「さながら元素のように僕らは出会った」 プロット

長編作品の構想作業を可視化してみました。 たまーに、プロットを作るところが見てみたいなんていう お話も見受けられるので。ここで構想を可視化しておけば、 ああこの内容が完成すればこんな作品になるのか、って 風にお楽しみいただけるんじゃないかと思いましてね。:) 続きを読む
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犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

「さながら元素のように僕らは出会った」 第一章を公開しました。章を書き上げるごとに更新していきます。お楽しみに! 全体では中編? くらいのスペオペにしていきます。完成後は同人誌で頒布いたします。 #pixiv #電子書籍 #同人 #創作 http://t.co/Dkc1Yjwg

2012-05-20 04:59:12

・あらすじです。これまでの流れは下の方にあります。:)

犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

主人公とヒロインが出会う。闇夜。豚神惑星を斥候中、ヒロインの宇宙船が故障し、修理のために不時着を試みる。同時刻、警備に出ていた主人公の目が青く光っている。変わりゆく未来を視たことを暗示。直後宇宙船に轢き潰される。バレたら査定に響くので彼を銀河テクノロジーで治療してしまうヒロイン。

2012-05-09 15:39:40
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

主人公とヒロインの当初ギャップと縁の形成を同事に表現。目が覚めると身体に痛みがあるものの怪我の規模からすれば軽いことに驚く。今後も定期調整が必要になることを告げる。銀河テクが残った彼の肉体は解析防止のため野放しにできない。惑星の有力者と知り、いっそ色仕掛けで籠絡し操ろうと決める。

2012-05-09 15:42:39
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

ヒロインとライバルの当初関係を表現。銀河帝国の辺境討伐艦艇。無難に状況報告を済ませほっとする。順調な制圧の前祝いパーティーで、婚約者とにこやかに応対する。読者にはすでに奔放でアグレッシブな彼女の本性が提示されている=この関係性は偽装なのか? という伏線。ヒロインを気に入っている。

2012-05-09 15:45:37
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

記録保存AIの存在を読者に提示。序盤での世界観の解説。豚神惑星の衛星軌道から惑星のすべてを観測する人工知能が、情感たっぷりにこの惑星の秘話を読者に説明。指向性レーダーには迫り来る銀河帝国の艦艇が映っていた。今後の衝突と波乱を予感させる=ここで前提となる状況を大胆に説明してしまう。

2012-05-09 15:48:16
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

ヒロインが豚神惑星の本性を知る。「謎の娘」として、違和感はありつつも銀河帝国人であることを隠して(バレ危機ネタで引っ張りつつ)ヒロインが豚神惑星のコミュニティに巧みに潜入していく。保守と革新の対立、豚神の意志を守るのかどうかという事情が読者に展開され。彼らもまた必死に生きている。

2012-05-09 15:52:18
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

ライバル、怒る。行きがかり上主人公と「密接」な行動を取っているヒロインの斥候報告を観たのだ。いったい何をやっているとモニターを叩く。単なる退屈な権力構築のための辺境任務が彼にとって寝取り問題となり、重要性を増していく。銀河帝国人だけあり、主人公の身体に施された治療の秘密を見破る。

2012-05-09 15:54:45
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

ライバル、実力行使に出る。主人公の肉体に施された銀河テクノロジーは門外不出の聖域のはず。彼直属の電撃部隊が主人公を惑星において捕らえ、辺境征伐艦艇に連行。尋問するライバル。意外にも主人公が親帝国派であったことに驚く。が、蛮族が生意気とばかりに逆上。技術を撤去し殺すように命令する。

2012-05-09 16:01:51
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

ヒロイン、ライバルと衝突する。主人公がいなくなったことに気づき愕然。その場の状況からとんぼ返りで艦艇に戻ると、ライバルを詰問。けんもほろろに、なぜこだわる、奴は蛮族だぞと一蹴。ヒロインはここで戻ることが不可能な一線を越え、主人公の肩を持ちライバルと対峙する。銀河帝国の方針も批判。

2012-05-09 16:04:07
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

3人の人物が入り乱れて混乱する。ヒロインを反逆者として捕まえ拷問するライバル。殺されそうになるが豚神の血が覚醒、青く光る目の特殊能力で窮地を脱した主人公、ヒロインを救出する。皇帝のそばも通る。ライバルは面目を失う。二人は宇宙船で豚神惑星に脱出する。彼女の行為が帝国で大問題になる。

2012-05-09 16:07:25
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

当初、「謎の娘」として展開してきたヒロインの偽装がばれることになる。その飛ぶ機械は何だ! とばかりに惑星でも問題に。保守、革新それぞれから主人公の立場が微妙になるも、未来を信じて説得しようとする。が、黙っていたことや帝国蔑視が影響しうまくいかない。途方に暮れる二人。大地が揺れる。

2012-05-09 16:09:42
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

ライバル、惑星を独断で攻撃する。小規模な強襲艦での攻撃なので制圧力は低いが脅威に逃げ惑う人々。惑星のインフラに危険が迫る。「もう聖域に入るしかない」主人公とヒロイン、宇宙船で乱戦をかいくぐり聖域に突入。メカニックな彼女がインフラの故障を迅速になおしてしまう。惑星の機能が回復する。

2012-05-09 16:11:53
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

生活インフラの象徴だった惑星のテラフォーミングシステムが復旧し、豚神の頭部像から温泉が勢いよく噴き出す。二人の姿を観て喝采する人々。攻撃してきた帝国に怒りを燃やす。惑星の自動防衛システムにより強襲艦は宇宙に弾き出される。以後、惑星への単純な武力制圧は銀河帝国といえども難しくなる。

2012-05-09 16:13:57
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

帝国と惑星が和解する。ヒロインが豚神惑星の中心にあった銀河テクノロジーを復活させたこと=惑星の積年の問題が解決する。彼女の株が一気に上がり、もてはやされる。実は銀河帝国側においても、彼女が必死で陳情した、辺境惑星にも存在するガラパゴス文化という問題が浸透。皇帝が理解を示したのだ。

2012-05-09 16:18:17
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

ライバル、窮地。帝国では勝手な攻撃が糾弾され、惑星でも恨まれる。だが、自らがヒロインのフィアンセであると堂々主張、地獄のサドンデス寝取り=決闘を主人公に要求。まだ手の離せない状態の惑星システムを、彼女を連れ去ることで麻痺させ、再攻勢を掛けようという狙い。皇帝の意志はまだ知らない。

2012-05-09 16:21:17
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

ライバル、主人公に負ける。途中までは優勢で進むものの、権力志向者で惑星の人間を見下していたがために、青い目の血を最大化させ相手の心や未来を読んでくる主人公に決闘でも敗北する。面白がっていた惑星住民は信じていた結果に大喝采を送る。ここに寝取り問題が終結。惑星と帝国の対立も終結する。

2012-05-09 16:23:38
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

それぞれの思い的エピローグ。皇帝、遠い昔に帝国を去ったという豚神のことを思いやる。今後の辺境へのアプローチが変わることを暗示。セカイは変わったのだ。機能が回復した惑星で幸せを取り戻した人々に、同族として迎え入れられるヒロイン。主人公の立場もさらに向上。ライバル以外すべてが円満に。

2012-05-09 16:26:05
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

最後にAIが叙情的に締める。銀河帝国の今後の繁栄と辺境との融和を歓迎する。惑星から一歩飛び出せば、艦艇の壁一枚の外には、死の宇宙が広がっている。生命のある「場」を、非生命である彼が羨望とともに賛美。今後も永久にその輝きを記録していきたいと「人間らしく」願う。それが叶うという暗示。

2012-05-09 16:27:59
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

主人公とヒロインのいちゃラブ。すでにサイボーグ化しているあなたの面倒を見られるのなんて銀河テクノロジーを熟知したメカニックの私しかいないでしょ! みたいな惚気。今後の未来においては、彼女を中心として、テクノロジーディバイドの問題が解決されていくことを暗示。覇権主義にも利点を示す。

2012-05-09 16:32:37
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

皇帝もさすがに皇帝だった。辺境を押し潰してしまうことは困難な交渉になる=彼らにも文化があるという点だけでなく。主人公の青い目の血を見て、帝国の技術に匹敵する瞬発力に驚き、そのガラパゴス的な血に戦略的な利用価値を見出したからこそ、尊重する方針に切り倒したのだということが説明される。

2012-05-09 16:36:45

・物語の全体像

犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

これより、夏ごろまでに書こうと思っている次回作の構成を、ざっくりとつぶやきます。内容は、「まずエロい。でも物語も面白い。背後には文学性もある」という3拍子揃ったスペースオペラです。目標としているのは西尾維新先生のような表現なんですが、イメージとしてあるのは「ルナヴァルガー」です。

2012-04-25 02:32:30
犬吠埼一介@移転しました @inubou_ikkai

なぜ今からそんなことをつぶやくのかといえば、これも犬吠埼流の売り方戦略なんです。数ヵ月後に書きあがるとしても、それって完成してから宣伝しても追っつかない。実は、今から書き始めます、書いています、なかなか難しいけど頑張ります、っていう展開が面白い。話の内容が筒抜けならなおさらです。

2012-04-25 02:33:56
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