フランス語 avec は 俗ラテン語 ap(ud h)oque からか。 イタリア語の con はラテン語 cum からだろうけど、仏語では音韻変化で cunnus > con などと同音になるから消えたのだろう。
2010-06-21 19:07:54それ本当ですか?スペイン語もconaでもともとconと同じ意味のはずですが、前置詞のcon残ってますよ。“@gotshu: イタリア語の con はラテン語 cum からだろうけど、仏語では音韻変化で cunnus > con などと同音になるから消えたのだろう。”
2010-06-21 20:02:14@inouedaisuke324 うんと、スペイン語の cona がフランス語の con と同異義ということでしょうか?それなら、スペイン語内では con と cona は異音異義語で問題ないと思いますが。 ソースというのは、具体的にどの辺りがご希望ですか?想像も含まれてますから
2010-06-21 20:08:44基本的にラテン語→仏語の音韻変化において、語頭音節とアクセント音節以外は全部落ちてしまうので、同音異義語だらけになり、淘汰されまくっているから、他のロマンス語で残ってるのに仏語で残っていないというのは珍しい話ではないのだよな。
2010-06-21 20:16:29@gotshu 単純に思ったのは、conで同音異義語になったんなら、スペイン語のconaみたいに(ちなみに、実際にはスペル違うんですがだせません)内容語の方が形変えて残るのが普通かと思ったのと、あとフランス語はversとverや、volerみたいに同音異義語許容範囲高いから
2010-06-21 20:39:51@inouedaisuke324 ざっと見た感じ スペイン語の coña は coño からの性が変わったもので、 coño はラテン語の connus からですね。前置詞 con はラテン語 cum からなので、音が一度もかぶってはなさそうですので、これは何の問題もないです。
2010-06-21 20:48:05@inouedaisuke324 綴りが一緒になる、というと語弊があって、フランス語の正書法が確立するのは古典期ですから、綴りではなくあくまで音の問題です。また、古フランス語の段階で、ラテン語の前置詞とはだいぶ音も意味も変わっていましたので、実は結構複雑な問題です。
2010-06-21 20:50:17@inouedaisuke324 それと con と同音になるのは例えば、 qu’on など一語とは限りませんし、あるいは他の語の一部であったりで、語レベルで済む話でもありません。cum と cunnus というのは一例にしかすぎません。
2010-06-21 20:55:35@inouedaisuke324 あ、あともしiPhoneお使いでしたら、キーボードでスペイン語を設定した上で n を長押しすれば ñ は入力できるはずですよ。
2010-06-21 21:00:52うへ、もう9時でやんの。 昨今の理論言語学もいろいろ基礎が大変だけど、通時言語学も生半可な知識でやると痛い目みるよ。同系の単語だからって意味が変わらないなんてことはない、というか大抵変わるしねぇ。
2010-06-21 21:04:34@gotshu まあ、仰ることはそのとおりなんですが、もともとab-hocに押されて、con使わなくなったかと思ってたんで、それが知りたいって感じですね。どこに書いてあるんだろうと思って。
2010-06-21 21:18:31@inouedaisuke324 ab-hoc ではなく apud hoc > ap(ud h)oque から、です。これは Le Petit Robert 2010 が出典です。普通は、ある表現が使えなくなることで、他の大体表現が発達します。
2010-06-21 21:25:49@gotshu 手元にあったフランス語とうじろんにそっちで書いてたので、それにしました。てか、女性器の意味のconが残ったから、avec使えなくなったのってどっか書いてあるんですか?語源そのものは、もちろん辞書引けば乗ってますが。
2010-06-21 21:42:49@inouedaisuke324 おっと、そうなのですか。しかし、 ad-hoc > avec の音韻変化はかなり厳しいです。 「con が残ったから avecが使えなくなった」とは言ったつもりがないのですが…
2010-06-21 21:45:54@inouedaisuke324 あ、「cunnus > con などと同音になるから消えたのだろう。」に対して、それが「avec の意味の cum > *con が使えなくなった」理由として書かれているかどうか、ということでしょうか?
2010-06-21 21:57:16@inouedaisuke324 もしそういうことであれば、「だろう」とあるとおり私の推測ですが、一要因ではあると思います。「con などと」と書いたのは、もちろんその一語のためだけではないだろうからです。con + 名詞だと、接頭辞の con- とも紛らわしいですし。
2010-06-21 22:01:16失礼、そっちです。てか、前者もあるんですか?“@gotshu: @inouedaisuke324 あ、「cunnus > con などと同音になるから消えたのだろう。」に対して、それが「avec の意味の cum > *con が使えなくなった」理由として書かれているかどうか
2010-06-21 22:05:17apud は Chanson de Roland の段階で od, (ot) (48例)になっていたっぽい。今の avec につながる avoec は2例。cum系列は一個もない…
2010-06-21 22:07:24“@gotshu: @inouedaisuke324 あ、「cunnus > con などと同音になるから消えたのだろう。」です。先に消えてた可能性もあるのかなと。
2010-06-21 22:21:08@gotshu なんでこの問題にこんなに夢中になるかって言うと、たぶんフランス語やって、それからスペイン語とかイタリア語やった人なら、一度は女性器のconがあるから、avec出てきたのかなと思うだろうし、個人的にもそう思ったから、調べて見たけど、誰もそんなこと書いてないから。
2010-06-21 22:14:18