @satoopen

酷すぎ。介護職員の告発を学校側は無視 RT @nhk_news: ニュースウオッチ9より「埼玉県の特別支援学校で、教師が児童に対して虐待を繰り返したことが明らかになりました。教育現場で、どのように虐待が行われたのか?なぜ、誰も止めることができなかったのか?詳しくリポートします」

2012-04-23 21:34:22
satoopen @satoopen

↓テレビから流れた、「先生が子どもを殴る音」が耳から離れない。平手を振り上げて思い切り下ろした音だ。介護職員がICレコーダーで録音したものだという。また、母親が携帯で録画した、「先生が、先生が」と泣き叫んでうなされる子どもの画像もつらかった。なぜこんなことが起こるのか…。#nhk

2012-04-23 21:41:07
S.MA @makisagami

@satoopen @nhk_news あの分析では不十分でしょうね。カウンセラーなどが学校内で置かれている立場、雇用のされ方まで考慮に入れないと見えてこないものがあるでしょうね。

2012-04-23 21:41:26
大江戸ξ(^д^)ξ靖國 💙💛 @Fox_Oedo

@satoopen 授業が第三者に見られていない「密室」で行われているからでは? 音声は兎も角、映像を親御さんや学校管理者が見ることが出来るようにする事くらい、今どき超~簡単かと。  #nhk

2012-04-23 21:45:44
satoopen @satoopen

たしかに、保育園なんかはそうしているところ多いですよね。 QT @Fox_Oedo: @satoopen 授業が第三者に見られていない「密室」で行われているからでは? 音声は兎も角、映像を親御さんや学校管理者が見ることが出来るようにする事くらい、今どき超~簡単かと。  #nhk

2012-04-23 21:49:54
satoopen @satoopen

.@makisagami @Fox_Oedo コメント感謝です。多くの保育園で行われている中継?を「監視」とだけとらえるのも違うのでは、という印象があります。もちろんそれをそのまま学校にあてはめてよいかどうかはまた話が別かもしれません。信頼関係構築が重要なのは言うまでもなく。

2012-04-23 22:19:48
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