おはなしのもと・9

五月のネタ
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酔宵堂 @Swishwood

意匠としては穹の魔法陣と共通させたい

2012-05-02 05:04:49

彼女が守ったものは

酔宵堂 @Swishwood

改変後も短命なのか、単にそれは社会的にそうなのか、と云う疑問。放っといても老化しないから姿や名前を偽る必要が生じてくる、と云う意味での短命なら筋道も通る気はする。

2012-05-18 01:02:47
酔宵堂 @Swishwood

魔法少女の短命を逆手に取る。外見と書類上の年齢が大きく乖離しない間に、ヒトとしては死んでしまったことになってる、とか。実際には自然死の可能性は極めて低い

2012-05-28 20:51:03
酔宵堂 @Swishwood

姿を誤魔化す、と云うこと。暗示、幻覚、或いは変身。短命とされる彼女たちは、果たして本当にそうであったのか。名を、姿を変え、巷間の陰に密かに生き存えてきたのではないのか。異国めいた石畳と街並み。あの大災害も乗り越えた、かつての異人街。そこは今、こう呼ばれる––「魔女の小径」、と。

2012-05-19 05:42:04
酔宵堂 @Swishwood

そうやって社会の外側に紛れることを余儀なくされる「名も無き魔女」たちの、最後の砦として。

2012-05-18 01:04:25

人のあるところ、心宿る遍く場所に

酔宵堂 @Swishwood

何やかやしてる間に人類の科学技術が発達して超光速航法とまではいかないまでも恒星間航行くらいは可能になって……とか云う背景で、斜陽の星に残るもの、新天地を目指すもの、人とその思いあるところ魔法少女あり、みたいな

2012-05-03 01:41:06
酔宵堂 @Swishwood

「おめでとう、これでキミ達人類の文明は曲がりなりにも恒星間航行の段階に踏み出した訳だ」ソレは云う。ようやくキミ達の払い続けた犠牲の意味が理解出来ると。「さあ、その目で存分に確かめるといい。この世界の、宇宙の真実の姿を」最初の恒星間航行都市船が、光の尾を曳いて征く。「……すると」

2012-05-03 02:06:18
酔宵堂 @Swishwood

「その通りだよ。キミ達がいて、感情と云うモノを持つ以上アレは現れる。そうである以上、ソレと対峙するものは必要不可欠だ」「あそこにもアナタのお仲間が居るのかしら?」「勿論、そうなるね。星系間レベルの量子通信はもう長いこと使ってないけど、問題は無いように対処はしてある」

2012-05-03 02:15:07
酔宵堂 @Swishwood

ただのヒトの眼には決して映らぬもの。おぼろで虚ろな、ヒトに似たカタチの何か。ヒトの想念の澱。人類が感情と思念を持つ限り、それはどこにでも現れ得る。仮令そこが、星の海を征く方舟の中であったとしても。

2012-05-03 03:56:38
酔宵堂 @Swishwood

「ヒト」と云う、フォーマット。"主に前肢、第一脚から発達した、移動に関係しない肢を体上部に(多くは体側の左右を一対として最低一対)持ち、それ以外の脚を用いて移動を行う形態の総称。そのまま、この宇宙に於いて文明を非線形段階へと向上可能な種族の取り得る、唯一に近い形状・形態"

2012-05-05 05:40:57
酔宵堂 @Swishwood

だと思うんだよなあ。それから感情にもエネルギー化可能なものとそうでないものがあるのではないかと云う仮定が可能だ。抽出に適した感情と、効率や特性から不適切とされる感情と。例えば情動のエネルギー的特質が、加齢に伴い変化するものだとすれば。

2012-05-05 05:47:51
酔宵堂 @Swishwood

自律型生体情報支援端末、と呼ばれる人工擬似生物。在来種の内、脳神経叢に量子ネットワーク受容体(の、前駆組織)を持つ種から抽出した脳量子結合体因子に適性を示した個体を遺伝子レベルで調製したもの。同時に、ナノアセンブラとの適合も要求される要素である

2012-05-05 05:57:44
酔宵堂 @Swishwood

惑星上に下ろすのは最小限のナノマテリアルのみ。それが接触した物質を取り込んで複製し、端末素体を形成、軌道上のコアにリソースの受容信号を発信する。信号を受けてコアからは端末に適した固有リソースが配信され、そのインストールが完了したところで活動開始——、そのように理解している。

2012-05-29 00:37:19
酔宵堂 @Swishwood

多分わたしは、TLの誰よりもアレを”端末”として捉えているのだろうと。成程個性に近しいものは保有するかも知れない。が、それとて元々はただのリソースだ。インタフェースの円滑な運用のために作られた、擬似的なものだ。……だからこそ、イレギュラーの生じる余地も……あるかも知れないが。

2012-05-29 03:27:55
酔宵堂 @Swishwood

それでも、それは本体の決定次第で直ちに上書きされる程度の、儚いものだ。固有リソース領域まで精査され、その後円滑な運用に支障を来さない程度の記憶だけが継承されるとしても、同じものなのか、違うものなのか。彼らにとって、それは問題の俎上にすら上り得ない些細な差異だ。個など、幻想なのだ。

2012-05-29 03:32:43
酔宵堂 @Swishwood

だが、可能性そのものまでを否定する訳ではない。とは云え、それは歴史の闇に人知れず葬り去られた記録として程度なら存在もしようし(無論それは症例への対策としての資料としてではあるにせよ)、例外とてまた進化しないと決まった訳ではない。或いは試験的に、擬似的な感情を持たされた個体すら。

2012-05-29 04:06:30
酔宵堂 @Swishwood

その姿は必ずしもこう、と定まった訳ではない。マテリアル塊が知覚した、適度なサイズの小動物。これを走査し(恐らくは——吸収するのであろう)その構造に定着させる。共通するであろう外見上の特徴的な変容は白い表皮と紅い眼、同じく紅い斑紋。そして、一対の触角状の器官、と云ったところか。

2012-05-29 04:14:53
酔宵堂 @Swishwood

システム掌握、演算領域確保|系間量子接続、展開|各方面、状況知らせ|選抜基準因果線収束値、算出始め|当艦内該当者を走査|該当者、艦内に16名|標的の発生懸念値、200前後|要鋳造端末数、稼働4予備2|マテリアル確保、初次投入端末形式確定|Type6、鋳造開始|保全処置、開始

2012-05-03 03:44:08