「低線量被曝は危険」ということを示したテキストはどこにあるのか?
読. 「放射線安全取扱の目的は被曝, 汚染を予防すること, および万一事故が生じた場合には被曝, 汚染を最小限にとどめることである」(p.73) / 西澤 邦秀・飯田孝夫編(2006)『放射線安全取扱の基礎(第三版)』http://t.co/Ldmd4Hls
2012-04-29 17:58:55読. 小田啓二・小川喜弘・安岡由美・西村健「放射線防護と安全管理体制」 in: 飯田敏行監修(2005)『先進放射線利用』、大阪大学出版会 http://t.co/a6pse0E8
2012-04-29 21:43:07「『放射線防護』や『放射線安全管理』という分野は,このテキスト全体のテーマである『放射線利用』を,ある意味では抑止するようなネガティブなイメージを抱かれているかもしれない*ルールや規則が,『*でなければならない』`『*してはならない』という表現になっていることもその一因であろう」
2012-04-29 23:20:24「放射線利用の抑止という解釈は間違いである。放射線という特殊なエネルギーの利用は,前章までに述べられたきたように,私達の生活にとって有益であることは明白である。ただし,福利を追求するあまり安全を脅すことがあってはならない」(ibid., p.209)
2012-04-29 23:21:01「すべての科学技術利用は,『公衆の安全を確保しながら社会の福利に貢献しなければならない』ことが原則であるが,『放射線利用』が『社会の福利』のひとつであるとすると,『公衆の安全の確保』が『放射線防護』の役割なのである」(ibid.)
2012-04-29 23:21:55「表9.1で見たように, わが国の医療被ばくは世界平均の数倍も高い。この 医療被ばくについては,放射線防護の3原則(正当化,最適化,個人線量限 度)のうち,患者個人の線量限度は適用されない」(ibid., p.282) http://t.co/OmVq0SZs
2012-04-29 23:25:46「これは、診断あるいは治療という行為によってもたらされる患者の利益が明白であることや、そのために必要な線量が診療の種類や患者の状態によって大きく異なるため一律の限度値が適用できないためである」(ibid.)
2012-04-29 23:26:28「しかし,だからといってむやみに被ばく機会を増やすことは避けなければならない。診療機器の改良や医療技術者のより適切な判断によって,患者の被ばくを抑える努力が必要である」(ibid.)
2012-04-29 23:27:22どういうテキストを読めば「100mSv以下は安全」とか「数百ベクレル/kgなら経口摂取しても問題ない」とかいうことが書いてあるんだろう...
2012-04-29 23:28:49中川恵一やあるいは他の放射線医療専門家や半専門家や隣接領域の専門家(物理学者たち)の典拠が、インターネッツだけだったら笑っちゃうけど、もしかしてもしかしちゃうかもしれないよね?
2012-04-29 23:32:38RT @dabitur: どういうテキストを読めば「100mSv以下は安全」とか「数百ベクレル/kgなら経口摂取しても問題ない」とかいうことが書いてあるんだろう...
2012-04-29 23:41:18RT @dabitur: 中川恵一やあるいは他の放射線医療専門家や半専門家や隣接領域の専門家(物理学者たち)の典拠が、インターネッツだけだったら笑っちゃうけど、もしかしてもしかしちゃうかもしれないよね?
2012-04-29 23:42:00@dabitur そうです。あなたは何のテキストを読まれたのか教えてください。そうしたら僕はそれを読もうと思いますから。よろしくお願いします。
2012-04-29 23:52:27@wanitoraion うーん。だいたい100冊くらいは読んでると思うので、どれがというのはむずかしいのですが....いわゆる低線量被曝が有害ということが否定されている本はほとんど目にしないということです。
2012-04-30 00:00:05たとえば、311以後は自然放射線による放射線被曝があたかも健康に影響がないかのように語られることがあるが、ATOMICAの記事にも自然放射線によるリスクが航空機事故による死亡のリスクの50倍程度だということが引用されている。 http://t.co/a38IrGZc
2012-04-30 00:05:00@wanitoraion いや、ですので、選択がむずかしいです。どういうことについて知りたいか、もう少し詳しく教えてくれれば考えますが... 100mSv以下での被曝の危険性を示したテキストであれば、インターネットにたくさんありますしね。
2012-04-30 00:13:06それでいて、放射線の専門家である、中川先生とかおい、ネット情報じゃねーだろうな、って言えちゃうんだから、よっぽどすごい本を読んでるんだろうなぁ。
2012-04-30 00:13:38