フランク・ザッパ入門&生半可ガイド(1970年代編)
- terry_rice88
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ちなみにザッパが「ウ○コを食った変人」という都市伝説が広まるのもここでのヒットが原因のようですね。このアルバムではザッパが初めて全曲でメインボーカルをとってます。珍しいところだとタイトル曲で元Creamのジャック・ブルースがゲスト参加してたりもします。
2012-05-22 23:13:3038 St. Alfonzo's Pancake Breakfast/Father O'Blivion http://t.co/ag3iJ21C ここで紹介する2曲はメドレーでお聞きください。ものすごい速いテンポで細やかなパーカッシヴとベースがブリブリいう前半とさらに加速する後半
2012-05-22 23:15:49ROXY & ELSEWHERE(1974) ヒットを受けてバンドの勢いはさらに加速します。マザース結成10周年記念ライヴの模様を収録したライヴアルバムです。オーバーダブ&編集一切なしの超絶アンサンブルが聴ける、とんでもない一枚です。
2012-05-22 23:19:4939 Village of the sun http://t.co/EcFuex97 その中でも比較的穏やかでザッパの曲の中でも一、二を争うかのような普通の歌詞の一曲w ザッパの曲ってシモネタやパロディ、アメリカ、ドラッグ&時事批判の歌詞が多いのです。
2012-05-22 23:23:2140 Echidna's Arf (Of You) http://t.co/X9uevuEL さあ、やってきました。狂気の沙汰、超絶アンサンブルその1です。次の曲とメドレーになってますが、終始ユニゾンする旋律がどう考えてもおかしいw
2012-05-22 23:25:4741 Don't You Ever Wash That Thing? http://t.co/l5SzE5kM 超絶アンサンブルその2。ツインドラムにパーカッションといったリズム隊(内一人はセッションドラマーとして有名なチェスター・トンプソン)の掛け合いが楽しい曲。
2012-05-22 23:29:2642 Cheepness http://t.co/wnEFIha5 ザッパはモンスタームービー(怪獣映画)好きとしても知られてますが、そんな愛が伝わってくる曲ですね。ちなみに息子にラドンって名前つけるくらいに好きな模様w
2012-05-22 23:32:13ONE SIZE FITS ALL(1975) そして一年後。この時期の最高作がこの邦題「万物同サイズの法則」という名のアルバム。布陣は先ほどのライヴ盤の最強布陣で録音されたスタジオアルバム。
2012-05-22 23:39:1743 Inca Roads http://t.co/aju14JsH アルバム冒頭の一曲であり、このアルバムの代表的一曲。このアルバム全体を印象付けるかのようなコズミックなプログレッシヴロック。ギターソロは先のライヴでの演奏をスタジオ録音と編集して使用してます。
2012-05-22 23:42:34先ほどのライヴ盤、曲の編集、オーバーダブはないのですが元のライヴからは曲を間引いたり、このように編集してスタジオ録音に組み込むということをしてたりしてます。ザッパが結構良くやる手法ですね。
2012-05-22 23:45:0344 Andy http://t.co/EsVp1HTz こちらはアルバムのクライマックス曲。こちらもライヴで見せた鉄壁のアンサンブルが奏でるメロディの洪水が迫る一曲。ちなみにザッパのヒーローであるブルースギタリスト&シンガーのジョニー"ギター"ワトソンも参加してます。
2012-05-22 23:49:18このアルバムでプログレッシヴジャズロックサウンドの完成を見ると、ザッパは次のフェーズへと進み始めるのですが、誰が見ても72~75年ごろのザッパは演奏陣&楽曲ともに最充実していた時期なのは疑いがありません。本当にここまでのアルバムはほとんど名作であるのも頷いていただける事でしょう。
2012-05-22 23:54:25BONGO FURY(1976) そして一年強の期間を経て届けられたのがこのライヴ盤。幼馴染(!)のキャプテン・ビーフハード(5オクターヴのダミ声を持つ芸術家肌の天才)との共演盤です。このアルバムからついに凄腕ドラマーとして名高いテリー・ボジオがバンドに参戦。
2012-05-22 23:57:29キャプテン・ビーフハートもザッパとは違った意味で変態的な大天才のミュージシャンですが、同時にマネージャーとのトラブルも多い御仁でこのアルバムもそんな牛心隊長の資金援助にザッパが手を差し伸べた形で実現したものです。
2012-05-22 23:59:2745 Corolina Hard-Core Ecstasy http://t.co/qiGiCDi0 いやもう、タイトルがおかしいくらいに吹っ飛んでる曲なんですが、これがまたカッコいいんですよね。イントロのギターからしてカッコいいしw
2012-05-23 00:00:5646 Muffin Man http://t.co/zwF3S5UV そしてこのアルバムのラストの曲。中盤から終盤にかけてのザッパのギターソロが神懸かってます。手癖の強いはや引きはテクニカルなものよりエモーショナルに聞こえるんですがいかがでしょうか?
2012-05-23 00:04:40ZOOT ALLURES(1976)ついに同じ月にもう一枚アルバムがリリースされてしまいました。ライヴ音源とスタジオ録音が渾然となっている一枚ですね。ちなみに76年はザッパが最初で最後の来日公演(大阪の厚生年金会館)をした年でもあります。行けた人が羨ましいですね。
2012-05-23 00:08:56アルバムはその大阪公演のライヴ音源が収録されており、さらにジャケスリーヴには「不乱苦雑派」(ザッパが日本のファンからプレゼントされ、いたく気に入ったらしいという逸話あり)の文字がプリントされたりもしてます。サウンド的には70年代前半の複雑が後退しシンプルさが目立つ形に。
2012-05-23 00:12:1647 Wind Up Workin' in a Gus Station http://t.co/jAPog7Xa 直訳すると「ガソリンスタンドで働くのやめちまいな!」一転して、結構パンキッシュな音ですが76年ですからね、まだラモーンズもザ・ダムドも出てきたばっかですw
2012-05-23 00:14:4748 Black Napkins http://t.co/tjFcAqSI で、このインスト曲が大阪公演のライヴ音源だといわれています。スロウなバラード調の美しい曲です。ほんとに生で見れた人がうらやましい・・・。
2012-05-23 00:16:5149 The Torture Never Stops http://t.co/2TFoOVe8 直訳「拷問は止まらない」SM趣味全開のへヴィバラード。凄惨な感じが出てて堪らない曲ですがザッパの代表曲の一つですね。ライヴの定番でもあります。
2012-05-23 00:18:40