学び一般、教養教育、学部教育などの自分メモ

よく喋ったな。
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@edouard_edouard

ある種の極論を前に、その表現(言い方、文体、口調)の時点で躓いてそこで学びがストップしてしまう、というのは非常にもったいない。相手を「先生」としてみるか否かは学び手の問題。これも一つの極論だが、「先生」が何も言わなくても、あるいは白を指して黒といおうと、そこで学ぶのが「学生」。

2010-06-18 21:58:54
@edouard_edouard

というか属人的な評価はそもそも肯定的であるときにしか有効に機能しない、というか意味がない。否定的な評価を相手に下したところで、そこでこちら側の学びがとまる、というだけ。そもそも属人的な議論が、実際の交友以外の場で意味をもつと考えること自体が疑問。

2010-06-18 22:00:40
@edouard_edouard

これは極論だし、僕が例えば教師だったりすれば言わないが(と、しかし発言者の立場を問うのもナンセンスではある)、学べないのは学び手の責任だと考えて講義なり講演なりに望む方が有意義だろう。実際には学びは「先生」の中の人とは無関係に回るものだろう。

2010-06-18 22:04:26
@edouard_edouard

大風呂敷を広げ、また古い言葉を使うならば、啓蒙のプロジェクトに参入する、とは誰かをぶっ叩く、ということで、啓蒙に与るということはぶっ叩かれるということだろう。学びにあって、その言い方が気に食わないだのなんだのは端的に学び手の愚かさの露呈でしかない。

2010-06-18 22:06:16
@edouard_edouard

行きたい、が、東北.... 7月22日開催 教育関係共同利用拠点提供プログラム第10回東北大学高等教育講演会「カリキュラム・マネジメントとは何か- 大学教育の運営と質保証-」(東北大学高等教育開発推進センター/大学教育支援センター) http://bit.ly/9RHVMn

2010-06-18 22:07:32
@edouard_edouard

そういった点で毀誉褒貶の激しいのは芦田宏直先生だろう。ちなみに氏を「先生」付けで読んだのは僕が初めてじゃないかな。全発言を貫いて働くプログラムのようなものが、主にはドイツ哲学の分野における研鑽によって確固として確立されている、と一学生として「思い込んだ」。表現ではなく意味を、と。

2010-06-18 22:12:54
@edouard_edouard

3年生の時点でインターンする、という噂は本当だったようだ、というに微妙である。参加する学生を非難するつもりは毛頭、それこそ言葉通り毛の先っぽほどもないが、制度としてはひどいものだと言う他ない。四年制大学のカリキュラムは当然四年制を前提に組まれている。

2010-06-18 22:16:46
@edouard_edouard

議論は感情的になった方が「勝ち」だ。怒りや愛情を表明されたら、された側は「負ける」他ない。多くの場合、議論の正しさよりも「どちらがより傷ついてしまったか」が問題となるからだ。悪い良いではなく、事実としてそうではないか。自戒としてそのような仕方で他人に負けを強要しないこと。

2010-06-18 22:26:06
@edouard_edouard

「弱さ」は「悪」だ、というのも同じことだ。「弱くあること」は相手から同情やら憐憫やらをひき出してしまう。正しさによって勝ち通してしまうことが悪であるのとは違った仕方で、相手に負けを強要する「弱さ」もまた悪だろう。

2010-06-18 22:27:33
@edouard_edouard

大学教育の質保証の議論は基本、直接的には大学当局、教育者側の話だ。学生に対して直接関係があるものをあげればそれは入試と卒業要件の二つだけだろう。(関係ないが学生による授業評価とか現状では茶番でしかない)「出口管理」をしたいのであれば、卒業要件の見直しは必須だろう。

2010-06-18 22:31:49
@edouard_edouard

「出口管理」となれば、単位取得要件も含まれるはず、とコメントを複数いただく。全くその通りです。入学試験、単位取得要件、卒業要件の3つが、学生の質保証が議論される際には重要になるのではないか、と。

2010-06-18 22:40:13
@edouard_edouard

失念の弁明ではないが、ただ単位取得要件については個別の教員の裁量が大きく、また縮減に際しては大きな抵抗が想定されるため、全学的に実施できる制度改革としては入学試験と卒業要件との二つについてではないかな。

2010-06-18 22:44:45
@edouard_edouard

@millionsage 個別の単位については当然個々の教員の裁量によるので、それぞれです。またきつい/きつくないのは、相対的な評価ですので、判定には内容と難易度とが類似する科目について他大との比較が必要になりますね。主観的な評価としては全体的にそうきつい印象はないですね。

2010-06-18 22:50:15
@edouard_edouard

私の認識不足でした!すみません!RT @millionsage それ(単位取得要件厳格化は難しい)には反論あり。出席要件を厳格化するだけでだいぶ変わるし、出席日数の管理は基本事務側のはず。今の定員割れの状況じゃ入学時の選抜は難しい[...]

2010-06-18 22:53:20
@edouard_edouard

初等中等教育の重要性は当然指摘されるわけだが、具体的な制度改革の際には高等教育を動かして下を連動させる他ない、という認識が、耳にする中では多く、また説得的。

2010-06-18 22:56:43
@edouard_edouard

大学の種別化(高度職能開発、教養教育、研究者育成)は、その実体としては既に事実であり、更にそれを制度化するか否か。種別化を制度として成立させることには、批判も聞こえる。種別化は文科省からすれば予算配分の効率化云々に関連するといったこととの関連か。

2010-06-18 23:05:45
@edouard_edouard

@ConGrazie それは全く同感。本の読み方をある程度理解したのは、それこそつい最近のこと。あと学部生生活は後4年は必要....(ということで僕は卒業後学士入学でアメリカの大学に入学したいと考えています。奨学金がとれたらの話ですが。)

2010-06-18 23:10:09
@edouard_edouard

医学部も含めて学部は実質的にあるいは本質的にすべて「教養学部」だろう。学習の対象に拘らず、ある特定の分野の学習を通して、学びの主体として自らを確立することが学部教育の本義ではないかな。具体的には図書館の利用法やらDBでの検索の仕方、文献表作成のこつや、引用の仕方。

2010-06-18 23:13:14
@edouard_edouard

引用の仕方、とは些事ではない。それはつまり先行研究への敬意を具体的な仕方で表現する、ということだ。

2010-06-18 23:13:38
@edouard_edouard

@ConGrazie 妙なつっこみになりますが、「凄く」は全くないです。奨学金は探せばそこら中にあり、留学は当人の決意があれば多くの大学生に開かれたものです。ある種の慣用句に対する反応としては行き過ぎたものですが、強くそう思うので強調してしまいました....

2010-06-18 23:20:29
@edouard_edouard

単位取得要件の失念、認識不足に明らかなように、高等教育行政への関心、というのもトピック別であり、系統だった学習をしてきたわけでもない。夏はここら辺もきちっと埋めたい。自分で自分の学習の「カリキュラム」を構築できるかどうかは一つの指標だろう。

2010-06-18 23:29:04
@edouard_edouard

単位取得要件の失念、認識不足に明らかなように、高等教育行政への関心、というのもトピック別であり、系統だった学習をしてきたわけでもない。夏はここら辺もきちっと埋めたい。自分で自分の学習の「カリキュラム」を構築できるかどうかは一つの指標だろう。

2010-06-18 23:29:04
@edouard_edouard

ある種のエリーティズムをどう評価するか、ということは私的には問題ではある。高等教育関連について話した時にこれは悪いエリーティズムに陥ってないかと自問することがある。しかし、良いエリーティズムのあり方を模索することは必要だろう。

2010-06-18 23:33:23
@edouard_edouard

UTCP【報告】「哲学と大学」第4回 「条件付きの大学―フランスのエリート教育の光と影」藤田尚志氏。http://bit.ly/bM3ajA

2010-06-18 23:34:31
@edouard_edouard

良い卒業論文は本来簡単。それが困難ではないことは強調してもしたりない。卒業論文の個人指導をしたことがあるからわかる、とこれは流してもらっていいのだが、原理的にそれは全ての大学生に開かれている。極論だが、コンテンツは求められていない。学問のルールに従って誠実な引用ができるかどうか。

2010-06-18 23:37:45