森林資源問題と関連最新ビジネス事情(EBS第14回)

大森 厚志 | Assured（アシュアード） @atsumori292

#ebs21 竹本氏「西粟倉村の森林は戦後に植えられたため、まだ齢級は50年程。つまり、林業が儲からないのではなく、まだ世の中で売れるまで育っていないということである。」

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#ebs21 竹本氏「「100年の森構想」により、Iターン者が村へ移住。過去2年間で60名がIターンとしてやってきたが、その内57名が辞めた後もここに残り住み続けている。」

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#ebs21 竹本氏「ファイナンスの考え方として、特定事業の特定目的実現に必要となる資金の調達を超えて、①社会的な関係性創りの重要な手段へ②個人ひとり一人が特定目的(社会貢献等)の実現に向けた営みに参加出来る、重要な手段へなっていく。」

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#ebs21 竹本氏「これをなす為には、金融商品的選択肢の整備が必要。 ①世界を駆け巡るファイナンスから、地域に根付くファイナンスへ。 ②顔の見えないファイナンスから、顔の見えるファイナンスへ」

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#ebs21 竹本氏「いまこそ、再びの共有化を」

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#ebs21 竹本氏「いままでは地縁でしかあり得なかったコモンズ(共有)、それが、IT技術及び金融技術の発展を経た今だからこそ、時間と空間を越えた、新たなコモンズの形成が可能に。」

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#ebs21 竹本氏「震災後、九州の食品は安心、安全が言われているが、有機が根付いて以降、地域で安心安全ということではない。どんな地域でどんな人達がどんな風にしているか。ということをきちんとみる必要が有る。」

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#ebs21 Q1:1次産業が成り立つ仕組みを聞きたい。日本の林業が成り立っていないと言われる中で循環させることが出来ているのか。

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#ebs21 A1:1次だけでは利益になりにくいが、1次、2次、3次を合わせる事で継続させることができる。小口で持っている資源を、どのようにしてまとめていくかが重要。一体的に管理出来る森をいかにして作るか。

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#ebs21 Q2:60名中57人Iターンから残ったという話だが、具体的にどのようなマッチングの仕組みを行ったのか。また、彼らへのフォローをどう行ってきたのか

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#ebs21 A2:思いやスキルを持った方々がそれぞれ適材適所につければいいなという理想はある。100年の森事業とは何なのかという部分を徹底的に訴えている。目の前のスキルへのマッチングではなく、目的の為の棚卸しをきちんと行っている。(企業の中途採用のような形)

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#ebs21 A2(続き)：Iターンに関する相談は全て一カ所に集約しており、これにより100年の森計画の目的などがぶれない。地域の人事部のような組織が存在する事も大きい。

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#ebs21 Q3:一次産業が生命線だと考えたが、若者達が地域に行く場合のデータベースがあると良いと考えたが、こういった仕組みについてどう思うか

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#ebs21 A3:「田舎で働きたい」といったもののデータベース化はなされている。 またSNSなどのコミュニケーションツールも出始めてきた。 コンテンツはあくまでコミュニケーションのツールでしか無く、その地域に本物があるのかが最も大事である。

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#ebs21 A3:本物と本気はシステム上では把握できず、直接行ってみる事によりわかる事の方が大きい。

大森 厚志 | Assured（アシュアード） @atsumori292

#ebs21 本日はこれにて終了となります。