- leaf_parsley
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ただ、何かの間違いで特定の赤ん坊が1MBqのI-131を摂取してしまったとしても、私なら「多分問題ない」って言いますね。問題ないと言いつつ、自分の担当患者なら、念のためエコー検査で経過観察はするという恰好にするかと。
2012-05-08 08:19:53というのは、この人たちがわいわい言ってる中でも示されている通り、発癌する確率の見込みは十分に低いからです。ただし、これがもし政策などの不備で大勢の赤ん坊がドカンと被曝するような状況になったら、これは大問題。個々人の発癌率は同じでも、癌患者発生の可能性は人数倍になるので。
2012-05-08 08:20:04なお、バセドウのI-131治療を小児に対して好んで行わないというのはわりと常識で、核医学検査あるいは放射線の検査全般ですらも子供相手ではみんな慎重になります。以前子供の腎シンチか何かで多めに投与する事態があって大問題になったのは皆さんも覚えているかと。
2012-05-08 08:20:18この程度のことでなんで「よっ日本一」みたいなノリになってるのかは知りませんが、まあ、この手の人たちが自説に都合のいい話者を持ち上げに持ち上げるのはいつものことですから、わりとそこはどーでもいいです。都合の悪いこと言った時に急に落とさないでくれれば。
2012-05-08 08:20:40で、子供に対して好んで行わないことと、それが医学的に危険かどうかはまた別の話。I-131治療ほどの量を突っ込む場合は、少ないながら有意な発癌の増加があるとされますが、検査レベルのI-131投与では子供でも有意な発癌増加はないとされます。
2012-05-08 08:21:00また、医師の大半が蛇蠍のごとく忌み嫌う胎児の被曝ですら、複数の調査報告の横断的検討により「50mSv程度までは影響は無視できるレベル(negligible)」と結論づけられたことは何度も書いています。心情的な問題もあるので極力避けますけど、母体や胎児の状態的に必要なら検査します。
2012-05-08 08:21:25ちなみに、このまとめの中で肯定的に扱われている田崎先生は、こういう記事も書いています。このまとめだけでは混同しやすい甲状腺等価線量と実効線量の話メインなので、とりあえず一読おすすめ。 http://t.co/aNGJq9g7
2012-05-08 08:21:47@yukayuka_1119 ああ、そんな感じでしたっけ(すっかり忘れてる)。一応、火の粉は払ったつもりなので、件のまとめ関連はこの程度にしときます。
2012-05-08 09:59:48@ma_naka あれは許されないです。確かにいっぱい入れた方が画像は綺麗になって精度も上がりますけど、必要のないレベルの精度のために被曝増やすとかちょっとありえません。
2012-05-08 09:55:29@ta_dayon お、誰かと思ったですよ。困ったさんが減らないのは、まぁしょうがないかなと。こっちは聞く耳のある人に向かって正々堂々と情報を提供していくのみです。
2012-05-08 11:22:43@uhea 細かい計算部分は見てないですが、計算に入る以前の一番根本的なところで、赤ん坊が1MBq摂取という状況が普通はありえないんですよ。大人の摂取量を制限できれば、赤ん坊はその何分の一かになります。今朝これに対する連続ツイートをしていますので、よろしければご覧ください。
2012-05-08 13:17:27. @kazooooya 形態的特徴はものすごく重要です。むしろ大きさよりも重要。病変の辺縁部が周囲の正常組織に溶け込むようで不明瞭だとか、すごく不整な形をしているとか、砂粒状・卵殻状の石灰化があるとか、そういうのは.. http://t.co/xTm4GWPD
2012-05-09 03:24:50なんか私のことを「パルス的な照射しか考えてない」って書いてる人いますけど、私が何度も何度も何度も何度も書いてる線量率効果の話を、その人は読んでないか理解できてないのですね。「考えてない」と「自分の見た範囲で言ってない」は全く別。つか本当によく書いてるから何も読んでねーぞそいつ。
2012-05-09 03:29:47