大和田さんの「いまの20歳前後の学生の間での「ブルース」の不人気ぶりにはちょっと驚く。みんなカントリーの方が興味あるんだよなあ。」から始まったブルースに関するあれこれ

大和田先生の「今年は慶応と法政でアメリカのポピュラー音楽史を講義しているのだが、いまの20歳前後の学生の間での「ブルース」の不人気ぶりにはちょっと驚く。みんなカントリーの方が興味あるんだよなあ。」から始まったブルースに関するあれこれ  ※個人的なメモのつもりでまとめたので勝手に色々追加したりします。
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柳樂光隆 《Jazz The New Chapter》 @Elis_ragiNa

@wms 黒さが含まれたグルーヴものって感じかと。黒さの分量は様々ですけどね。どんなに少なくても黒さは必要だった気がしますね、なんとなく

2012-05-01 23:42:17
やまだ(仮名) @wms

@Elis_ragiNa 黒というよりは、すでに死語だけど当時は「いなたい」感がすごく大事だったような…

2012-05-01 23:43:48
kentarotakahashi @kentarotakahash

@Elis_ragiNa つか、僕の世代で、すでにブルーズは薄いのよ。ブルーズ・ブーム作ったのは上の世代だから。

2012-05-01 23:45:28
Tatsuo @Shimo_T

@Elis_ragiNa 今は白さというかロックとかフォーク寄りになってたり、ラテンに寄ったりってので、アフロアメリカンとしての主張は少ない気がしますね。まだヒップホップ歴浅いので、あれですが、R&Bだと白人寄りな音楽がまた増えてきてるのは感じます。

2012-05-01 23:45:58
柳樂光隆 《Jazz The New Chapter》 @Elis_ragiNa

@wms それはありますね。僕の中で「いなたい」とか言うのはブラックミュージック好きのオッサンっていうイメージありますねw

2012-05-01 23:47:21
柳樂光隆 《Jazz The New Chapter》 @Elis_ragiNa

@kentarotakahash 確かにそうですね。健太郎さんがニューウェイブやUKロックについて書いてた頃ってもうブルースは薄い気がします。クラブシーンはまた別のような気がしますが。

2012-05-01 23:49:12
kentarotakahashi @kentarotakahash

それでも、大学時代にブルーズとカントリーは染みついてしまったので、今でもギター持つと、そういうギターをするすると弾いてしまう。が、でも、あまり聞かなくなったのは、自分の中で発展性がないからだろう。

2012-05-01 23:49:34
kentarotakahashi @kentarotakahash

でも、当時のフュージョンブームの中では、断然ブルーズ寄りでしたよ。バジー・フェイトンやデビッド・T が好きだった。RT @wms: 確かに、健太郎さんは当時のPlayer誌の中でブルースロックから遠いところにいて、だからすごくうれしかったw

2012-05-01 23:52:32
kentarotakahashi @kentarotakahash

@Elis_ragiNa クラブシーンで踊れるブルージーな音楽は戻ってきたの。でも、残りは置きざりにされた、みたいな。

2012-05-01 23:55:19
kentarotakahashi @kentarotakahash

くっ。RT @Elis_ragiNa: RT @鍵: 高橋健太郎氏のブルー「ズ」表記にバラカンリスペクトを感じる

2012-05-01 23:56:44
kentarotakahashi @kentarotakahash

つかね、1970年前後に、アメリカのブラック・ミュージシャンが7thコードを使わなくなり、突然、メジャー7thを好むようになるのよ。あの時、どういうケミストリーがあったのかについては、まだ探求すべきことが残っている気がする。

2012-05-02 00:01:39
柳樂光隆 《Jazz The New Chapter》 @Elis_ragiNa

@kentarotakahash ですね。如何せんクラブシーンの存在感が大きすぎたため、それ以外が置き去りにされた印象が薄くなってましたね。

2012-05-02 00:05:01
kentarotakahashi @kentarotakahash

よく聞かれる説は、バカラックやキャロル・キングの影響。もちろん、それもあるだろうが、この一曲が変えた!というワタシの学説は、過去の講座に来た人なら、知っている。

2012-05-02 00:05:22
kentarotakahashi @kentarotakahash

中学でバカラックが好きになり、高一で、ジェームズ・テイラー、キャロル・キング、ニール・ヤングに出会ったワタシは、完全なメジャー7th世代だった。なにせ、ブルーズへの入り口は、JTの「スティームローラー・ブルーズ」だ。

2012-05-02 00:12:02
あなゆに @anotherunity

これはちょっと意外。我々の世代ではブルースに比べるとカントリーは不当といえるほど人気が無かったけど。@adawho いまの20歳前後の学生の間での「ブルース」の不人気ぶりにはちょっと驚く。みんなカントリーの方が興味ある

2012-05-02 00:12:20
黒猫巡査 @atsushi_chan

@wms 日本のブルース需要ってリアルというより、コスプレ的な気も。インテリがおそうじオバチャンで盛り上がるみたいな

2012-05-02 00:29:31
シェンロン용일 @shen1oong

@adawho 同世代(85年)でもすくないですねーみんなジミヘンが嫌いでwここらへんからルーツバックするんじゃなくて、DJ的に編集しながら聴いてる人が多いという印象です

2012-05-02 00:38:55
kentarotakahashi @kentarotakahash

いや、僕の研究課題はむしろファンクのメジャー7th化なんです。QT @dim_stone @kentarotakahash ファンクと歌ものに分かれたとは考えられないでしょうか?展開しない曲を好む人(ブルース派)は7thコードでファンクを演り、展開したい人は歌ものでメジャー7th

2012-05-02 01:15:47
kentarotakahashi @kentarotakahash

@harudexi FonGのような分数和音は、G7susu4にも近い訳で、そういう意味では7th系のコードとも言えますね。実は、7th系のコードを好んだ人が、ふとしたきっかけでメジャー7thや分数和音に転じるというパターンが70年代初頭には多かったように思っています。

2012-05-02 01:22:22
kentarotakahashi @kentarotakahash

えー、そんな大サービスするの? どーしよー。 QT @tonkyabe その一曲を教えて頂けませんか? RT @kentarotakahash: よく聞かれる説は、バカラックやキャロル・キングの影響。もちろん、それもあるだろうが、この一曲が変えた!というワタシの学説

2012-05-02 01:26:55
kentarotakahashi @kentarotakahash

はい、そう思います。メジャー7thはノーモア・ブルーズの響きだったのだと思います。 QT @LTK_jp @kentarotakahash そこはやはり黒人の人権問題の動きと大きな関連はあるような気がしますね…

2012-05-02 01:28:09
kentarotakahashi @kentarotakahash

つか、今、あらたな珍説が頭に浮かんだ。ファンクのメジャー7th化はどうして起こったか。あれはギタリストが二つのコードを逆に弾いてしまったからだったのではないか?

2012-05-02 01:40:06
kentarotakahashi @kentarotakahash

1968年に突然、現れたメジャー7th使用のファンク・チューンと言えば、これです。Tighten Up - Archie Bell & The Drells http://t.co/fCC7WV2n

2012-05-02 01:43:27
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kentarotakahashi @kentarotakahash

しかし、この「Tighten Up」、ベースラインだけ聞けば、トニック→ドミナントの繰り返しなんですよね。F#キーなんで、ギタリストがF#7→C#7のツーコードを弾いていれば、7th系のファンクチューンにもなり得たものだった。

2012-05-02 01:45:59
kentarotakahashi @kentarotakahash

ところが、ギターのカッティングはというと、F#maj7→Bmaj7なんです。で、二小節目のBmaj7はonCです。分数和音の上にテンションが付いているみたいな感じです。トップの音はF→A#になっています。

2012-05-02 01:48:47
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