武田邦彦氏がブログで紹介した論文を読んでみると・・・

武田邦彦氏の4月28日付けブログ記事http://t.co/hLcle7Ru で紹介されていた放射線影響研究所の英語論文http://t.co/NPYXcHG5 (と原著者による日本語要約http://t.co/XLAxUZP8 )の@Goldenpiyo さんによる解説と関連議論。
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nao @parasite2006

ご教示有難うございます。当てはめの具体的イメージがわかなかったので助かりました。 RT @mw_mw_mw 統計的にモデル関数(その妥当性含む)を最尤法で当てはめています。閾値付き直線モデルで閾値0Gy但し95%CIでの上限は0.15Gyとしています。@Goldenpiyo

2012-05-16 04:41:09
nao @parasite2006

図5ですね。0.1 Gy以下ではERR/Gyの95%信頼区間下限が軒並みx軸を突き抜け、またばらつきが異様に大きい。分母が小数点以下だと分子の値の小さな変動が増幅? RT @mw_mw_mw 0.1Gy以下の低doseでERR/Gyが大きい(0を含むが) @Goldenpiyo

2012-05-16 05:11:06
nao @parasite2006

@mw_mw_mw この図5ほどぶれの大きい図からは、断定的な結論は怖くて引き出せない気がします。@Goldenpiyo

2012-05-16 05:15:51
KIN @Goldenpiyo

@parasite2006 いえ、0-0.2Gyというのはフィッティングの結果でたのではなくて、仰るとおり「実験データだけみると誤差棒が大きくて判断できないが、あるならこの範囲である」という値でした。

2012-05-16 09:16:22
nao @parasite2006

@Goldenpiyo お返事有難うございます。お申し越しの0-0.2 Gyは論文の結果の項の「癌の過剰相対危険度」のセクションの最終段落の最初の文に出ていて、これがアブストラクトの問題の文の前半部分に再録されている、一方同じ段落の最終文では(続く)

2012-05-17 02:57:04
nao @parasite2006

@Goldenpiyo (続き)@mw_mw_mw さんご指摘の通り、線量閾値の最尤法による推定値(maximum likelihood estimate of a dose threshold)は0.0 Gyすなわち閾値なしだったと述べ、これがアブストラクトの文の後半部分に対応

2012-05-17 03:06:05
nao @parasite2006

@Goldenpiyo ともあれ、単に文章だけでなく誤差棒つきのグラフの実物を見てみれば、閾値があるかないかの判断はそう簡単にできるものではないことがよくわかりました。

2012-05-17 03:14:57
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